第23話 観戦
どうも、ベニテングダケです。
『荒れ狂う死者の祭典が始まりました!』
フィールド内の空がどす黒くなっていく。
すると、コロッセオの外、コロッセオ内のステージスクリーンの全てからゾンビ、スケルトンなどが映り出す。
「あの量、まじかよ、この量じゃすぐにフィールドを埋め尽くすぞ?」
スクリーンが死者がプレイヤーを倒した映像を流す。
「お、おいやばくねぇか?」
観客の一人が呟く。
『まず1人倒されました!あっ、また倒されました!この死者達の大群を打ち倒す勇者は現れるのでしょうか!』
司会がそう発言している間にも死者に押しつぶされ消えていくプレイヤー達。
『このまま終わってしまうのかー?』
蹂躙を続ける死者の大群、それらがあるプレイヤーに襲いかかる。
『強そうな装備を着ていますが飲み込まれてしまうか?』
誰もが司会と同じ考えを持った時、
「ホーリースラスト!」
白い光がフィールドを包み込む。
『おっと?どうなっているんだ?』
少しづつ光が収まっていく。
そこには先程まで死者がいたとは思えないほどの景色となっていた。
『な、なんと!一人でケリを付けてしまいました!』
ウォー!!!
観客が湧く。
「ま、まじかよ」
あんなに沢山いたのに、一瞬で消えた?
「もし順調に本戦に進んだら、あれと当たる可能性があるのか」
とんでもない化け物もいたんだな。
『さあ、安全圏の縮小が始まります!』
『意外と早く終わってしまったので、速く行きますよー!』
安全圏が縮小し始める。
「安全圏の外の植物がどんどん枯れて行ってるぞ……」
植物は枯れ、モンスターが湧いている。明らかに入ったらヤバいところだ。
『安全圏に入れていない人が沢山いるようですねぇ!安全圏の外には人が吸ったらヤバい毒ガスと強力なモンスターが配置されているので、出られなかったら終わりですよー!』
「おい、アイツ入れてなくねぇか?」
苦しんでいてモンスターに追われている。
「地獄じゃねぇか」
どんどん、人が減っていく。
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最終的にフィールドの中央に残りのプレイヤーが集められた。
「残り……57人か、だいぶ減っているぞ」
死者にやられたり、安全圏に入れずに倒れたり、プレイヤーと争って負けたりしてどんどん減って行った。
「観客も大分ボルテージが上がってきているな」
熱気が凄い。
『これで安全圏の縮小は終わりました!あとはプレイヤーとの真剣勝負です!』
「これ見てたら体動かしたくなってきたな」
スーラとライムと一緒にウォーミングアップにでも行くか。
『さあ、最強決定戦 バトルロワイヤル予選 剣士編のクライマックスが始まるぞー!』
うーん、データよく消えるなぁ。
9時に出します。




