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悪役令嬢に転生した!  作者: なぎさセツナ
8/9

魔動車完成とサーキット建設

魔動ユニットは出来た、安全装置も完璧となると、次は車体の製作である。

そこでツバキは色々作ってみる事にした。


(アイリス侯爵家一人娘 ツバキ)

とりあえず、FF、FR、MR、RR、4WDを作ろう。

まずはレース車両から。

で、ラリー用、耐久用、冒険ラリー用といって、魔動バイクか。



そう言うと、製作に入る。


(ツバキ・アイリス)

かっこいいのが良いよね。



と言うと、まずはFFから。


(ツバキ・アイリス)

うーん、FFはフォルクスワーゲ●ゴル●にするか。

FRはと……トヨ●86。

MRはランボルギー●とフェラー●

RRはポルシ●911

4WDはニッサ●のGT-Rか。

それをこちらの世界仕様で名前を捩ると。

それでいこう!



まぁ、版権の問題もあるからな。

という事で、作っていく。

しかし、デザインそっくりだぞ?大丈夫か?

それと同時に"世界の自動車カタログ"よろしく、記憶にある車のイラストを描き出す。


(ツバキ・アイリス)

これは後々、工房に参考資料として渡さないといけないもんね。

こういう時、"通販"できたら楽なんだけどなぁ……

まぁ、無いものねだりしても仕方ない。

記憶はしっかりあるんだし。

しかし画力も凄いな、まるで写真だ。



という事で、一冊仕上げると、後は魔法でコピーした。

魔法って便利だな。

早速見本となる車体を製作していると……


(アイリス侯爵家当主 ケイン)

これが"魔動車"なのか?


(ツバキ・アイリス)

はい、まだ作りかけですが、楽しみにしていてください。

何種類か作りますから。

その後、工房で作ってもらおうかと。

サーキットを作ってレースするんです。

工房の力量も試されますよ。


(当主 ケイン・アイリス)

それは面白い。

で、そのサーキットやらは何処につくるんだ?


(ツバキ・アイリス)

できれば王都近郊に。

その方が王侯貴族も気軽に参加できますし。


(当主 ケイン・アイリス)

そうなると国王陛下の許可も要る事になるな。


(ツバキ・アイリス)

出来上がってから、お披露目して売り込めば良いかと。

高価ですし、レースでは勝利という栄誉もあります。

盾、旗、賞状など飾れる物も用意しますし。

ある程度の順位には点数を付けて、年間王者も決めます。

そうなると財力誇示にもなりますから、興味を示すかと。

また、色んな種類のイベントも考えてますから、イベント毎の年間王者と、全魔道スポーツ部門の年間王者も決めますし。


(当主 ケイン・アイリス)

そうなると、色々買わないといけなくなるな。


(ツバキ・アイリス)

それが狙いです。

後、玄人禁止です。

あくまで娯楽です。

それで食べていく人は出さないようにします。

でないと、"勝てないからクビ"とかいうのが出てきたら興醒めしますし。

あくまで家対抗です。

家の名誉という事で。


(当主 ケイン・アイリス)

なるほどな。

確かにその方が楽しめそうだ。


(ツバキ・アイリス)

今のところ、王宮からの呼び出しとかは無いですか?


(当主 ケイン・アイリス)

無いな。

完成品は献上しているから、特に何も言われてない。


(ツバキ・アイリス)

なら良かった。


(当主 ケイン・アイリス)

新しい物は献上できる物は献上している。

しかし紙を献上すれば、何か動きがあるだろうな。


(ツバキ・アイリス)

うーん、そうなるかぁ……


(当主 ケイン・アイリス)

あれはもう、紙の革命だからな。

お前の"魔動車"が完成したら、献上するつもりだ。

できるだけ"アイリス侯爵領の特産品"として紹介するが、王家も黙ってはいない気がするからな。


(ツバキ・アイリス)

作製方法の伝授ですか。


(当主 ケイン・アイリス)

あり得るかもしれんが、あまり強権発動すると他領が新製品を作らなくなる。

それも王国としては困るから、どうなる事やら。


(ツバキ・アイリス)

まぁ、なるようになれ、ですね。


(当主 ケイン・アイリス)

そうだな、今考えても仕方がない。



そう言うと、ツバキの"魔動車製作"を眺めていた。

数ヶ月後、全ての"魔動車"が完成した。


(ツバキ・アイリス)

お父様、完成しました。


(当主 ケイン・アイリス)

どれどれ、これはまた凄いな。



ツバキは庭の噴水の周りを回る。


(ツバキ・アイリス)

お父様も乗って。



ツバキはケインを乗せると同じように走る。


(当主 ケイン・アイリス)

これは面白いな。


(ツバキ・アイリス)

サーキットで走ればもっと楽しいですよ。



頃合いと考えたケインは国王陛下に紙を献上した。


(ダノン王国女王 キル・ダノン)

こ、これが紙!


