プロローグその壱
「ねえ、ジェームズ、明日のパーティーに来るのを忘れないでね。」
「うん、忘れないよ。もう少し俺を信じてくれよ」
「本気か?この前のパーティーも忘れてたじゃんか。それに、他のこともどんどんと忘れているんじゃねえか。記憶力が悪いな、お前」。
苦笑いをし、ジェームズは答えた
「そうだな、でも今回はちゃんと覚えておくよ。約束するよ、リー。」
まったく、面倒な奴だぜ。しつこいな、なんでよ、何であんなに俺をあんなパーティーに誘ってんだろう?まぁ、それはそれで嬉しいけど。待て、もしかして、女子にモテたいから俺を利用してるんじゃねえの?っていうか、あいつは確か本当に女にモテるの下手だな、、、うーん、まぁ、いいや、あいつはいい友達だしいっか。
えーと、もう午後5時か。俺は一体何をしていたんだ?やばい、母さんが心配してるはずだ、早く家に帰ろう。
最近、母さんは仕事で忙しから、無理してるんじゃないかと心配なんだ。最近はバーンアウトする人の話もよく聞くし、心配です。
ジェームズは友達の横を通り過ぎ、目の前の横断歩道に向かって走り出すが、入ってくる交通を警戒して道の手前で立ち止まる。
彼はそのまま走り続け、大きな道路を走って渡る。どこからともなく、恐ろしく速い車が若い学生に近づいてくる。トラックと思われるその車の運転手は、ジェームスを完全に意識しているようだったが、それでもスピードを落とさなかった。
「やばっ、あのトラックを見落とすところだった。通るのを待とう。」
こうして、ジェームズは即死を免れたのである。
風が彼の髪をかすめながら、トラックは走り抜けていく。ジェームズの髪は、男性から見れば長いのだろうが、女性から見ればまだ短い。微妙な長さだが、同級生からは魅力的だと言われている。
玄関先に到着した彼は、鍵を手に、鍵穴に向かって打ち込み、強引にドアを開けようとするが、このドアクライムを行う前に、すでにドアは勝手に開いてしまった。
「これが今の世の中か、覚醒したドアかよ。頼むから俺をご主人様って呼ばないでくれよ。いいや、待てよ、それはちょっ、、、、」
しかし、その恐ろしい独り言を続ける前に、ドアの向こうから人影が姿を現した。
"兄々ぃ!"
小柄なその謎の生物は、男に向かって激しく飛びかかる。
「わかったから落ち着け。先に入らせてくれ。お兄ちゃんは今、疲れてるんだ。」
二人は建物の中に入るが、その建物は彼らの家であることが明らかになった。
中に入ると、男は靴と一緒にコートを脱ぐ。
「ごめん、でも兄々はどこ行ってたんだ?母さんはずっと待ってるよ。"
「ああ、悪かったな、ルーシー。部活の会合に出席していたんだ。俺たちの活動が危険すぎるという馬鹿げた話があってね。二時間も喧嘩せずに本を読めばいいって期待してるの?バカみたいw!たまには行動もしなきゃdー!」
その言葉を言い終わる前に、さらに別の人影が近づいてきた。その謎の存在は、中年の女性の姿をしている。
「『ーだろう』かな?あれは悪いくせだって言ったでしょ。私の子育てに悪影響があると思われるじゃない、もう」
その言葉に込められた皮肉にまったく無自覚なまま、彼女は親としての役割を果たしたかのように満足げな表情を浮かべる。
「そうだ、夕飯はできた?お腹減ったな。」
その言葉と共にダイニングルームに移動し、3人で楽しく夕食をとるが、どこか別の場所、暗く孤立した場所で、廃墟となったビルを叩き割る目立ちたがり屋の男の悲鳴が敷地全体に響く。
「クソ!クソ!クソ! 今度は運の良かったが次は、次は、必ず殺してやる!全部あいつのせいだ!!あのクソガキのせいだ!!」
苦しい叫び声の後に続いたのは、小さな泣き声であった。片手に少女の写真を持ち、もう片方の手で地面を殴りつける。パンチを繰り出すたびに、だんだんと力が抜けていき、両手を横に倒してしまう。
「.... リサ、なぜ、なぜなんだ!ちくしょう!」
数年前、その男は妻を癌で亡くして。彼は父子家庭で娘を育てなければならなかったが、トラック運転手という仕事柄、困難であることは明らかであった。恥ずかしながら、男は酒を飲み始めていた。そんな彼を見るのが嫌だった娘のリサは、ある日、満を持して父に立ち向かい、彼の怒りを呼び起こした。父親は怒りに燃えていたが、それでも娘に危害を加える気はなく、その怒りを別のものにぶつけていた。そして、その怒りを別のものにぶつけた。不幸なことに、その怒りの対象は隣人の車であった。被害額は数十万円に上ったが、この隣人とは昔からの友人で、男に同情し、状況を知って、提案した。
