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ダンジョンで無駄話すると死亡フラグだけど、何も話さないと仲の悪い集団みたいだよね。

お久しぶり……ではない。

主人公視点に戻ります。


前回、視点変更の記述を忘れておりました。

ご迷惑おかけして申し訳ございませんでした。


 領域調査開始、四日目。

 ただいま、敵の本拠地に突撃隣のお昼御飯するところでーっす。

 到着する頃には三時のおやつになってそうだけど。

 犯人の男三人が顔をつきあわせておやつタイムか。一応イケメンだから許されるな。私の守備範囲外だけど。


 とまぁそんなわけで、昨日までの調査で犯人を特定できたし、犯人の本拠地も判明した。

 敵の脅威度も想定できたし、想定の結果『私らだけでもなんかなるんじゃね。つーか余裕じゃね』ってことで原因の排除に向かうことになった。

 なので今、中ボスダンジョンになろうとして失敗した小悪党の巣に向かっているわけでございます。


 四日目でそれって早過ぎ? 事件は早期解決に限るって。

 自分の気持ちを自覚してから告白するまで単行本十巻以上必要な恋愛マンガじゃないんだから、サクッと終わらせないとね-。


「……あの、本当にこの方向で間違いないのでしょうか? 中心部から外れていっているようですが……」


 疑問の声をあげたのは新キャラのモブくん。紹介はあとで。

 でもモブの分際で私に意見しようとは命知らずなやつだなー。

 そんなに死にたいのか?


「エレアノーラ様がこちらだというのです。貴方は何も言わずに、ただ従えばいいのです。何様のつもりですか?」

「何か発言をしたければ、まずこの消臭ハーブを口に含んでからにしてください。エレアノーラ様に臭い息を吸わせるのですか」

「失礼いたしました……」


 執行するのはもちろんオリビエとサイアなんだけどね! あとサイアの持ってるハーブってば消臭効果のついでにしばらく頭がパーになっちゃう系のアレだけど! 注:医療用にも使われる合法なヤツだよ!

 もー困っちゃうよねーこの奴隷たちってばー。そんな脅すような真似しちゃってねー? もうちょっと平和的に生きましょうよ。平和的に。


「二人とも、そんな無駄なことする暇があるなら、もっと周囲に気を配りなさい」

「「失礼いたしました」」

「ほっ……」

「この男は、戻ったあと平和維持のための活動に従事する大事な人手なのです。今減らすわけには生きません」

「サースヴェール家の平和維持……って、Sランクオーバーの魔物の領域の防衛任務じゃないですか! 犯罪奴隷が真っ先に送られるので有名な!! 死刑のほうがよっぽどぬるいって言われるほどヤバイと有名な!!」


 そーだねー言われてるねー。

 ちなみに送られてから半年後の生存率は脅威の30%。思ったより高いでしょ。

 簡単に死んでちゃ防衛の任務だってこなせないし、そうポンポン死なせるわけないじゃないですかー。

 しかも生きて帰ってきたらどこの騎士団だって好待遇で迎えてくれるブランド力! 君も最前線で理想のボディを手に入れよう! 的なメリットもあるよ。


「モブよ、それが嫌ならしっかり働くことだな。成果によっては口添えしてもいい」

「わかりました……というかどっちにしろ従うしかないですし……」


 殿下にトドメを刺されて凹むモブくん。ちなみに今日六回目。もうボコボコに凹んでるね。


「それにしても、リバリス侯爵は何を考えているのか……」

「確か、侯爵は身内の者を優遇することで有名ではなかったでしょうか?」

「折を見て子息を再起させようと処罰を甘くした結果、今回の事件。先日のアイナ・ハリマーと子息が起こした事件で痛手を受けた侯爵が、これ以上のダメージは自身の進退に関わると判断。それで、今回の事件の隠蔽を計ったというわけですね」

「ううっ、何も否定できない……」


 みんなうんうんと納得してるけど、ここまで聞いても意味が分らないよね。解説しまーっす。


 まずこのモブくん。名前は無い。

 いやホントに。だってリバリス侯爵家の裏の部隊の人で、名前は消されてるんだよね。任務ごとにAとかBとかジョン・ドゥとか呼ばれるようなそんな感じ。

 だからモブって呼んでる。全員で。

 みんなからその呼び方シックリくるねって喜ばれたよ! 奴隷ズだけじゃなくって殿下からも!


 そのモブくんが所属してるリバリス侯爵家の現当主は、宰相閣下そのお方。

 宰相ってとこで気付いたかもしれないけど、そいつの息子はこないだのアイナ・ハリマー自作自演事件で先頭に立って私に突っかかってたヤツです。

 あの事件のせいで実家に連れ戻されて、宰相子息は病気療養という名目で幽閉された。

 ……というのもただの建前で、実は実家で自由にしてたらしい。処罰を甘くしたっていうか処罰してないし!


