第19話 弄び弄ばれ、そして散る
どうも、ベニテングダケです。
急用で遅くなりました。
I'm sorry.
「んー!」
ログアウトして体を伸ばす。
「ちょっと体凝ってるかなぁ」
まあいいや、お腹空いてるし何食べようかな。
「久しぶりに自炊でもしてみるか」
冷蔵庫には食材が結構あるしな。やってみるか。
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「よし、まあまあやな」
とりあえず和食を作ってみた。ご飯に味噌汁、焼き魚、このぐらいで満足出来るからなぁ。
「いただきます!」
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「美味しかった」
自分が言うのもなんだが、結構料理が昔出来ていたのを思い出した。
「まあ、このスキルはあんま使わないけどな」
昔の事は置いておいて、片付けたら早速ログインしようか。
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「よし、食器洗ったし、早速ログインするか」
最近かなり短スパンでやってるからな、周りと比べたらそれなりに強くなってるはずだ。
「これを付けて、布団に寝てっと……よし、ログイン!」
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ワイワイガヤガヤ
「ん?何だ?」
騒がしいな、何かあったのか?
「行ってみるか」
一体何が起こってるんだ?
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「ふざけるなぁ!」
「死に晒せ!」
「すみません、何があってこんな事になってるんですか?」
喧嘩だ。しかも、周りの建物を破壊したり、怪我人を出していたりと周りを巻き込んでいる。
「あー、確か急にあの赤い方が白い方に喧嘩を売って最初は白い方は無視してたんだが、赤い方が白い方を殴って今に至るんだ」
赤い方がただ単にヤバいやつじゃねぇか。
「グボォ!」
赤い方が吹っ飛んでるなぁ。
「ほら、立てよ、お前から売ってきた喧嘩だろ?」
白い方が優勢みたいだな。
「アイツらがあそこで喧嘩してるせいで俺たちは向こうに行けなくなってるんだよ」
「そうですか……」
ドス!
「ガッ!」
「ほらほらー早く立たないと死んじゃうよ?」
白い方が赤い方を煽るように言う、ていうかもうすぐ赤い方死ぬんじゃねえのか?
「おい!お前たち何をしている!」
警備員が来たようだ、じゃあ、これで終わりかな?
「何って?売られた喧嘩を買っているだけだよ」
「だすげでぐれぇ」
ボッコボコじゃねぇか。
「とりあえず話は詰所に来てから話してもらう!」
連れていこうとした瞬間
「おいおい、誰が近づいていいって言った?」
「ふぁ!」
警備員が白い玉に叫び声を上げる間も無く吹き飛ばされた。
「いやいや、嘘だろ?」
ぽつりと誰かがそう言った。
「ははは、わざわざ我慢したかいがあったよ!」
「誰なんだよ、お前!街をぶっ壊しやがって!」
「ふうん、この顔みても分からないかなぁ?」
白いヤツが服を脱ぎ捨てた。
「その顔は!」
「流石に無能共でもわかるんだね、そう!僕はこの国の第2王子だ!」
第2王子?何しに来たんだよ。
「無能共に教育しにここに来たんだよ、まあ、こんなに無能だったら教える価値もないしもう帰るけどね」
「テメェ!」
誰かが王子に突っ込んで行った。
「これだから無能共は……やれやれ、こんな事に僕の魔法を使いたくないんだけどね」
白い玉が現れる。
「ジャスティスボール、さあ、死ね」
「危ない!」
誰かが突き飛ばしてギリギリ誰にも当たらずに済んだようだ。
「ふうん、まあいいや、帰るね」
王子は何かの石を砕き消えた。
「クソっ、何なんだよ!王子だから許されるのかよ!」
胸糞悪ぃな、何だあの王子、人が死んでも平然、いや喜んでるように見えたぞ。
「ここにいたら気分が悪くなる、スーラとライムのレベル上げしに行こう」
俺がここにいても何も出来ないからな。
6時に出すよ。
休みの日はたまに誤タップで5時になることあり。
すまん、遅れる。




