第28話 昇り龍③
どうも、ベニテングダケです。
「やっべぇ!追いかけてくる!」
『来ないでよー!』
少しずつ引き離せているとは思うが、俺達の今いる位置が分からない。
「走る速さはこっちの方が少し速いけど安全圏に向かってるのか外に向かってるのかがわからねぇ、マップも見れねぇ!」
どうする?考えろ、何か手を考えろ、考えが出なければもう終わりだ。
「このまま走るしかないのか?」
でも、それだといつかは疲れて走れなくなる。
『すみません……ちょっとずつ疲れが出始めてきました……』
『僕はまだ行けるよ!』
まずいな、スーラは近接型だからスタミナはあるけどライムは魔法型だからあまり長時間走れない。
「考えろ考えろ!」
……ガキン………
なにか音が聞こえた。
「この音……もしかして近くで敵がいるのか!」
ここの地形は木が多く生え、隠れられそうな大きな石が結構ある。
「地形によるが……この地形だったら……賭けてみるか!」
ラッキーな事に音が聞こえたのは俺達の前から聞こえた。
「見えた!一人か?もう戦いは終わっているのか?」
『つ、疲れてきたー』
もう行くしかねぇ。スーラでこれだからライムはもう限界だろう。
「スーラ、ライム!ちょっとごめん!」
『え?』
スーラとライムを掴み全力で前へと走る。
「後ろは……全然離れてない!」
前にいる敵に向けて大声を出して加速する。
「ラァァァァァァ!!」
「なにか走ってきて!バド!魔弾だ!」
鳥のようなモンスターが俺達に向けて魔力の玉を飛ばしてくる。
「ここまで完璧……ここで、オラァ!」
『わぁぁ!』
スーラとライムを思いっきりぶん投げる。投げた先にはちょうどよく兵器から見て見つけにくい高さの石があった。
「隠れとけ!そして、これは横に飛べば数発は当たるけど大体は避けれる!」
魔弾を避けようと横に飛ぶ。
「痛ってぇ!だけど、作戦成功だ!」
大半の魔弾は多くの兵器に当たっていた。
「なんだ!アイツら、バドの魔弾が効いてねぇぞ!それに、色が変わって……」
兵器の色が変わったかと思えば手から武器が出てきた。
「もしかしてアイツ……俺にアレを擦り付けて……クソっ!」
敵が逃げ始めた。
「あの量は反則だろ!こんなの逃げるしかねぇだろ!」
しかし、逃げる敵に向けて兵器達が俺を追っていたスピードより速く追いかけ始める。
「クソがぁぁぁぁ!」
「ははは、こ、これは成功した、のか?」
全部を擦り付けれた。
『大丈夫?サナ』
「大丈夫、数発当たっただけだ」
『当たってるじゃないですか!』
『怪我してたら動けなくなるよ! 回復魔法 ヒール!』
白い光が俺が怪我している部分に集まって来る。
「暖かい……」
光が収まったら、すっかり俺の傷は無くなっていた。
「ありがと、スーラ」
『大丈夫だよ!』
そうだ、マップで確認しないと。
「俺達の位置は……近くでもないし遠くでもないか……これだったら周りに注意しながらでも入れるな」
「スーラ、ライム、行くぞ」
周りを見渡しながら歩き出す。
「多分だけど、他にもあの兵器みたいなのがいるんだろうなぁ」
二度と会いたくないな。
「安全に行こうか」
『おー!』
投稿したつもりだったけどできてなかったし、一から書いたし昨日寝てたし。
すまねぇ。昨日書けなかった分はいつか取り戻すよ。
10時くらいに投稿します。