(ダノン王国宰相 カルナ・バイン:女)

書きやすい!

これを植物から作ったのか!!


(当主 ケイン・アイリス)

植物だからと取り過ぎはいけませんが、これだと安く大量につくれます。


(キル・ダノン女王)

なんと、それは凄い!


(カルナ・バイン宰相)

しかし、其方の領地は次々と新しい物を開発するのだな。

あの"ホルモン"も食べたぞ。


(キル・ダノン女王)

あれをゴミと捨てていたとはな。

早速、宮廷料理に追加したぞ。

"米"もな。


(当主 ケイン・アイリス)

あはは(汗)

お気に召していただき、光栄に存じます。


(キル・ダノン女王)

ツバキと言ったかの、其方の娘は。

大事にするのだぞ。

あれほど聡明な者もおらんだろ。

次は何をするか楽しみだ。

既に何かしているのであろう?(ニヤリ)


(当主 ケイン・アイリス)

あっ、まぁ、そのう……


(キル・ダノン女王)

申してみよ。


(当主 ケイン・アイリス)

魔力で動く"魔動車"を……


(カルナ・バイン宰相)

なっ、魔力で動く"魔動車"!


(当主 ケイン・アイリス)

はい、競馬のような専用場所、サーキットというらしいんですが、そこで走れば楽しいと。

速度が速いので街中は危ないと言ってました。

馬車との共存もあると。


(キル・ダノン女王)

ほぅ、なかなか面白いな。


(当主 ケイン・アイリス)

潰れるし壊れるが、王侯貴族が乗っても大丈夫。

死なない安全装置を装備してあると。

ただ、サーキットには治癒室を作り、念の為、走行後は治癒士から治癒魔法を受けるのが良いと。

そういう設備が要るので、広い場所が必要だそうです。

観客席も作り、一大イベントにしたいと。


(キル・ダノン女王)

なるほどな、面白い。

王都郊外の土地を解放しよう、作ってみるがよい。


(当主 ケイン・アイリス)

はっ、では早速。


(カルナ・バイン宰相)

その"魔動車"はいくらで販売するのだ?


(当主 ケイン・アイリス)

金貨200枚です。

払い下げの中古は金貨80枚に設定しているらしいです。

オークションもあり、個人間の取引きの場合、管理会社が仲介すると。


(キル・ダノン女王)

管理会社も作るのか?


(当主 ケイン・アイリス)

サーキットの使用料や管理なども必要なので、作ると言ってました。


(キル・ダノン女王)

そこまで計画しているのか。

ではやってくれ、楽しみにしておる。

必要な事があれば言うがよい。


(当主 ケイン・アイリス)

はっ。



そう言うと、早速屋敷に帰り、ツバキに話す。


(ツバキ・アイリス)

やったぁ〜!

早速つくりますね、お父様!


(当主 ケイン・アイリス)

明日からにしなさい。


(ツバキ・アイリス)

はーい!(嬉)



という事で、サーキット建設をする事になった。

それと同時に魔動車の価格や工房の募集、イベントの詳細を書いたビラを作成した。


(ツバキ・アイリス)

さてと、作りますか。


(専属メイド ミア)

どうやって作るんですか?


(ツバキ・アイリス)

魔法だよ。



そう言うと、ツバキは早速サーキットを作った。

レイアウトはもう出来ている。

例の"転生チート"だ。

まず、"ル・マン"を作り、その中に"モナコ"を作った。


(ツバキ・アイリス)

どんどんいこう。



隣接する場所に"インディ"を作り、それにくっ付けて"鈴鹿"を作った。

スペースがあったので"富士"も作った。

治癒室も設置し、治癒室内に"テラヒール"の魔法陣を刻んで、治癒士が"ヒール"を発動させると"テラヒール"が発動するようにした。

もちろん観客席も作り、メインストレートには貴賓室、4、5階にはスイートルームも作り、1階にテイクアウト専門店、2、3階にレストランのスペースを作った。


(ツバキ・アイリス)

こんなもんかな。



2ヶ月かけて作り上げたツバキ。


(専属メイド ミア)

よくこんな短期間で作りましたね。


(ツバキ・アイリス)

図面はできてたから、後は魔法で作るだけだから。

工事してたらこうはいかなかったよね。


(専属メイド ミア)

魔法でも早すぎます。

一体どれだけの魔力量があるんですか(ため息)



という事で、ツバキはケインに報告する。


(当主 ケイン・アイリス)

もう出来たのか!