 んでそいつってば、何をとち狂ったのか家を脱走。こんな事件起こすというものすごいヤンチャっぷりを披露しやがった。

 あんな事件に関わった子息をまともに処罰してなかったどころか逃げられたと知られれば、大問題間違いなし。こないだのアイナ・ハリマーの件だって結構叩かれた(所詮学園内でのことだけど、殿下と私が関わってたし人数が凄かったから、実は学園外でもそれなりに騒がれた)のに、これ以上問題起こしたら宰相の地位だってヤバイ。

 なので、宰相はモブくんたち裏部隊を隠蔽工作のために派遣したというわけです。


 まぁここまで言えば大体わかるよね。

 私たちがここに調査に来たとき、怪しいやつにストーキングされたでしょ? 裏部隊ってのはあいつらのこと。

 私たちが魔物の領域を調査して、『自分らが隠蔽するより先に子息の元へ辿り着いちゃったらマズい! でも殿下に手を出すわけにいかないしどうすりゃいいの!? とりあえず監視はしとけ!』というわけ。

 殿下効果がこんなところで生きてくるとか。殿下を人選したのは学園長だし、ここまで知っててやったな?


 ポンポン新事実が発覚してんなーって思うでしょ。もうちょっと手順踏んで解明して行けよって思うでしょ。攻略本でも読んだのかって思うでしょ。

 大丈夫、私も思ってるから。


 裏部隊とリバリス侯爵家に関する情報をゲットしてきたのはオリビエ。

 昨日、オリビエと殿下にストーカーのこと調べてきてねーって軽くお願いしたら、ガッツリ調べてきやがった。

 ホントにね、お前が黒幕か? って言いたくなるくらいガッツリ。

 ぶっちゃけ全く期待してなかったのに。殿下にそんな技術ないだろうし、オリビエだってそこまでできないだろーって思ってたし。

 しかも殿下置き去りにして一人で調べてきたとか。あんた何やってんの。


『女性だけの情報網というのは、ある意味ではどんな情報網よりも凄いのですよ』


 ああはいそうですか……。

 まぁでも言いたいことはわかる。

 ほら、夜会に出ただけで何故か愛人関係から借金の金額まで把握してくるスーパー夫人とかいるでしょ? あんな感じ。

 このメンバー(先生含む)の中で一番マトモな貴族をしてらっしゃるオリビエは、そういう方面でものすごーく優秀だったというわけです。


 裏部隊だって腹は減る。腹が減れば買い物だってする。買い物すれば人の目に付く。

 そのことについてお店のおばちゃんズとか酒場のおねーさんズとか街中で遊んでるおちびちゃんズからお話しを聞く。

 その情報をもとにオリビエの実家に連絡。実家の諜報部隊にちょこっと探りを入れさせて、相手がリバリス侯爵家の裏部隊と判明。ついでに関連情報も収集。

 やったのはそれだけだってさ。


 いやいや“それだけ”でできるもんじゃねーから! どんな情報収集能力だよ!! ウチの家の諜報部隊とタメはれるんじゃないの!?


『ふふっ♪』


 怖っ!

 私の下着のデザインを全て把握してても驚かないよ!

 あ、ゴメンナサイ。やっぱり驚きます。でもって暴露はやめて下さい。フリフリがバレたら死にたくなるんで。

 ま、まぁそんなわけで、ストーカー共の正体が判明したわけです。


「モブ、不安に思うのはわかるが安心するといい。方向は間違っていない。私が保証する」

「私も保証する」

「は、はぁ。疑ってるつもりはなかったんですが、学園の教師であるお二人からもそう言ってもらえると安心します」


 ほらー先生二人だってこう言ってるじゃーん。

 だから大船に乗ったつもりでいなさいってばー宇宙戦艦クラスの大船でー。


「しかし相変わらず真面目過ぎる結界だ。自分がどこにいるか丸わかりではないか。実習に真剣に取り組まないからこうなる」

「頭デッカチ」

「父親もこうだったな。そのくせ宮廷魔法士長になどなるからそういう輩が増える。嘆かわしいことだ」

「あいつ、ウザい」


 おおう、ボコスコに言ってるね二人とも。

 気持ちはわかる。一回だけ会ったけど、あの程度の力で宮廷魔法士長になるんじゃねー。


 はい、宮廷魔法士長というワードにピンときた人。ピンときても11○しちゃダメだからねー?

 父親がーって言ってる通り、宮廷魔法士長子息も今回の事件に関わってる。コイツも脱走しやがった。

 はい、宰相子息と同じく、アイナ・ハリマー取り巻き三人衆の一人ですねー。

 ここまで来たら予想つくだろうけど、三人目の騎士団長子息も脱走してる。お約束だね!


