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登場人物紹介

 川浪凪沙:ナギ

 玄関を開けたら異世界だったハタチの女子大生。友人たちいわく大雑把で神経図太い。目的のためなら努力は惜しまない性格をしている。視力と記憶力はいい。

 黒目黒髪。見た目は小柄で華奢。つまり胸はない。容姿は中の上、上の下くらい。目が大きく、童顔。しかし幼なじみに美少女がいるせいで自分は地味だと思っている。そんな感じで素材はいいけれど、清潔感以外に身なりに手はかけないタイプに成長した。よって身につけるものはシンプルなものばかりだが、実はひそかに可愛いものが好き。

 こちらの世界では“時空の迷い人”という存在で、その特徴として底なしの魔力保持というチート能力を持つ。ただ、残念なことに本人の意思で使うことはできず、彼女に触れている他者しか使えない。

 家に帰るのを目標として頑張っていたが、恋を知ってからは、家に帰りたい気持ちとここに残りたい気持ちの間で揺れ動いていた。


 カイ・ディルス

 傭兵。32歳。褐色の肌に金目銀髪と色合いは派手であり、且つ一定以上に顔立ちも整っているが、背が高くゴツい上に無精ひげを生やしているため、ナギには初見でおっさん扱いされていた。酒豪。ナギのことを魔力目当てで攫われてきた子どもだと思い保護する。

 魔法は一切使えないが、魔力感知には長けている。得物は剣。祖先に“時空の迷い人”がいたため、その存在に罪悪感を抱いており、ナギを守ることで贖罪に代えようとしていた。

 なお、“カイ・ディルス”は通称で、本名は“カイアザール・ディルスクェア”というらしい。実家であるディルスクェア家は、魔法使いを三代以上出し続けて貴族となった魔法貴族。次男。

 なお、ナギと想いを通じさせてからは、独占欲をバリバリと発揮している様子。結構溺愛気味。


 クロム

 ティガンという種類の幻獣。見た目は完全に羽の生えた虎。火の魔法が得意。カイが幼い頃からの家族。

 実はこう見えて卵生。雌。


 バルルーク・ゼウェカ

 ニーニヤの職業ギルドのギルドマスターを務める魔法使い。見た目は髭を三つ編みにしている小柄な老人だが、実力は生半可な者には負けないほど。イセルルート大陸出身のため、ナザフィア共通語とイセルルート共通語の両方を話せる。魔導師団に勧誘されるくらい強かったが、エリートぶる団員の魔法使いたちを嫌い、傭兵稼業を請け負う珍しい魔法使いを長年していた。水の魔法を得意とする。78歳。

 ナギの身分証を発行した際、迷い人であることを隠すため、手を回して自分の養女扱いとした。


 シャリル・ゼウェカ

 バルルークの妻で双子の母。65歳。元傭兵。ざっくばらんで元気のいい、かっこいい老婦人。


 ラズウェル・ゼウェカ

 ニーニヤの職業ギルドの職員。バルルークの息子。38歳。見た目は年食った王子様風だが、中身は単なる女好き。恋愛対象は成人である18歳以上60歳以下。サジとは一卵性の双子。

 人当たりはよく、交渉担当。


 サジエール・ゼウェカ

 ニーニヤの職業ギルドの職員。バルルークの息子。38歳。ラズと同じ顔をしているが、仕草と言葉遣いがオネエなため、見分けは非常につきやすい。幼女をこよなく愛し、成人後の女性と男性全般に興味がない。

