蛇とキシミント(ハートクラッシュる)
無意識の行動っつー者が人にはある
例えば電車に乗るために切符を買って電車に乗って直ぐ様、iPadを開いて遊んでいたとしよう
そして、降りていざ改札を通る時に切符が無くて焦りいざ見付かると何でこんな処にあったんだろうと思う場所に有ることがよくある……………………日常生活でよくあること
気が付かないうちによくわからずにやってしまう事、それが無意識の行動……………私的にはまるでもう一人の人格みたいな気がするから第二人格とかって言ってたりする(適当)
それが今、私の身に起きている
「速くライター出してくださいよ!間宮さん!」
私に迫ってきたバケモノ蛭人間を日本刀で突き刺し、三分割突き刺し切断をする
「あー五月蝿い、うるせえ、どうだって良いそんなに五月蝿いと見付かる物も見つからねえよ」
私はしゃがんで肩掛け鞄を漁っている……………探し物をするときには落ち着いてしゃがんで中を探った方が良いよな、それこそが人生の心理シリーズの一つ
周りは大量の蛭人間、多分ちっちゃい蛭人間ネスト何だろうなーって
「一筆・五月雨」
つき殺した後の後続蛭人間に痛い技名と供に5回ほど身体を突き刺して殺した
やっぱりこのきつぬって強いよな、だてにバウンティーハンターやってねえよ
それにしても見つからねえなあライター?
もう探すの諦めるか?めんどくさいし
バケモノ蛭のネストを同時攻撃して一ヶ所に追い詰めて別の殲滅班が虐殺る何て作戦だけど、火炎瓶無くても殺れなくも無いしな……………………クソ手間が掛かるけどな
そう心に決めて立ち上がるとズボンのお尻ポケットに何か違和感があったので探る
きつぬがまたバケモノ蛭を突き殺した隙をついて新手のバケモノ蛭がきつぬの腕に組み付く
「!!!」
おおっと、そんな至近距離だったら御自慢の異能から作りだした日本刀で突き殺せないぜきつぬ………………………とかって思っていたらきつぬは日本刀持ってる手でバケモノ蛭の顔面を殴りバケモノ蛭の腕が引きちぎれながら飛んで行った
おーそーいえばコイツの日本刀には棘付きのナックルガードが付いていたと思い出した…………きつぬから日本刀借りているんだから気付いても良かったよな私?
まぁどうでも良い、後ろポケットを探るとほら…………ありゃライターじゃなくてオータリングキシミントだったわ
「はあああぁぁぁぁ!!」
一筆は日本刀でバッサバッサと突き殺してる………大立ち回りだねえ、けど疲れが見えてるゼ
「一筆!鐵工嶄!」
たーらららーらー(カジュアルな私服を来てカメラ目線に歩く私
ぽわぁ(一粒食べるとはあ♪ってなって背景の色が変わるアレ
ポジティブが溢れだす!