「ジム、酒をやめると約束してくれ、そうすればこのことは水に流してやる。わかったか?もし、一本でも飲んだら、告発するぞ」と。
彼はその約束を忠実に守り、真面目に働き、ベストを尽くした。特にジムのように根が深い中毒はなかなか治らないので、欲望に負けてこっそり缶ビールを数本飲んでしまったが、自分を抑えていた。ほろ酔い気分で、トラックの中で寝た方がいいだろうと思って。娘や隣人に見つかるのを恐れたが、トラックのほうに歩いていくと、トラックが破損しているのに気がついた。窓は割れ、タイヤはパンクし、あちこちがへこんでいる。そのトラックの横に、バットを持った7歳くらいの男の子がいた。少年は後ろを振り向かず、バットを持ったまま素早く走り去りました。
ジムは唖然として、自分の目を疑った。会社にも警察にも報告したが、どちらも信じてくれなかった。薬物検査をしたところ、血中にアルコールが検出された。以前にも同じような事故を起こしたので、今回は容赦なく、責任を追及された。
会社は彼を解雇して告発し、警察は彼を逮捕し、隣人たちは彼を完全に見捨ててしまった。
身柄を拘束されたリサは、惨めな気持ちになった。まだ16歳なのに、もうずいぶん苦労させられた。母親を亡くし、父親だけが頼りだった彼女は、父親と離れて暮らしたくないのに、会うことさえ許されず、父親が自分を虐待したことがないか、以前同じようなことをしたことがないか、誰かに危害を加えると脅したことがないかと尋問され続けた。さらに、こんな不公平な世の中にはもう耐えられない、一生懸命に働いてきた貧しい父を迫害する世の中にはもう耐えられない、しかし、父がまた酒を飲んだという知らせを聞いたとき、彼女は希望を失ってしまったのです。父親にも裏切られ、自分にはもう誰もいないんだと思った。そのため、彼女は逃げ出し、走ってくる車の前に飛び込み、必然的に死ぬことになった。
「私の娘はどこ?娘はどこだ!?」
「彼女は死んだよ、ジム。彼女の遺体を見に行き、葬儀に参列する許可を得ました。お悔やみ申し上げます、本当に。」
「・・・」
ジムは警察官から娘の死を知らされ、怒りは消え、代わりに虚無感に襲われた。目はうつろで、頭の中は空っぽ。涙が止めどなく頬を伝い、かわいそうな娘だ。リサには何の罪もないのに、もう手遅れだった。彼はもう十分、生きる気力を失った。
「ジム、彼女に会いたいか? 私の車に乗れ 病院まで送ってやる 両手は手錠のまま バカなことは考えないで 分かった?"
「・・・そうしてくれ」
彼はただ警官について行った。他にできることはなかった。この時点で彼の人生はほとんど終わっていた。しかし、車に乗って病院に向かう間、ジムは窓の外を見つめていた。その視線の先には、すべての原因であるあの少年がいた。彼の顔を見ると、怒りと憎しみが生まれ変わり、10倍にもなった。彼は新しい目的を見つけた。
「死ぬ前に、あのクソガキを殺してやる!あいつだけは絶対に殺してやる!!」。
彼は娘に別れを告げ、従順に刑期を全うした。9年の刑期を終えた彼は、リハビリを受け、車の免許を取り戻した。そして、少年が昔、壊したあのトラックを盗み、街から離れた廃ビルに停めた。その建物を本拠地にして、少年に関するあらゆる情報を集めた。数ヶ月で彼を見つけ出したが、鈍器や銃なんか普通に殺すのではなく、このトラックで轢き殺すことで彼の死を実現させることにした。
「すぐに終わるから待っててよ、リサ、必ずお前の仇を!!」
はい、こうしてプロローグの半分となりす。いやー3時に思いついた話にしては我ながら悪くないと思います、、、
因みに、HREさんは日本人ではないので、一緒にこの話を考えた友達である僕、Calannが日本語翻訳を務めさせていただきました。僕も日本人ではないが日本語はできるんで、「小説家になろう」に出そうなんてとんでもない提案をしたけど、、、受けられたから今至るww
本文はHREさんが英語で書いたがどのサイトで英語にアップするかはまだ決まってなくて、今はこの本文が「公式日本語版」になる、、、のかな?w
読んでいただきありがとうございました。日本人でないので良かったらコメントにア文法やドバイスがあれば是非!m(_ _)m
また近いうちにプロローグのもう半分を出すつもりなのですが、一応改めて言うが、冗談から生まれた話なので、あんま期待したらガッカリするかもしれないから、期待しないでくれると嬉しいです!m(_ _)m ww