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ラフィーの黙示録〜起きたら滅ぼされた世界で女の子になってしまった〜  作者: 瑠奈る
1章 [脱出!地下研究所]~その光景は夢のように~
2/15

01 [夢の終わり]

  ずっとその夢を見ていた。

  過去も現在もそしておそらく未来も。

  何故かずっと同じ夢を見るようになってしまった。

  その気持ちは憧れなのか後悔なのか僕にはわからない。

  そしてついに現実も夢のように、同じ日々を繰り返すようになってしまった。

  夢も現実も明日になったら記憶の中に溶けてしまう。ならば現実も僕にとって夢の延長線に過ぎない。そして僕は、夢からも現実からも逃げてしまいたい。どっちも耐え難いなのだ。


  『...起きる時間ですよ...早く起きないと遅刻しちゃうよ』


  あ...またその声だ。優しくてとても安心感がある。暖かい声だな...しかしお願い、()にその先のことを見せないで、お願いだから夢から覚まして!

  でも夢から目覚ましたら、またその現実に...嫌だ!どうして!どうして僕はこんな苦しい思いを繰り返さないと行けないのだ!どうして!どうして!しかしいくら尋ねても答えは返って来ない。

  意識が徐々にクリアになってくる。嗚呼!また目覚ましてしまうよね。


  おはようー 変わらない日々......のはずだったが


  知らない天井?


  目を擦ってもう1回確認する。

 .

 .

 .

 .

 .

 知らない天井だ!


  「えっ?!?!」


 

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