 つまり今回の事件は、その三人が犯人なんだよッ!!

 

 ~ここで窓を開けて『なっ、なんだってェー!!』と全力で叫んでから続きをどうぞ!~


 あっさりオリビエに尻尾掴まれる程度のリバリス侯爵家の裏部隊だけどさ、そこまで無能って訳じゃない。……はず。宰相子息を逃がしたうえに、まだ捕まえてないんだから説得力ないけど。

 そんな部隊が私たちより先に現地入りしててまだ隠蔽できてなかったのは、単純に犯人の元へ辿り着けてなかったから。

 なんで辿り着けなかったのかと言えば、結界で隠されてるから。

 その結界を張ってるのが、宮廷魔法士長子息というわけですねー。


 だ・け・ど・も。

 宮廷魔法士長子息が張った結界程度、裏部隊は誤魔化せても、私が見破れないはずがない。


 この世界の結界には色んな種類の結界があるんだけど、何かを隠したい隠蔽系の結界は、そもそも『そこに結界がある』って事を知られること自体がアウトとされてる。

 そりゃそうだよね。隠したいのに結界があるってわかれば、そこに何かあるって教えてるようなもんなんだし。

 だから周囲の魔力と馴染ませたりして結界なんてありませんよーって感じにするんだけど、そこが魔法士の腕の見せ所。

 腕のいい魔法士ほど見つけにくい結界を張る。仮に見つかっても、隠したいものに辿り着けないようにする。それが一流。


 でもこの結界は三流。教科書読んだだけで実戦に出たことない人間の仕事。

 周囲との馴染ませ方が雑だからすぐ結界の存在に気付ける(実は初日に気付いてた)し、真円形に結界張ってるから結界の中心地もバレバレ。

 結界自体は高度だから裏部隊は誤魔化せてるけどね。知識はあっても技術がない典型例だってばこんなモン。


 もしかして結界の中心地と本拠地は別にしてるのかな? って考えて昨日一日調査したけど、当然そんな凝ったことはしてなかった。

 もう自分たちの居場所を教えてくれてるようなもんだねこれ。意味ないわー。


 それで昨日、本拠地わかったよーって帰ったら、オリビエも犯人グループわかったよーって言ってきた。

 情報は揃ったし、あの三人なら大したことなさそうだから本拠地叩こっか。

 ついでに裏部隊も連れてこ。コソコソされるより手元で監視したほうが楽だし。(でも全員連れてくるのは面倒だったから残りは閉じ込めといた)

 じゃ、そういうことで。


 というわけでモブくんを連れて突撃しているのです! 以上解説終わり!


「それで、あの三人が何をしているのか、本当にわからないのか?」

「はい……森がこの状況なら、イシトース家のご子息が中心にいると思われるのですが……」

「隠しているのだな。宮廷魔法士長のしそうなことだ」

「その通りです。イシトース家と宮廷魔法士長に何を聞いても『そんな事実はない。息子は屋敷で療養している』の一点張りで……」


 お、さすがにイシトース家が中心にいるってことには気付いてたのね。ちなみにイシトース家は宮廷魔法士長の家。

 この森の魔物がおかしくなってるのは、三バカの本拠地から漂ってくる怪しい魔力が原因っぽい。

 これがもう濃さとか質とか波長とかぐっちゃぐちゃな魔力。そりゃ植物の魔力含有量も増えるし魔物が急成長しますってば。

 だから宮廷魔法士長子息が中心になって何か魔法実験的なことをやってるのは間違いないんだろうけど、バカ親が逃げられたのを隠してるから、子息がやりそうなことを聞き出せないし調べられないらしい。

 サフィの言う通り、ウザいわー。


「騎士団長のほうは?」

「こちらもわからないそうです。特に何かを持ち出した形跡もなかったようで、調査資料も見せて頂きましたが不審な点はありませんでした。それと騎士団長から『見つけ次第、切り捨てて構わない』と言われています。騎士団長本人も、子息が見つかり次第、団長の座を退くそうです」


 幽閉してたのが逃げられちゃったわけだもんね。逃げた子息が何をするのかは置いといて、当主としては責任取るよねー。

 まだ団長を退いてないのは周囲から引き止められたからだろうね。宰相と宮廷魔法士長の二人と違って人望あるし。

 唯一まともというか馬鹿正直すぎる人なんだよね。団長辞めたらウチで雇おうかな? 喜んで最前線行ってくれそう。


「あの三人、本当に何を考えているのか……」


 やれやれ系の溜め息を吐く殿下。今から疲れてたら持たないよー?

