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第1章7話

俺はこれからどうしようと思った時にこの世界には冒険者がある事を思い出し。


王都周辺は兵士が巡回している為、魔物も少ない上に貴族が多く住んでいて鉢合わせると嫌なので2つ隣にある新人冒険者に適していると言われているカロ町と呼ばれている所へ向かおうとしていた。


王都の外に向かう為の乗り合い馬車を探す為

王都の門付近の馬車の停留所にやってきた。


御者に声を掛けカロ町を通るかどうかと野営中の食事等の条件を聞き交渉しないと行けないからだ。

だがしかし子供という事もあり、吹っかけられたり門前払いをくらいどうしようと思っていた。


すると、1人の青年が声をかけてきた。

「坊主、カロに行きたいのか?ならうちに乗っていけ。」


歳は17、18歳位の男の青年だった。


「料金と条件は?」


俺は宿屋にいる時に皆敬語を使ってない事に気が付きそれ以来やめていた。


「大銀貨6枚で飯は自前用意だ。勿論料金には王都から出る際の料金込みだ。」


そう王都から出るには大銀貨1枚が必要だ。

どこの町にも入る時にお金がかかるが王都は出る時にも金がかかる。


唯一貴族は領地との往復が多いので免除されている。


そしてこの料金は格安だった。



「それでお願いするよ。お金は前払いで良い?」


青年はニッコリしながら握手を求めてきた。

「商談成立だな。前払いで頼むよんじゃ俺の馬車に案内するぜ」


俺は握手をした後青年に大銀貨6枚を渡すと馬車まで案内してもらった。



小さな6人乗りの馬車だったけどキレイにしてあって当たりだなって思った。


「これが俺の馬車だ。俺はサジだカロまでだと3日、かかっても4日だ。よろしくな」


「よろしく!俺はアロウ・ガ…あ、アロウだ。ただのアロウだよ」


「おし、アロウそれじゃあもう少し人が集まるまで馬車に乗って待っててくれ」


危ねぇ家名はもう名乗れないから気を付けないと。


その後待っているとお爺さんとお婆さんが乗り込んできて、15歳位の2人の男女が乗ってきた。

時間になったようでサジが戻ってきた。



「よーし、これから出発するからな。何かあったら声をかけてくれ」


俺は王都から出て1人で暮らしていく覚悟を決めながら王都の門をくぐるのであった。

評価して頂けると幸いです。


★ください……

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