(ツバキ・アイリス)

はい、これがコースレイアウトです。

これが宣伝用のビラです。

作れそうな工房に配ろうと思います。


(当主 ケイン・アイリス)

分かった。

早速やってくれ、国王陛下には報告しておく。


(ツバキ・アイリス)

はーい。



ツバキは早速、工房を回った。


(工房主:男)

どうした嬢ちゃん。


(ツバキ・アイリス)

おじさん、これなんですけど……


(工房主)

ふーん、魔動車ねぇ〜。


(ツバキ・アイリス)

魔動システムと安全装置は作りました。

後は色々なデザインの魔動車が欲しいんです。

見本は出来ています。

後は工房の技術力ですね。

たくさんの工房に参加してもらって、競って欲しいんです。


(工房主)

ほう、じゃあ見本を見せてくれ。

裏来てくれるか?


(ツバキ・アイリス)

はーい。



そう言うと、工房主と一緒に工房裏に行った。


(ツバキ・アイリス)

これなんです。


(工房主)

ほぅ、これはまた凄いな。



色々見ていく工房主。


(工房主)

これが魔動システムか?

積んでる場所が色々だが。


(ツバキ・アイリス)

はいそうです。

これにより、基本的な特徴が変わりますので、選ぶ方も楽しいかと。


(工房主)

なるほどな。

コイツはバラして良いのか?


(ツバキ・アイリス)

そこと運転席のこの箱みたいなのはバラせないように封印してあります。

とりあえずですね。

アイリス侯爵家が売りますので買ってください。

後々は封印を外す予定です。

ただ、この箱みたいなのは封印を解きません。

安全装置です。

絶対死なない安全装置ですから、これを積んでいないと、中に乗っていた人は死にます。

購入層は王侯貴族ですから、大変な事になります。


(工房主)

なるほどな。

手を抜いて処刑になったら洒落にならねぇ〜。


(ツバキ・アイリス)

レースをしますから、メンテナンスも必要ですし、ぶつけたら壊れます。

直せないほど潰れたら買い替えです。

たんまり儲けてください。

価格は新車で金貨200枚、払い下げの中古で金貨80枚を予定しています。

オークションや個人売買の時は対象外です。


(工房主)

まさにお貴族様の道楽だな。


(ツバキ・アイリス)

作ってくれますか?

後、工房で名前を決めてください。

例えばこれならパルシャ、こっちはフェラーチオ、これはガンボリマーコン、こっちがマッサン、これがタヨト、これはフォルスバーゲンと言った具合に。

パルシャ9119GT3みたいな名前を付けるとカッコいいですし。

これが色々な魔動車のデザインを考えました。

これを元に色々デザインを考えて工房独自の特徴を出しても面白いですね。

似るのは仕方ないですから、そこは許容範囲で。

デザインが好まれると、よく売れると思います。

形の特徴を引き継ぎ、伝統の形とするのも面白いですよね。

そうなると名前を引き継いだり。

パルシャ9119GT3(904型)みたいに。


(工房主)

なるほど、面白れぇ〜な。

工房の技術力も反映されるな。


(ツバキ・アイリス)

そこも競ってもらえると楽しくなりますね。


(工房主)

よし、ウチの工房は引き受けた。

他の工房にも声かけてやるよ。

数は多い方が良いよな。


(ツバキ・アイリス)

はい、よろしくお願いします。

で、見本はどれを。


(工房主)

全部だ、これを元に工房に声をかける。


(ツバキ・アイリス)

なら、見本が足りなくなったら言って下さい。

作ってくれる工房には配りますから。


(工房主)

分かった、任せとけ。



という事で、ツバキは工房主に見本を預けて帰った。

工房組合の会長に頼んだ為、話は早そうだと期待するツバキだった。

その頃、ケインは国王陛下に謁見していた。


(キル・ダノン女王)

ほぅ、もう出来たか。


(当主 ケイン・アイリス)

はっ。

今、工房に声をかけています。

多くの工房に参加してもらい、多種多様な魔動車を作らせたいと。

その方が選ぶ楽しみがあり、工房同士も競い合うので楽しめるかと。


(キル・ダノン女王)

なるほどな、たしかにその通りだ。

確か"王侯貴族が乗っても死なない安全装置"がついていたのだったな。

我も乗せてもらうとしようか。


(当主 ケイン・アイリス)

いや、それは……


(カルナ・バイン宰相)

そうですよ、万が一の事があれば……


(キル・ダノン女王)

其方の娘が信用ならんと?


(当主 ケイン・アイリス)

いや、そういうわけでは……


(キル・ダノン女王)

なら、問題なかろう。


(当主 ケイン・アイリス)

は、はぁ……



という事で、女王様大試乗会が行われる事になった。



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