第2章5話
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俺達は、カノン領軍の本部の天幕に着いた。
すると、ギルドマスターがやって来た。
「戻ってきて早々何問題起こしてんだ!」
と拳骨を落とされた。
「痛てぇ。戦争を終わらした。功績者にこの仕打ちまじで俺、この国出ようかな?」
「は?お前何言ってんだ?それと後ろに居る奴らと肩に担いでる奴は誰だ?」
ポカーンとした表情をしながら質問してくる。
「敵軍の将と総大将だけど?」
苦笑いを始める。ギルドマスター。
「それとシルムに頼んだ事は出来てる?」
「あぁ、今集めて貰ってるが皆?って感じだが。今の所、シルムと他2人位手を挙げている。それがどうしたんだ?」
「ここでは話せないし、話していいのかも分からない。誰かに聞かれればまずい状況になる。下手すりゃ魔女狩りが発生する。根底が変わる。」
ため息を着きながら空を見上げるギルドマスター
「はぁ、わかった。とりあえずカノン伯爵に取り次いでやる。」
そう言うと、ギルドマスターは天幕に入って行った。
エミールはそんな俺に話しかけてきた。
「その根底が変わる話は私が聞いてもよろしいのですか?」
「むしろ関わりがあるのはお前とクロウだ。だからこそお前ら2人の立場を確保する為にここに交渉に来たんだ。聖女の称号を教会から貰ってるお前を処分すれば今度は宗教戦争まっしぐらだよ。」
そんな事を話していると。
「アロウ、許可が取れたぞ来い!」
俺は天幕に入ると。
そこには5人の人間とギルドマスターが居た。
「君が『殲滅者』の2つ名を持つ冒険者。アロウ君だね。」
カイゼル髭を生やした40代位の男性に話しかけられた。
「あぁ、自己紹介がまだだったね。私はブラムス・カノンだ。この街の領主をしている。それでは要件を聞こう。」
俺はクロウを肩に担いだまま。
「この戦争を終わらせてきた。捕虜は3人。クロウ・アトラス、エミール・ザジスあとは隣に居たメイド1人だ。」
「そんな、馬鹿な話があるか!貴様が参戦し始めてから3時間程しか経ってないぞ!」
周りに居たおっさん共から騒ぎ立て始める。
エミールは1歩前に出て、フードを脱ぎ
「ご紹介に預かりました。エミール・ザジスです。お久しぶりです。カノン伯爵。」
そう言うと、カノン伯爵は柔和な笑みを浮かべ、
「お綺麗になられましたな。昔パーティーでお会い致しましたね。」
そんな挨拶をした事から。
周りも本物と気付いた様だ。
「それで、アロウくん君の要求と懸念点を話してくれないかな?」
ブラムス・カノン。曲者が多い冒険者を自らの手腕でまとめてるだけあるな。と思い話し始めた。
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