あたたかい目覚め、冷たい朝
未熟な文章ですが、宜しくお願いします。
朝、幸せな気分で目覚めた。
素敵な夢をみたのだ。
彼が愛おしそうにこちらを見つめる夢。
優しく私の名前を呼ぶ夢。
いっそ目覚めなければと思うほどの夢。
だけど目覚めてしまった。
無意識に乾いた笑いが落ちる。
あの笑顔は彼女に向けられたもの。
あの声は彼女を呼ぶためのもの。
私を傷付けるもの。
ねえ、気付いて。
彼女の横にいるから。
彼女が幸せに笑う横で泣きそうになってることを。
彼女と同じ瞳であなたを見つめていることを。
言いたいことのほとんどを飲み込んでいることを。
今日もいつもの1日が始まる。
夢とは真逆の冷たい朝が告げる。
ありがとうございました!