 気持ちはわかるけどさ。ろくでもないこと考えてることは間違いないし。

 ていうかこの三人が揃ってるってわかった時点でイヤな予感しかしない。あーメンドクサ。


「殿下にもわからないのですか? あの三人と一緒に居る姿を、よく見かけましたが」


 サイア、わかるわけないってば。


「一緒に居たつもりはない。あの三人が勝手に寄ってきていただけだ」

「そ、そうなのですね」


 ほらねー。

 私の取り巻きモブ連中と一緒みたいなもの。こっちは用事も興味も一緒に居る理由もないのに、向こうが勝手に寄ってきて近くで騒いでるだけ。

 そんなやつらのことを殿下が知るわけない。


 学校は将来のために家と家の縁を繋ぐ場所だから、ちゃんと生徒同士でコミュニケーションしとけと大抵の親は言うだろう。

 殿下(と私)にそんな余裕があるわけないだろーーー!! むしろ可能な限り逃げまわるに決まってるってーの!!

 おかげでスルースキルと逃亡スキルは鍛えられた。間違いなく。

 だから知らないやつのことはとことん知らない。というか興味持ってると思われたら面倒なことになるので、知りたくない。


「念のためお聞きしますが、殿下。あの三人の名前は覚えてらっしゃいますか?」


 あー。それ聞いちゃう。聞いちゃうんだオリビエ。


「家名は覚えている。何かと言えば口にしていたからな。だが名前のほうは覚えていない。三人とも初めて会った際に父の役職しか言わなかったし、私も興味なかったからな」


 ですよねー!! 今まで不自然なまでに名前が出てこなかった理由はこれなのでーっす!!


 あいつらの名前、私も知らない!!


 いやまぁ半分冗談なんだけどね。知識としては知ってるってば。

 でもこっちの貴族社会では『お互い名乗り合って初めて知り合い』っていうルールがある。

 だから学園から出発する前に、殿下とサイアはお互いの名前を知っていても、改めて挨拶を交わしたわけだし。


 だけどね、実はあいつらから名前聞いた覚えがないんだよ。私は名乗ったけどさ。

 入学初日の挨拶の時だって、『リバリス侯爵(・・)(←ここを強調して発音する)家、宰相(・・)(←もっと強調して発音する)子息です。お見知りおきを』とかその程度だった。マナーの勉強やり直してこいって本気で思ったよ。

 そういえばあのときの騎士団長子息。あいつ脳筋過ぎてマナーがわからないから、自分より先に挨拶した宰相子息のやり方を真似してやがった。家名以外、一言一句違わなかったから間違いない。


 オリビエ、その辺のこと知ってて聞いたよね。やっぱりって顔してるし。驚いてるのサイアだけ。そのサイアは三人と接点が無かったし、本気で知らないんじゃないかな。

 でも先生二人は覚えてるはず。先生はそんなルール関係なく、生徒のことは覚えないといけないし。


「……?」


 あ、サフィってばクエスチョンマーク浮かべてる。まぁサフィの授業は取ってないから仕方ないか。


「居なくなった者の名など忘れた!」


 フェルドマン先生もかい! 興味のないことはどうでもいいって性格だから無理もないけど!

 最悪の場合でも家名を覚えてればなんとかなるし、これでいいっちゃいいのか。

 そして『マジですか……』って顔するモブくん。正しい反応をありがとう。

 そんな君にご褒美をあげよう。


「到着しました」

「……はい?」


 唐突に告げた言葉にまたしても良い反応してくれるモブくん。コイツやるな。

 でもその反応は仕方ない。今居るこの場所は、森の真ん中で不自然に開けた広場だとか、怪しげな大きい木が立ってるとか、大穴開いてるとか湖があるとか、いわゆる“それっぽい”雰囲気なんて微塵もない、森のど真ん中。

 そんなところで到着したって言われても、『はぁ?』って思うのが普通。

 なんだけどー、


「あの木を境にしてもう一つ結界があります。これは見た目を誤魔化す効果もある結界ですので、先に進めば本当の姿が見えるでしょう。結界を越えれば、相手にも気付かれますが」


 ただの森に見えるのは、見た目だけ。

 踏み込んだら向こうにバレるようになってるから、即座に対応してくるはず。

 逃げるのか戦うのか自爆するのか知らないけども。


 だからここからどうするかは、指揮官次第。


「では、始めるか」


 殿下の低い声が聞こえると同時に、全員が戦闘態勢に入った。





ストックさんのライフはもう少しあるので、間に合えば明日も投稿するかも……。



言い忘れてましたがジャンル改定に伴いジャンルが変更されています。

さすがに九割恋愛かと言われると無理があるよなぁと、今更ながら。

とはいえ今後の展開に変更はありません。


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