第34話 昇り龍⑨
どうも、ベニテングダケです。
『グォォォォォ!!』
「あ、暴れてる……」
突然地下から出てきたドラゴン、それは草原を焼き付くし、全ての生き物を消し炭にしようとしていた。
「近寄ったら絶対死ぬよなぁ」
俺の本能が近付くなと警告している。
『あのドラゴンが出てきてから温度が上がってきてますね』
「そうだな」
春の心地よい気温から一転して、ドラゴンが出てきた事で真夏日並の気温に変化している。
「涼しいのが好きな従魔を育ててる人からすれば絶望だろうな」
あいにく、俺達は何処でも行動できるけどな。
「そうだ……そろそろ安全圏の収縮が始まるんじゃないのか?」
安全圏が動かない時間が長かったが、そろそろ動き始めるんじゃないか?
「マップっと……あと10秒!しかも最終安全圏がこれで決まるのか!」
ドラゴンを交えながらの最終決戦が始まるのか。
「安全圏は近いからいつも通り人やドラゴンにバレないようにコソコソ行こう、いくら1回復活できるとは言っても安全に行動したいからな」
よし、移動を始めるか。
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『ギャオオオオ!!』
「だ、誰か助けてくれぇ!」
「酷いな、これ」
安全圏には着いた、けど近くにドラゴンに襲われている人がいた。
「従魔がワンパンで死ぬとか、どんな攻撃力してるんだよ!ふざけるなよ!」
『ギャァァァ!』
ドラゴンが爪で切り裂く。
「ガッ……くそ、こんなところで終わってたまるかよ!」
ドラゴンと戦っていた人が何かを取り出す。
「へへへ、偶然に手に入れられたものを早速使うのは癪だが、ここで何もせずに散るのは絶対嫌だからな、てめぇに一泡吹かせてやるよぉ!」
「なんだ?あれ」
黒い塊だ、しかも、何処かで見たことがあるような気が……
「偶然あのやべぇ兵器をぶっ殺せたからなぁ、しかも爆弾が手に入れた……はは、あの兵器はこれの特攻アイテムを落とすためだけにあったのかよ」
「これで痛み分けだぁ!」
黒い塊をドラゴンに投げつける、黒い塊がドラゴンに近づくたびに、光が溢れていく。
『グォォォ?』
「ドラゴンさんよぉ、聞けるなら聞いとけよ、鑑定を俺は持ってるんだけどな?この塊の名前は『対ドラゴン用兵器コア(不安定)』でドラゴンに近づけたら暴走して爆発する、お前専用の武器だよ」
言い終わった瞬間、黒い塊は完全に爆発する。
ドゴーン!!
『ギャォァァァァァァ!』
「はは、流石のドラゴンでもこの威力だったら死ぬだろ」
「やべぇ!あいつフラグ立てやがった!」
煙がどんどん消えていく。
『グギャァァ……』
「あ、あの威力の奴を食らって生きてる?で、でもかなり弱ってる、これなら今の俺でも!」
そう言ってドラゴンに近づいていく。
「よし、確実に頭を狙って……オラァァ!?ガァァ!」
ドラゴンの爪が体に刺さる。
「あ、は は無理だったかぁ」
そのまま倒れ伏し、フィールドから消えていく。
『ギャォァァァァァァ!!!!』
ドラゴンが咆哮を上げて飛び立ち、また新たな獲物を探しに行く。
「な、なんだよあれ……倒せねぇじゃん」
熱気もすごい、ブレスは吐いてこないが切り裂き攻撃や、基本的に攻撃力が高い攻撃を繰り返す。
『あ、あつかったー!』
「あれとは絶対に戦ってはいけない奴だよな……よし、隠れて勝つチャンスを狙おう」
それしかないな。
『最終安全圏が決まりました……あと、10分で全てのプレイヤーの位置を10秒間表示します』
ここからは、自分達との戦いだ。
コケコケ
9時頃に出す予定