弾ける爽快!オータリングキシミント!(キシミント持って良い笑顔で笑う
、あとウインク
…………………………………………全世界でユーザー数が2000万人こえている某大人気廃校学校復興偶像ゲームのGMの再現して見たけんどもどーも絞まらねえなぁ、やっぱりマキちゃん見たいに吹っ切れた風にやらねえとな私にはまだ恥ずかしさがある
あと、左目の方が大きいからウインクに違和感ありまくら
ニッコニッコニーぐらい綺麗な笑顔でやれるくらいにならないとな学校偶像に負けちまう………ミケネコは死にきってる目意外、完璧なニッコニッコニーをしたから私にも出来ると思ったんだけどな。
おっと一筆が苦戦中だな日本刀を逆手に両手で持ち思いっきり切り上げる技、鉄工斬でバケモノ蛭を切断して他のも突こうとしたらさっき腕についたバケモノ蛭の腕が分解して身体中にまとわりついてるな…………きっもーい
「ヒイイイイイイ!」
あうん、彼岸島的な悲鳴サンキューそっから力が抜けたような感じで失禁してくれれば満足だよ
「おい゛きつぬ、退け」
私は後方からきつぬのわき腹に回し蹴りをして横に飛ばしてズボンの右ポケットの上に付いているちっさいポケットに入ってたライターで着火した火炎瓶を投げつける
バケモノ蛭共は火に包まれてのたうち回りながら燃えていく
それにしても無意識の人格って怖いね特に意識しないで変な処に入れちゃったよ
ズボンのポッケに入れていたわけだからカバン漁っても気付かないよ
まだまだ炎の壁の奥にバケモノ蛭が居るんでライターのジャギィってしているギザギザパーツを親指で擦って火をつける
因みに私が使っているライターはジッポ何てポケットに入れてると簡単にアルコールが蒸発しちまうような日常使いに不向きな物じゃなくて近所の煙草屋で買った一00円ライター
ジョリジョリと歯車っぽいパーツを親指でやるヤツだが私のお気に入りだ…………こうゆうのだーいすき
肩掛けカバンに手を突っ込んで指と指の間に火炎瓶を挟んで取り出し三本にライターで火をつけて奥にいるバケモノ蛭に投げつける
「あっ火゛ゃッヒャゃッヒャ非ャヒャッ燃えろよォ!燃えルォよ!」
ここらへんの用水路一帯が火の海で包まれる
「うわぁぁぁあ!!」
きつぬが目の前で爆発した火炎瓶にバックステップを踏んで泣きそうになりながら避ける
バケモノ蛭は生命のバイオリズム情報通りに火と言うバケモノから逃げ出して炎のカーテンの向こう側に走り、逃れる、この私達が今いる用水路は一本道なのでバケモノ蛭らはこのまま殲滅班が待機しているところまで死に物狂いで走り殲滅されるだろう
バケモノ蛭共の巣を襲って指定されたポイントまで追い込む、これで私の仕事は終わりー
「………………包まれるぜ」
「目の前で火炎瓶を爆破しないでください!」
「異能持ぢだったらそれぐらい避けろ゛よ、文句言うなよダリィ゛」
「それでも酷いですよねいきなり蹴り飛ばして目の前で火炎瓶はぁ殺す気ですかぁ!」
「スタミ゛ナ切れたテメエを助けでやっだと言えよアへ顔ダブルピーズ顔芸○ーメンシャワーぶっかけア○メでありがとうございますって言えよ、こんな風にさあ
」v(>Д<)v
「なっなななっなに言ってるんですか!本当に!それに!蛇さんも女の子ですからそんな顔をしないで下さい!」
「うるせえ、やれよアへ顔ダブルピース」
「でーすかーらやーりませんって」
「ちぇっ感謝の意が有るんだったらアへ顔ダブルピースするものだろ」
「感謝してありがとうはしてますけどアへ顔ダブルピースには繋がりませんって!」
「ありがとう何で言葉は要らねえ゛よ、感謝を゛アへ顔ダブル゛ピースで軽く示゛すそれだけだ……………何゛も土下座し゛ろって言っままてる゛わけじゃないから出来るだろ?」
「私には軽くないですし出来ませんよ!」
「じゃあ投下交換だ……土下座しろよ…………13秒くらい」
「何で妙に詳しくて長い時間ですか!」
あーーーーーー、もうウゼエよコイツいい加減アへ顔ダブルピーズ顔芸○ーメンシャワーぶっかけア○メでありがとうございますってしやがれよ……うだうだやってんじゃねえよさっさとやって私を満足させろよ
