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愛する猫と異世界へ  作者: 絵濡亥 家尾
リュクシルン国 王都
65/80

63話 神達からのお願い

「日向くん! ひっさしぶりにゃ!」

「あ、どうも、それよりそちらの方は?」


 ニールちゃんの隣でだらけている、ピンク髪の幼女。多分神様なのかな?


「あー! こっちは・・・」

「スイカンロクブシンフヨウ〜です〜適当にスーちゃんって呼んでください〜」


 気だるけな声で挨拶をされる。スイなんとかかんとかフヨウ? めちゃくちゃ長い名前だ。言われた通りスーちゃんと呼ぶことにしよう。


「はい、僕はひ・・・」

「知ってるよ〜我らが〜加護を与えた数少ない人だ〜からね」

「え? 加護?」


 寝そべりながら言われる、いつの間にかクッションまで出している。加護を与えた? ということはこの人は変態ノーフェイスの加護をくれた人!?


「正解にゃ!」

「せいか〜い」

「えぇ!?」

「うるさ〜い」

「あ、すみません」


 でも驚いた。変態とついてるから変態みたいな奴が来ると思っていたら、まさかこんな幼女だとは・・・


 そして今回はどんな用でここに呼ばれたんだろう?


「今回はなんの用でここに呼ばれたんですか?」

「そうにゃ! そうにゃ! スーちゃんからどうぞ!」

「え〜嫌だ〜」

「・・・じゃあ私から・・・」

「あ、はい」

「日向くん、最近ステータス見た?」

「あ、見てないです」

「じゃあまず見て」

「はい分かりました」


 neconeconeconeconeconeconeconeconeconeconeco

『ステータス』


 名前 楠木くすのき 日向ひなた

 年齢 17歳

 職業 猫愛好家

 体力 200

 筋力 115

 魔力 1300

 スキル 猫撫で 猫吸い 猫パンチ 水魔法 火魔法


 加護 変態ノーフェイスの加護 猫神ニールの加護


 変態ノーフェイスの加護

 自分と同等の質量の物に姿·形を変えられる。魔力に補正がかかる。自分の好きなものに対する執着が変態レベルになる。


 猫神の加護

 猫に属する種族からの好感が著しく上がる。

 真名解放『ニール』

 ニールちゃんといつでも会話出来るにゃんよ〜ただこっちが忙しい時はダメにゃん!


 装備品

 猫カラコン

 水操の指輪

 映しの指輪

 想いのブレスレット


 従魔

 名前 モコ キキョウ


 ステータス

 名前 モコ

 年齢 不明

 体力 70

 筋力 25

 魔力 1750

 スキル 咆哮 手舐め スリスリ 猫パンチ 魅了 威圧 気配察知


 加護 大虎ドゥルガーの加護


 巨大な虎に変身することが出来る。変身後、ステータスに補正がかかる。魔力に補正がかかる。


 装備品

 映しの腕輪


 加護使用後ステータス

 体力 5000

 筋力 6500

 魔力 3000

 スキル 咆哮 気配消し 猫神の裁き


 ステータス

 名前 キキョウ

 年齢 1歳未満

 体力 30

 筋力 45

 魔力 3550

 スキル 魔力体 凶星化※使用不可 ツンデレ 皇威圧 ???


 装備品

 映しの腕輪

 neconeconeconeconeconeconeconeconeconeconeco


 なんかいっぱい増えてる! 特にモコの魅了とキキョウのツンデレ! モコは可愛いから当たり前といえば当たり前だが、キキョウはツンデレなのかぁ! そうか! そうか!


 ニヤニヤニヤニヤ


「ぎみゃー!!」

「いてて! 可愛いなぁキキョウ!」

「・・・」


 キキョウは顔に飛びついて引っ掻いて来たが、ツンデレとおもえばめちゃくちゃ可愛い! 元から可愛いけどね。


「にゃかよしだにゃ! ステータスは見た?」

「はい、見ました!」

「よろしい! 見てどう思った?」

「え?」


 どう思ったも何も


「魅了とツンデレが可愛いと思いました!」

「いやそうなんだけど・・・今は! 日向くんの話にゃ!」

「え? 僕? う〜んちょっと強くなった?」

「そうにゃ!」


 おう! 僕強くなったのか! あんまり実感ないけどね。

 それで結局何が言いたいのだろう? ステータスの確認をさせただけ?


「もちろんそれだけじゃにゃいにゃ〜むしろここからが本当のお願い」


 お願い? なんか依頼とかされるのだろうか?


「ここからは〜我らが〜言います〜」

「よろしくにゃ!」

「じゃああとは〜よろしく〜」

「はい?」


 スーちゃんが何かを任せて寝てしまう。

 と思ったらすぐにクッションから立ち上がり髪の毛が白色に変わる。


「任された! 初めましてだな! 日向!」

「え? あ、どうも」

「気軽にスーくんと呼んでくれ!」

「あ、はい、スーちゃんでは無いんですか?」

「違うといえば違う! スーちゃんと我らは一心同体である!」

「そうですか・・・でお願いってなんですか?」

「おう! 実はな! 」



「救って欲しい者達がいる」


「・・・はい? どういうことですか?」

「順を追って説明する!」




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