それは開戦の合図 ⑥
どうも、ベニテングダケです。
「ふぅ……」
周りを見渡してみる。
「はは……あんま居ねぇなぁ」
ま、そりゃそうか。
『さぁー!準決勝一試合目です!』
『私から見て右!爆発、毒、なんでも作って相手を苦しめる!生産界の発明家 リューク!』
『そして左!きっと負ける、きっと負けると言われても奇跡を起こし続けるテイマーの希望 サナ!』
うぉおおおお!
「おっ、前の試合より全然盛り上がってるな」
『そうですね……まあ、自分たちらしい戦いをしていきましょうか』
『いつもどうりいくよー!』
さぁ、行きますか!
『さぁ、準決勝第一試合……開始です!』
前と同じように、3の文字が現れる。
「いつもどうり、だな」
焦らずじっくり、相手を苦しめていく。
2……1……GO
「行くぞっ!」
ドガーン!
「あっちぃ!」
なんだ?爆発して……爆弾か!
「生産職だから……手、抜いたら一瞬で死ぬから……」
「マジかぁ」
俺の対戦相手全部強いじゃねぇかよ……まぁ、それでもやるしかねぇけどなぁ!
「とりあえず、魔弾!」
様子見だけど……どうなるかな。
「盾!」
「ちょっと待て、盾?これも使えるんだったら……武器とか作ったら使い放題のぶっ壊れじゃねぇかよ……いや、多分あれだ、使ったら少し弱くなってんのか……なら、一気にやれば……」
『サナ!』
「OK!」
『ポイズンバレット!』
「魔弾!」
「……?なんで上に打って……ッ!」
「このまま回り込んでっ!」
よし、いいぞ。
ライムのポイズンバレットで盾をライムの攻撃の防御に使わせて、魔弾を曲射で上から攻撃、そして俺は魔弾が落ちてくる前に後ろに回り込んで攻撃……
「魔弾って使い勝手かなりいいんだよな!」
魔弾とタイミングを合わせて……
「オラッ!」
「舐めるな!」
ドカーン!
「ガッ……痛ってぇ……」
今の……爆弾か……でも、あんな至近距離で自分もろともやったんだ、ダメージはかなり食らってるだろ。
『サナ!』
「すまん、ありがとう」
さて、相手はどうなっているんだ?
煙がどんどん晴れていく。
やがて、全て見えるようになってきて……
ツーツーツーピピツー