 ナギからは女友達かお姉さんかというポジションで懐かれているが、本人は不服の様子で、虎視眈々と下剋上を狙っている。


 ハージナル・アゼレート

 ホースクルの図書館司書。36歳。厚い前髪と、その奥の丸眼鏡のせいで、顔がはっきりしない。ナギ曰く「もっさり陰険眼鏡司書」。

 私生児で、ディルスクェア家を恨んでいる。


 ライナ・ハーウェル

 ドルフィーの領主令嬢。18歳。ウェリンというイザフォエールの領主が婚約者。かなり押しの強い巨乳美人。そしてかなりの鋼メンタルの持ち主。


 ザルツェ・ウェリン

 イザフォエールの領主で、ライナの婚約者。57歳。美少女と名高いライナを、後添いに望んで強引に婚約した。魔法使いの領主として有名。見た目は脂ギッシュな、人相の悪いマシュマロマン。悪趣味。


 カザルフィアス・ディルスクェア

 ディルスクェア家当主で、カイの父親。70歳。爵位は伯爵。ここ2代に渡り魔法使いが生まれていないことを気に病んでいる。目的のためなら手段は問わない。


 オードリアス・ディルスクェア

 ディルスクェア家の長男。36歳。カイとは母親が違う。妻とは政略結婚だが、幼馴染みでもあるため仲はいい。


 ロイユーグ・ディルスクェア

 ディルスクェア家の三男。28歳。ラクトピアで騎士をしている。小さい頃はなんでも兄と半分こしたがっていた。


 アルディス・ディルスクェア

 オードリアスの妻。29歳。カイとは幼馴染み。


 シザーディアス・ディルスクェア

 オードリアスの長男。7歳。


 イェルク・フィスタール

 ヤークトの王城に勤める魔法使い。27歳。黒髪金目。銀縁眼鏡着用。顔面偏差値は高め。

 元魔法貴族で、出世欲が強い。普段は自身の研究室で魔法陣の研究をしている。魔力はなかなかに強い様子。

 他人に興味を持たず、淡白な性格をしているが、目的のためなら簡単に暴走する。

 現在、投獄中……のはずだったが、逃亡してナザフィア大陸へやってきている。


 ヌェト・ヨークセント

 ヤークト王国の魔法局局長。イェルクの上司。52歳。クセのある部下ばかりで頭が痛いが、本人も十分変人。


 ノイエ・ユーグレナ

 ヤークトの保安第五隊隊長。37歳。庶民の出で、苦労人。


 メルル・フーリエ

 ニーニヤにある宿屋兼食堂“黒猫亭”の女将。接客担当。右も左もわからないナギに、身支度など生活のことを教えた。45歳。

 実は元傭兵。得意武器は弓。子どもは娘2人。


 タイス・フーリエ

 “黒猫亭”の主人。厨房担当。得意料理は兎肉のシチュー。50歳。宿の名前は彼のあだ名から名付けられた。細身でちょっと小柄。

 元傭兵でカイの剣の師匠。バルルークとは傭兵仲間で、よくコンビを組んでいたらしい。

 実はタイス・フーリエは偽名で、カイが偽名を名乗るようになったのは、彼の入れ知恵。


 アヤ・マクレガー

 ナギのお隣さん兼幼なじみ兼親友。凛としたハーフ美女。茶色がかった緑の目が特徴。20歳。両親の教育の賜物か、ファンタジー大好きに育つ。

 ナギのことが大好きすぎて男に興味が持てない、残念美人。


 エドワード・マクレガー

 アヤちゃんのパパさん。42歳。会うたびに身長を測るのはやめてほしいと、ナギは常々思っている。


 エリカ・マクレガー

 アヤちゃんのママさん。39歳。外見は娘とそっくり。七海のお菓子の熱烈なファン。


 川浪聖司

 ナギの父親。53歳。穏やかな性格で、家族をなによりも大切にしている。節目節目で家族写真を撮るのが趣味。


 川浪七海

 ナギの母親。50歳。お菓子作りが趣味。おおらか。


 祝原真波

 ナギの姉。24歳。新婚ホヤホヤ。桐都とは同じ会社の先輩後輩。


 祝原桐都

 真波の夫でナギの義兄。28歳。普段は無口だが、興味があることには饒舌。

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