見たいな感じで苛々していたら
『あ゛ーー、皆様ー、こちらー殲滅班の黒木ッス蛭はこちらに来たッス、これより殲滅開始ッス』『ギュラッ』『来たッスねぇ……花ァ!』『シュッ!』
無線から連絡が来た
「あっ!もう私達の役割は済みましたから早く戻りましょうよ」
きつぬが腕と声を上げて走って私から逃げ出す
「あ゛っ!きづぬ!テメエ、待ちやがれ!」
「いやですって!待ちませんって!」
あ゛ん?私の言うことが聞けねえだと………テメエがアへ顔ダブルピースすりゃあ完璧何だよ
単純過ぎるぜきつぬさんよぉ
「ダブゥピース、ダブゥピース」
「嫌ですってぇ」(泣き
仮面に隠れて見えないがその下には泣きそうに成っているって分かるぜ、
けど止めない、アへ顔ダブルピースを強要させるために後ろから飛び掛かっちゃう
×××× ×××× ×××
「はあ…はぁはぁ……懲りましたか……蛇さん……」
「………………………グバッ…………」
三分後、私は用水路の汚水を口の半分程に含ませながら地面を舐めていた
いや凄いね日々の努力ってヤツはきつぬは毎日たゆまずに素突き素振りをしているらしいけど私は毎日日々をたゆまぬグータラで生きてきたから圧倒的な差(胸囲では亡い、筵私の方がある)があるよ
あとこの女の異能って手の平から抜き身のナックルガード付き日本刀を引き抜くだけだと思っていたけど私が襲い掛かった時に鞘付きのナックルガード付き日本刀を出して鞘で突き殺す勢いで殴ったり突いてきたよ……………口の中の汚水が不味すぎるぜ………此は汚水を吸い込んだコッペパンか
「本当に懲りましたか蛇さん」
「………ゴハァ……はいごめんなさい、アへ顔…ダブルピーズ顔芸○ーメンシャワーぶっがけア○メ……でありがとうござ……いますを強要しません私が悪かったです」
「なら……はぁ……良いですよ、ほら立ってくださいよ」
きつぬが濡れ雑巾の如しに倒れている手を差しのばしてくる
「待ってくれよ……最後に一つお願いが有るんだよ」
「………何ですかぁ?」(怪訝
「……ゴハァ……ぱんつくれるか?」
「?パン、作れますけど」
「よし、センキュー」
元気が出た私は口の橋から汚水を垂らしながら汚水の中からピョンと飛び出した……………心がぴょんぴょんしてるぜ
「んじゃさっさと帰ろうぜきつぬさんよ……口を濯ぎたいからさ」
「そうですねー」
×××× ×××× ××
先ほどバケモノ蛭と戦いきつぬと闘った場所から歩いて10分程の場所は巨大な縦穴がありそこを大量の水道管やら下水道などのパイプが何本も走っている
そしてここはあらかじめリーダーから伝えられていた帰り道の途中でありここのパイプの上を歩いて行かなければ近くのマンホールにたどり着けない
「どうしたんですかー蛇さん、こっちに来ないんですかー」
きつぬが巨大なパイプの真ん中に立ち片足でぐるんと回りこっちを向いて言った………パンチラ……いやスパチラか
「いやさーこのパイプって大丈夫系?」
私が指さした水道管のパイプは全体的に赤錆にまみれていて所々表面が剥がれていて見るからに老朽化してますよって見た目だった
「大丈夫じや無いですか?人が二人乗って壊れる水道管と言うのもあれですし」
「いや私は人間を7割がた止めでいる゛人外なんだけど………あーまぁぞうだよな」
うん、きつぬの言う通りだ私が乗ったくらいで壊れる水道管なんざ裏神保役所が悪い
そう思い一歩足を乗っける………水道管は特に何も無く私を乗っけてる
「大丈夫でしょー蛇さんたらびびりやさん何だからー」
「うるせぇ」
そう毒尽き真ん中のパイプとパイプをくっつけるネジが絞めてある繋ぎ目まで歩いたら
ガコンッ
と言う何かが砕ける音が私の足元より鳴り
「「 ゑ? 」」
ときつぬと私の二人で同時に言って
バコンと何かがへし折れる音が鳴り響き、私ら二人が乗っている水道管が真ん中からへし折れた
「ギャアアアアアアッ」
きつぬが叫んで私も落ちる
………………そう言えば私って体重200キロだったわ
そんな事を思いながらきつぬと私は地の底見える縦穴の底に落ちていった