蛇ときつぬのタッグバトル(協力するとは言ってない)
「やぁ!」
きつねが自らの異能により出した日本刀を人形のバケモノの脇腹に突き刺し身体の中でぐるりと日本刀をひねり横一線に日本刀を振り抜きバケモノの身体をこの前の私みたいなAパーツとBパーツの真っ二つに分けてバケモノの上半身がずるりと地面に落ちる
人間だったらだいたい即死して運善く焼き豆腐メンタルで生きていたとしていても助かる見込みなんざ無くただ死にいくのを待って寒く怯えるだけになるのだがそこはバケモノである
沢山のちっちゃいどうでも良いような生命体の集まり、わりかし高めの生命力で上半身だけが這って歩き出し(歩き出せその腕で)バケモノのBパーツこと下半身との戦いを繰り広げていたきつねに襲い掛かる……………下半身と戦う、字だけ見たらエロいな
んで、Aパーツであるバケモノの上半身くんが近づいて来たのを気付いたB津ぬは下半身Bパーツとの戦闘を止め、バックステップを踏んで下がり両手で突き殺すために構えていた日本刀を右手でぐるりと一回転さして逆手で日本刀を構え直してバケモノの脳天に突き刺す
バケモノは電気ショックを受けたかの様に仰け反り一回跳ね上がりまた地面を舐めさせられた跡にきつねの強烈な蹴りで飛ばされ、用水路の壁に叩き潰されて地面にぐちゃみそで落ちた…………ヒュー、やるねぇ
ズバァ
と、大立ち回りを繰り広げるきつねの後ろの水から古来ゆかりのバイオハザード、ゾンビ映画の様にバケモノが現れた…………………定番ってやっぱり良いよな
「!!」
さぁどうするきつぬ!大ピンチだ!このままだと君はぬめぬめした気持ち悪いバケモノに身体を絡みつかされて身体中の血を抜かれて死んでしまうぞ!………………やっぱりこのテンションは私ながらウゼエ
心の私の問いに対してきつぬはこう答えた
「一筆流・三歩先行き(亜)」
一筆が痛い中二病的技名を呟くと逆手に持っていた日本刀を後半を見ずにバケモノに突き刺し、バケモノの体がくの字に体が折れたところに日本刀を両手で掴み引き抜き
「一筆・参連柱」
目に留まらぬ速さで一撃(痛い名前の技名)に見える三回の突きを頭・胸・腹と言う私には関係無い人体の急所である場所をバケモノに放つ
バケモノは形を留め切れなくなりぐずぐずと崩れ落ちた
「はぁはあはぁはあ」
「んー、たっだニツのバケモ゛ノをぶっ殺しただけで息切れかよダラシネエナ」
「いや、蛇さんこそ何にもしないで見ているだけじゃないですか」
ハイ、マジレスうぜえー余裕ってヤツだよいわゆるそしてこの独白は若干の逆ギレを含みます。
ズルリっ
私の後ろの用水路曲がり角から新たなるバケモノが出てきた
「ここは゛私゛に任せやがれ」
日本刀のけっ先をバケモノに突き付けていた一筆を止めて前に出てみた
相も変わらず別に助けようと言う気なんざ無い、どうでも良いからそう言う懺悔(意☆味☆不☆明)
さてここいらでバケモノの見た目について説明しようじゃないか
こいつの見た目、一言で言うならばキモい…・………私の言えた事じゃないが
なぜなら体がなんかぐにゅぐにょとした何かでうねうねと蠢いているからだ、んでよく見てみると何かちっちゃい生命体的な何かで集合している
死亡した用務員は身体中の血が抜かれて干からびて死んでいたの事
ここでクイズを一問一答で問おうじゃねえか血を吸って生き物わ殺せてきめえ畜生な生き物は何でしょうか~~?
