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スプラッターガール蛇の日常(バトル者)その1

 私は、今際立っている岩肌をロッククライミングしていた。


 三十分ほど頭カラッポにして手足動かしたらとわりかし高い場所にまで登ったようで大地に生えている原生林が広大な大地を私に与えてくれる。………………感動的になんかならないけどな。


 わりかし強めの酸性を持つ雨が私の肌を溶かそうとするが服やシルバーアクセサリーの術式コーティングによって防がれている、ピリピリとした痛みを多少感じるけど何の問題も無い…………短パン履いてくるんじゃ無かった脚だけ防御不足だぜ


 まー分かってると思うがこんな所、地球上や裏神保にも無くこの世?に腐るほどある次元の1つの世界だ

 世界の名前は、知らねえし興味が微塵も無いから知る気もない


  迷宮王から指令を承けた私は、そこらへんで雑貨屋で高純度スピリタスを複数購入して作業をした後、別の次元ゲートを通って仕事現場のこの次元までやって来てすたこらさっさと迷宮王に指示されたポイントまで歩いて行っている


 あークソうっぜーなこの雨、体に雨が打たれて服が重くなって怠すぎる。

 レインコートを着ても隙間から入って来るしフードがいちいち後ろに捲れてフードの役割をしていない、欠陥品をつかませやがったな悪運商会のクソ野郎が…………半値以下に値切った私が悪いが


 だいたいさぁまだなのかよ頂上、ダルいぞ帰りてえよ。


 迷宮王「大丈夫大丈夫密林入って百メートル程だからそれほど苦労しないよ」

 嘘つけ100メートルってのは横だげで縦方向のこの丘の存在は聞いてねえぞ

 あークソが山登りするんだったらグラップルでも持ってくりゃあ良かったよ………ジャージに短パンシルバーアクセサリー、斜め肩掛けカバンで山登りしてんじゃねえよなめすぎてるよ……登山家に失礼過ぎるんだろ私


 と思った時、左手が切り立った岩肌と違う平らな大地を掴んだ。


 よっしゃー!こんな所からさっさとオサラバだぜ!


 両手で頂上の岩を掴み体全身のバネを使い飛び上がる。


 飛び上がったらぶっ殺し目標であるソイツは、居た。


 ソイツは、巨大な木の姿をしていて根本に人が一人一体化しており木の周りに大量の蔦やよくわからない極彩色の植物が咲きまくっていた

 うわーみにくーい(棒)


 と、とりあえず私の事を棚に上げといて控えめかつ公正忠実客観的なマトモなコメントを申し上げておこうか。


 こいつが今回なぶっ殺し目標の植物クン、どうやら何処かの次元のどっかの国の科学者らしかったが何かよくわからない実験していたっぽくそれに失敗してあーなったの事…………知らねえけど


 はぁ?「っぽく」とか「らしい」とか「どっかの」とか「どうやら」とかのあやふやな情報過ぎるってか?

  別に私的には血が出て砕けて切れてぶっ殺出来てそれなりの金を受け取れれば関係ないしー。……………ところで血的なものってこいつは出るのか?


 それにこの木に一体化に同化しているのがおにゃのこだったら私の一体化吸収取り込みフェチが発動してすっごいエロくてくるけど男だと説明する気なんて起きないよーい、せいぜい錬金生物に不可欠で弱点な[不完全なる賢者の石](笑)が本体っぽい人間に付いているぐらいしか興味なーい



 「へいへい゛へーいおーいクゾ植物がよーぞんなにダセエ気持ち悪いお洒落な姿にな゛っちまっでどーしたんだぁ?時間時空間移動の実験で失敗して混ざって同化したのか゛ー?それとも究極の人類(笑)とかできっこねえ不老不死(爆)の実験で研究者魂かけて自分を実験台にでもしてっがよーかwww」


 裏神保で拾った鉄パイプを片手でくるくると回し大声で叫ぶとこちら側に植物人間が気づいてくれたのでそこらの蔦が私の臓物ぶちまかす勢いで突き刺さって来たので身を小さくして前方にローリング回避する


