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やり込み厨テイマーの育成日記  作者: ぷにわぁす
第二章 頂へと至る道
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第33話 “昇り龍“⑧

どうも、ベニテングダケです。

シュイン




「うおっと、戻ってきたんだな」




『あ、もどってきたよー!』




白い光に包まれたあと、俺は落ちた穴の近くに転移していた。




『大丈夫でしたか?』




「まあ、ちょっとヤバかったけど何とかなったよ」




「それに、アイテムも手に入れられたからな」




『アイテム?』




「ああ、これなんだけど、精霊樹の液って言う奴なんだ」




『精霊樹の液……聞いたことありませんね』




「そうか、じゃ、鑑定してみるか」




「鑑定」




______________________


名前 精霊樹の液



効果:1度だけ復活し、HPとMPを全回復出来る。



説明:何処かにあると言われている精霊樹から1年に1回取れる樹液をボトルに詰めたもの。精霊樹の圧倒的な生命力が樹液にも込められており、使うと1度だけ死者の息を吹き返し、体力と魔力を全回復させる。



備考:プレイヤー専用、使うと消える、自動的に使うことが出来る。


______________________




「1度だけ復活出来るのか……すげぇな」




ただ、スーラとライムに使えないのはちょっと痛いけどな。




『あっ!サナ!すぐにここから離れて!』




「え?」




『下から凄いのが来てる!』




下から?まさか、研究所にいたモンスターが地上に上がってくるのか?




「すぐ出るぞ!」




『うん!』




ピピッ




研究所で聞いたような電子音が鳴る。




『イベントを開始します……』




『イベント名……『地獄から、天への贈り物』を開始……』




『古代研究所を破壊……地上まであと3分……』




『残りプレイヤー、57人……能力の一部を封印します……』




「は?」




ちょっとまて、今、なんて言った?




『龍因子が暴走中……強制的に因子を排除します……成功、イベント名変化『封じられし混合兵器』に変化しました』




『何者かによる操作を確認……龍因子増加……個体が変化しました……イベント名変化『昇り龍』に変化しました』




「何が起こってるんだよ……」




『サナ!もうすぐだよ!』




「分かった!」




グラグラグラグラ




「うおっ!地面が揺れる!」




ギリギリ前に進めれるが、落石などがあったら避けられない。




「光が見えた!急げぇ!」




『うん!』




『危ない!』




「なっ!危ねぇ!死ぬところだった!」




まあまあ大きな石が俺に向かって落ちてきていた。




「よしっ、出口だ!」




グラグラグラグラ




何とか出れた。




ドゴーン!




「あ、危ねぇ……後ちょっと遅れていたら……」




俺達が出た瞬間洞窟は崩壊した。




「あ……そろそろ三分経つんじゃねぇか?」




そう思った瞬間、急に周りが暑くなってきた。




『あつー!』




「ど、どうなって……」




ドガーン!




近くにある山が崩れた。明らかに自然に崩れたものではない。




「おいおい、嘘だろ?」




崩れた山の上には、空を飛ぶ何かがいた。




『ギャオオオオ!!』




赤い地獄に包まれる時が来た。

ぴよぴよ

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