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やり込み厨テイマーの育成日記  作者: ぷにわぁす
第二章 頂へと至る道
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第41話 昇り龍⑯

どうも、ベニテングダケです。

「ヒャハハハハ!」




『さ、サナぁ』




あー、何も考えられねぇ……ただ、たのしいことは分かる。




「ハハ、アドレナリンパワー!」




「本当に馬鹿げてますねぇ……まあ、意味ないと思うのですが」




『グォォォォォ!!』




「ドラゴンとか関係ねぇよォォォ!」




飛んでくる岩を右に、左に避け、青年の元へ向かう。




「吹き飛べぇぇぇ!」




「ドラゴン!」




『グォォォォォ!!』




「邪魔だ!どけ!」




ドラゴンの足を掴んでぶん投げる。




「はは、あんな巨体をいとも簡単に……だけど、それだけじゃ勝てませんよ?」




矢が前から飛んでくる。




「それはもう見てっ……!後ろからも!?どうなってんだ!」




「企業秘密って奴ですよ……」




『毒魔法 エリアブレード!』




毒々しい色をした刃が青年に襲いかかる。




「いや、そのスライム、どれだけ技持ってるんですか!」




「俺の従魔はみんな優秀だからなぁ!当たり前だ!」




『グォォォォォ!!』




「お前の違和感もやっとわかった!」




ずっと分からなかったが、もう確信した。




『グォォォォォ!!』




「お前、偽物だろ!」




「んなっ!」




「そして本物は……これだ!ほぼ全てのMPを込めて……魔弾!」




精霊樹の液に全力の魔弾を当てる。




その瞬間、精霊樹の液が光り出した。




『ありがとね!助かったよ』




ピピッ




『アイテム情報更新!』




______________________


名前 精霊樹の液



効果:1度だけ復活し、HPとMPを全回復出来る。



説明:何処かにあると言われている精霊樹から1年に1回取れる樹液をボトルに詰めたもの。精霊樹の圧倒的な生命力が樹液にも込められており、使うと1度だけ死者の息を吹き返し、体力と魔力を全回復させる。



備考:プレイヤー専用、使うと消える、自動的に使うことが出来る。




変化!




名前 悪魔の封印液



効果:中に込められたドラゴンの生命力を全て使い、復活し、HPとMPを全回復できる。



説明:むかし、ある名高い悪魔が、あるドラゴンを恐れ封印しようとこの液を作り出し、封印に成功した液。ただ、そのドラゴンの戦闘力から封印の効果は弱められており、ある一定のMPをぶつけることで封印を解くことが出来る。



備考:プレイヤー専用、使うと永遠に消失する。封印解除可



______________________




「な、なんで……」




「ヒャハハ、こんなに上手くいくとは思っていなかったけど、行けちゃったなぁ!」




生命の息吹を感じる。暖かく、全てを優しく包み込んでくれる風だ。




「おかしい!こんなことあるはずが無い!だって……今までも……」




「そんな事、知らねぇよ」




「は?」




「今までだって?そんなの、1つの行動で全部変わるんだよ、ずっと同じな訳ねぇんだよ」




「く、う、うるさいですね……やってしまえ!」




『グォォォォォ!!』




「今まで、気になってたんだよ」




「なんで、お前のドラゴンは炎を吐かないんだってな」




「え?」




「これが、本物のドラゴンだよ」




『ボォォォォォ!』




「あ、熱い!に、逃げなければ……おい!乗せろ!」




青年がドラゴンに乗って空を飛ぶ。




「飛ばれた……どうしようかな」




『大丈夫、私はもう飛べないけど、サポートぐらいだったら出来るよ』




封印から解かれたドラゴンが俺に向かって話しかける。




「本当か?でも、どうやって」




『よいしょっと……多分、これで……』




あれ、なんだか背中がムズムズする。




「ムズムズして……こ、これ、翼?」




背中を見てみると翼が生えているのが確認できた。




『これで……頑張ってね、その翼で……天高く昇る龍を……堕として……』




『ちょっと……MPが足らないから……封印はまだ解けないみたい……』




「そうか……でも、ありがとうな」




『ん……じゃあね』




「ああ、いつか封印を解く、それまで待っててくれ」




『……』




返答はなかった。




「じゃあ、スーラ、ライム……行ってくる!」




『うん!頑張ってね!』




『僕達はあんまり支援は出来ないかもしれないですけど、できることはしますよ!』




「ありがとう」




じゃあ……飛ぶぞ。




さあ、龍を堕としに行くか。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




「使い方は分からないけど何故か使えてるぞ」




なんでだろうな。




「見つけた!」




どれだけ高くに行って……雲を超えてるぞ……




「見つかりましたか……でも、1人ですかぁ」




「まるで、飛んで火に入る夏の虫ですねぇ!」




「いいや、違うな……俺は勝つためにここに来たんだよ……」




「しかも、お前みたいな奴に負ける訳ねぇだろ?」




「何を!行け!」




青年が乗っているドラゴンがこちらに向かってくる。




「もう、お前らなんか怖かねぇよ」




この高さだったら……




「下にはスーラとライムがいる」




「何を言って?」




「賭けに出ようか……」




「だから、何を?」




「弓術+杖術!」




「なっ!まずい!逃げなければ!」




「もう遅せぇよ! レーザーアロー!」




「ぐっ……」




HPがごっそり持っていかれる。




「ははっ、今倒せば俺の勝ちだァ!」




「堕ちろ!」




白い光が、ドラゴンに集まる。




『グォォォォォ!!!』




「やべぇ、体のバランスが……」




「嫌だ!終わりたくない!終わりたくない!」




「お前がここに来た瞬間、もう勝負はついてんだよ……」




翼が動かない……落ちる。




「あとは頼んだぁ!スーラ!ライム!」




受け止めてくれよ?


さあ、予選決着かな?

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