第11話 ただ、前を見る
どうも、ベニテングダケです。
『ガァァァ!』
「やばい、ブレス吐いてくるぞ!多分炎だから周りに気をつけろ!」
炎龍から炎のブレスが吐き出され、地面は焦げ、周りは火事となっていた。
「持久戦だったらこっちがどんどん不利になる!最初っからフルで倒しに行かないと!」
『わかった!』
相手は空を飛んでいて、炎の物量でゴリ押してくる、ならこっちもゴリ押し返すだけだ。物量には物量で、これが基本だろ?
「さあ、やるぞ マジックアロー 100連発!」
体内にある全てのMPを使い、それでも足りない分はHPを使い、対プレイヤー戦だと頭のおかしい魔法の使い方で魔法を使う。
「ふぅ、これなら適当でも当たる、さあいけ!」
シューン!
『グオォアァァァ!』
大量の魔法の矢に、炎龍は全力のブレスを吐く。
「やべぇ!全部消される!」
魔法の矢は、圧倒的な力にねじ伏せられ、消えていく。
やがて
「全部……消えた?」
『グオォアァァァァァァァァァァァァ!』
炎龍が咆哮を放つ、それは、俺達に向かって確実に殺すというサインと同じだった。
『ガァァァ!』
ドラゴンが笑う。そして、俺達に近づいてくる。
グサッ
『ガッ?』
グサッ、グサグサグサグサッ!
『ガァァァ!!』
矢が、炎龍の翼に刺さる。
「甘いんだよ、詰めが、俺が馬鹿みたいに真正面に全発撃つかよ」
ふいっー!あっぶねぇ、左右に一応追尾矢撃っといて良かったぁ。
『ガァァァ!』
炎龍が、堕ちる。
「お前だけ上空にいるなんて不公平だろ?だから堕としてやったよ、まあ、お前はもう大分動けないみたいだろうけどよ」
俺は賭けに勝った。
「お前が俺達に気を取られてるっていう賭けに勝った」
「さあ、逆襲の時間だ! ぁ」
威圧感がこの空間を支配する。
「やっぱり、こんなんじゃ無理だよなぁ?」
炎龍は、堕ちようと、ただ真っ直ぐ敵を見る。
『グオォア!』
この龍は、諦めが悪い。
「もう一度ぶっ倒してやる、地上戦だと俺達が有利だ」
炎龍が、明確な殺意を持ってサナに向かって襲いかかる。
炎龍VSテイマー 第2ラウンド 開幕
9時ぐらいに投稿予定です。




