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14話 検証


「それにしても、あの島が第二の異世界ならちょっとおかしくない」

 試食会という名の昼食を終えたところで三奈江が疑問を口にする。


「どういうことだ」とつかさが疑問を疑問で返す。


「あなたが使ったスキルは瞬間移動よね」

「ああ、そうだ」

 三奈江の言葉に士は頷く。


「瞬間移動に次元を跳躍する力なんてあったのかしら」


「確かに……、違和感があるな。

 あの島もこの世界のどこかにあるのか?」


「いや、それはないだろう。

 あれだけの大物がいればまず見つかっているはずだ」

 ボルハチが解体場のフタバスズキリュウを指しながら言う。


「けれど、この世界は広いわ。

 魔族領のどこかに未発見の巨大生物がいてもおかしくないのではないかしら」


「そう言われると可能性はあるかも知れないけど……

 私たちも冒険者としてあちこちまわったし、肉屋として世界中の食材を見てきたけど、あの巨大生物は見たことないのよね」

 三奈江の疑問に対しライラが考えを述べる。


「うーん、そうね……

 つかさ、ちょっとステータスを確認して見てくれない」

「ああ、かまわないが、突然なんだ?」

「私はリピートライフが発動するたびに新しいスキルを覚えた。あなたもでしょ」

「ああ、確かにそうだ」

「それは、リピートするたびに召喚の間へ再召喚されたからだと思うのよ。

 だったら今回、送還の魔法を使ったことで何か変化があったかも知れない」

「なるほど、それで新しいスキルか……

 分かった。確認して見る」


 士がステータスを確認する。

【ステータス】

 レベル55

 体力60740/60740

 魔力30985/60738

 攻撃力29294

 防御力29299

 機動力29287

 思考力28792

  運 28291


 【召喚時固有スキル】 

 言語理解(初回) 全ての言語を自動変換する。読み書きも変換する。切り替え可能。

 リピートライフ(初回) 納得できるまでやり直せる。リピート点は固定。パッシブスキル。

 鑑定(初回)レベル99 意識を集中することで対象の情報が分かる。

 真剣術(初回)レベル99 剣術の熟練度が早く上がる。剣への適性MAX。

 全属性魔法適性(初回)レベル99 全ての魔法に適性を持ち効果や威力を高める。

 アイテムボックス(2回) レベル99 レベル数の種類だけアイテムを収納できる。

 ステータス上昇率10倍(3回) レベルアップ時のステータスが10倍上がる。

 念動(4回)レベル99 意識を集中させると、ものを動かせる。自分にも適応できる。

 透視聴(5回)レベル99 遮蔽された空間内や壁の向こうを見ることができる。音も聞こえる。

 遠視(6回)レベル99 遠くのものを見ることができる。音は聞こえない。

 パイロキネシス(7回)レベル99 物質の熱運動を操作出来る。

 エンパシー(8回)レベル99 感情を読み取れる。

 タイムアクセル(9回)レベル99 自分の時間を周囲の時間から切り離し加速できる。レベル依存。

 ドッペルゲンガー(10回)レベル99 分身体を作ることができる。レベル依存

 瞬間移動(11回)レベル1 瞬間で移動できる。距離はレベル依存。

 (回数は何度目の再生召喚リピートライフ時の固有スキルかを示す。)


【送還時固有スキル】

 次元マップ(1回目) スキル獲得からのちに訪れた世界の次元マップを記録し、大量の魔力消費と引き替えに移動を可能とする。


【地球特有スキル】 漫画家レベル99 小説家レベル99 包丁職人レベル99 陶芸家レベル99 化学者レベル99 宝石・金属加工レベル99 料理人(和洋中)レベル99 医者レベル99 大工レベル99 引きこもりレベル99


「前回到達レベルを2つほど上回っているな。

 それに送還時の固有スキルを覚えたみたいだ。

 次元マップ、たぶんこいつのせいだな」

「私にも、同じスキルが付いたみたいね。

 ちょっと使ってみましょう」

「いや、待て三奈江!」

 つかさが叫んだときには手遅れだった。


 三奈江はその場にいた4人全員を第二の異世界のあの島へ転移させてしまう。

「なっ、ここが異世界か……」

「綺麗な砂浜ね……」

 ボルハチとライラは突然かわった景色に感嘆する。


「三奈江、魔力は大丈夫か。

 言い忘れていたが、俺は最初の転移で魔力3万近く持って行かれた。

 4人も飛ばせばかなり危険だったんじゃないか」

 士の言葉に、三奈江はステータスを見て魔力の残量を確認する。


「確かに4万ほど持って行かれているわね。

 あなたが私と転移したとき魔力3万ほど使ったことから概算すると、次元を超えるのに二万、一人当たりプラス5千の魔力が必要なようね」


「と言うことは、残量が4万を超えるまで回復しないと帰れないと言うことじゃないか」

「そうとも言うわね……

 まあ、夕方には何とかなるんじゃないかしら」

 士の言葉に対して、三奈江は楽天的だ。


「店は何とかなると思うが、解体場のフタバスズキリュウを従業員が見て腰を抜かすかも知れないな……」

「なんかスマン……」

 ボルハチのぼやきに謝るつかさであった。







【お礼】

ジャンル別・異世界転移転生・SF文芸その他で57位に入っていました。

評価いただいた方、ブックマークいただいた方、ありがとうございます。

引き続きよろしくお願いします。

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