血を吸う生き物の例、
蚊、吸血鬼、蛭、チュパカプラ、ウエスカブラ、ブッチャクラ、ハシボソガラパゴスフィンチ
シンキングタイーム
ちっちっちっちっちっ(・ε・` )
囚虜ーう
蚊はとある異世界だと巨大なサイズのがいますが裏神保町のはちっちゃいでーす
吸血鬼のクソ共は高貴(笑)を未だに信じているから用務員みたいな男の血を吸わねえ
チュカバクラはこの裏神保にもいるけどこんなエグい見た目をしてねえし口が悪いがなかなか根が良い奴が多い……………例えば迷宮王が働いてる遊郭のトモミちゃんとか
ウエスカブラとハシボソガラパゴスフィンチは地球のアイルランド辺りに住んでいるが裏神保に居ない
ブッチャクラは今、私が考えた生き物で丸っこくてたぶん鳴き声が可愛い
即ち答えは蛭でーす
バイエハザード0的な蛭集合体人間だよ!
まぁ基本的にどうでも良い
さーてさてさて、私は前に右手にスナップを利かせて持ってる鉄パイプを振り回して歩き出す
「んーふっふっふっーふぁーふぁーふあふぁー」
口のすきまから息が漏れまくる様に名前にお米が入ってる国の国歌を鼻唄を歌う……………口から息が出てるから歌ってると同義
「秘密兵器だぜ」
余ってる左手で片手装備をバケモノ蛭人間に向ける。
それは私の身体を十分にガードくらいの大きさで透明で攻撃を受け流す様に程よい湾曲を描き上部にはpoliceとゴシック体で書かれていた
警察の機動部隊がよく使う透明ジェラルミン盾である
お値段、10万円(裏神保価格)………………本当に裏神保の質屋は最高だよ斎藤だ
蛭バケモノ人間が私に向かって襲い掛かってくる
その昔偉い人はこう言った
「防御は最大の攻撃でありしなり」
ジェラルミン盾で蛭人間の体を受け止める………蛭バケモノは愚者っと拡がる
機動隊が使う最新のジェラルミン製の盾って透明だから蛭のキモい姿が見えるわ………げろ吐きそう
更に怒りにより解脱したガンジーは言った「非暴力は何も生まずただ失うだけですが暴力は破壊を生みますがその後に創造が生まれます、つまりイギリスに抵抗するには暴力しかありません銃を手に取りましょう」
「うぉらあよ!」
私は叫んでジェラルミン盾に身を隠す様に構えて用水路の壁にシールドを叩き付ける
ガンッと言うジェラルミンと軟体生物の蛭が潰されるぐちゃりとした音が用水路に鳴り響く
「死にやがれぇ!」
追い討ちをかけるように壁にジェラルミン盾の曲線に合わせるようにをぐりぐりと擦り付ける
バケモノ蛭が死にたくなさそうに潰されていない部分が細い触手状になり私の顔面に襲いかかる………………エイリアンVSプレデターのフェイスハガーばりに
それに対して私は首を伸ばして大きく口を開けて噛みつき、引きちぎり、口で背酌して、暴れてるが、擂り潰してごくりと飲み込んだ
15回ほど押し付けてすりつぶしたらバケモノ蛭は完全に全部死亡したのでぐちゃみそになった
「これ゛がジェラルミン盾の威力だぜ」(ドヤ
「ジュラルミンじゃないの?」
「えっ?そう゛なの?」
「そうですよ」
「ちょっと確゛認して゛みるわ」
私はトランシーバーのダイヤルを廻してリーダーのチャンネルに合わせるなり
「な゛ぁリーダージェラルミンかジュラルミンどっちが正しいですか?」
「ジュラルミン」
そう言ってリーダーは通信を即座に切断した
「マジかよ間違ってた……うぇあぉう」
うっかり助米みたいなノリでテヘペロ☆をしようとしたら胃袋の奥から熱い液体が昇ってきた気がたと思う前に口からゲロを吐いた
ついさっきまで体の一部で普通に必要なパーツであった胃袋の胃液の湖のなかには青色の蛭が跳ねている…………………私の蛭は緑と黒のストライプ柄であって青色では無い、こんなエグい見た目をしている生物が私の体内パーツの一つのはずじゃない(棚上げ)
「……大丈夫ですか?」
少し引きながら心配してるだろきつぬよ?
「ナメプって強者の特権だよな」(キリッ
「何言ってるんですか」
きつぬにまともな台詞を言われた……………ゲロ吐いてんだからちょっとくらい話合わせるなりして優しくしろよ、私ショック
蛇ときつぬのお話は後日書いて追加するから許してくれよォ!