 さっきまでいたとこを見ると蔦は、けっこう深くまで地面に突き刺さりやっぱり臓物ぶちまかす勢いで突き刺して来るのが分かる。


 「取り敢えず前置きなんざよーどうでも良いんだよ私にとってただ一つ確かな事が一つあるならオマエは、沢山の人がら死ねって思われでる事だよ!!」


 肩掛け鞄から裏神保で買ったスピリタスに芯を積めて作った火炎瓶にジッポライターで火をつけてまだまだ居る蔦に投げつける


 植物は、避ける事を出来ずにただただ火炎瓶をうけてアルコールが燃え広がる



 「ひひひひひ火火否比碑、ひゃっはっはっはっはーーーー!!」


 私は、腹を抱えて笑い肩掛け鞄から火炎瓶を三本ほど投げつけて丘一面を火の海にする……………自然破壊だこりゃあ


 「このまま燃え尽きちまって死んじまえよぉ」


 これには、人間植物もガチギレしたらしく蔦で私を突き刺して八つ裂きにしようとしてくる。


 それを鉄パイプで殴りてけてぷちっと潰す


  ぐちゃっ ぐちっ ぐちゃっ


 「ヒャッハァーハー!直ぐに頭ぶっ潰して真っ直ぐぶっ殺してやんからなー!」


 酸性雨で勢い弱まった火炎瓶の炎の中に突っ込み最短距離で植物人間の本体まで向かう。


 が、飛び出た所を植物人間の触手に足が捕まりそのまま逆さに釣り上げられる。


 「おぃ!何や゛ってんだよ離しやがれ!」


 うわー恥ずかしいーよハリウッドが作ったアクション映画の様にスタイリッシュかつアクショナリティーに格好良く「私、参上」とやりたかったんだが失敗しちまったぜ、これってかなりの失敗談だな………本笑にでも投稿しようかな


 さっきの蔦のように鉄パイプでぶち潰そうとして打ち付けてもさっきの蔦とも違い、かなり太く潰すのは、無理なようだ

 粘液っぽい、つーか触手モノのエロ本で使用率がかなり高い緑色の粘液が顔にかかる


 コイツ、顔射しやがったぜ私の顔面処女を奪いやがったな………、殺す


 上を見るとしゃもじの様な形に広がってロープ位の太さで先に玉の様な物がついている真っ赤な触手が沢山生えていてそこから粘液が出ていた。


 あーあれだよあれ、確かその昔図書館に置いてあったドラえもんの植物不思議発見大事典でのってたな、あと烈火の炎に出ていた雑魚っぽい最高の悪役が使ってた植物っぽい

 えーと、それでターシーカ……皆が知っている食虫植物の一種でしゃもじの様なところで獲物を捕まえて赤い触手から消化作用のある粘液を放出して虫を吸収する生き物…………名前忘れたわ


 とゆーかさーそんなものに下半身捕まってる私ってわりかしエロくて危なくね?肉食動物に半呑みされているようなものだし。


 大体このパターンって粘液に媚薬作用があって私の体が徐々に火照ってきて触手が激しく強いプレイをしてきて口では、嫌いとか止めてとか絶叫しても本体はしてほしくて堪らなくて最終的にだいしゅきホールドする程度の苗床になったり


 もしくはリョナ物だったら私を何度も地面に叩きつけて骨折ったりした後、蔓とか触手とかで暴力的なRー18的なエロい何かをされてぐちゃぐちゃの肉塊になって肥料的な死亡バットエンドルート一直線で薄い本orグロゲー?


 あとこの粘液って消化作用があるからマニアなリョナラー向けの力が入らない体で虚ろな目を向けて段々と体が溶けていくのを自覚しながら消化吸収丸呑み同化プレーか何かパターン?


 流石に不味くね?と思った私は、逆さずりのまんま自用な左手で左肩を触れた。


 そこからみかんかバナナのビニール包装を破る様に肩の皮膚を裂き指を三本ぶっこみ段々と傷口を広げていき左手首まで自分の体に入れてゆき指先でモノを探していき少しすると指先にモノが触れて指先で掴む。

 食虫植物は、私を高い場所から叩きつけようとするだろうか?どんどん高さが上がってくる。


 うわーやべえこのままだったら地面に叩きつけられて骨の全身へし折られるリョナルートだわやだわー、これ位じゃ体がバラバラになるくらいで死なないでいけるけどガチで怠いから御免だよ。


 そんなのわやなんで突っ込んだ左手首を肩からバカ力まかせと大地球法則である遠心力にまかせて引き抜き私を捕獲している巨大な食虫植物を殴りつけると汚くズタボロに横一文字に切断する。


 私のヒロインピンチを救ったのは、何だってか?そりゃあこの前、親友(アホ)の狐画面から無許可で借りたナックルガード付きの日本刀だよ


 脚が捕獲されたままなので地面に大の字で落ちる、ぐちゃみそになるのかと思ったが食虫植物がクッションになってくれてうまい具合に助かる。


 おーアブネーナー別にグチャグチャかグチャミソになっても死なないで一日か2日ありゃあ何とか動ける程度に元に戻れるけどここでそうなっちゃったら死んじゃうし怠い


 「あ゛ー糞がダリい死ねよこのニーソは気にいってんのにテメエのクソ粘液で履けなぐなっちまヴかも知れねえよ死ねよ死ねよ死ねよ死ねよ高いんだぞ術式コーティングってやつはよぉう」


 脚を食虫植物から引き抜いて蹴り飛ばす


 うぇ、足がドロドロして靴下が肌に張り付いて気持ちわりいやっぱり捨てるか?

 日本刀を地面に突き刺しズボンの粘液をペッぺと簡単に落として顔をあげると今私を捕獲したRー18気味な食虫植物やら一発で足がもがれそうなハエトリグサさっき私の臓物をぶちかまそうとしていた蔦触手が私の廻り牽制する様に囲んでくる


 それに対して私は、地面にぶっ刺した日本刀を引き抜き、スプラッターポイントを減らし〈ZOO〉を暴発させない為にゲロを吐いて調節した


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