第一話 おうち時間
どうも、ベニテングダケです。
「色々と濃い一日だったなぁ」
俺はしみじみとそう思い、布団でゴロゴロする。
「戦ってる時の記憶とかほぼ無いんだよな」
夕方に草原に行ったことは覚えてる、けどその後の記憶が分からない。
「何かすごい技出してたような気がしてるんだけどな」
大技を出すトリガーを完全に忘れてしまったみたいだなぁ、しかも、一緒に居てたパーティーの人もどこいったか分からないんだよな。
「ウジウジ悩んでても仕方ないし、ご飯でも食べるか」
ずっと食べていなかったからな、すごい腹が減っているんだよ。
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「ん〜?メンテナンスだって?」
ご飯を食べながら公式サイトを見ていたら、メンテナンス予定っていうかもうメンテナンスしてるみたいだなぁ。
「何をするんだ?」
俺はそう思い、詳細のページを開いてみる。
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アーティファクト・オンラインからのお知らせ
親愛なるプレイヤーの皆様へ
メンテナンスを実施することになりました。
今回のメンテナンスで行うことは、新しいイベントの追加、ボスの追加、アイテムの追加、スキルの調整を行います。
メンテナンスは午後9時から午後5時迄を予定しております。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
アーティファクト・オンライン運営より
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「新しいイベントの追加ねぇ、もしかしてログアウトする前に誰かが言ってたことかなぁ?」
色々なことが追加されるみたいだな。
「よし、ご飯食ったし風呂入って寝るか!」
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どこかの会社
「まさか特殊ルート通ってしかもソロで倒すことなんてあります!?」
「まあまあ、落ち着けよ、起きたことは仕方がないんだから、ほらさっさと作業するぞ」
「せっかく専用マップとか作ったのに!全部無駄じゃん!」
「うーん、じゃあ、次のイベントの時のマップにしとく?」
「あー、それいいっすね、じゃあ僕それで調整しときますわ」
「あれ、俺の知らないところで急にマップ変更がされている、どうしたんだ?」
「リーダー!何もないっすよ!」
「ふうん、じゃあこの既視感のあるマップはなんだ?」
「いやー!それはあいつが作ったので僕の責任ではないですね!」
「俺を売るな!この陰キャ!」
「はあ?お前もだろ!」
「落ち着け、お前ら、とりあえずこっちの呪いについて考えるぞ」
「へーい、あ、その呪いですかぁ、それ多分もう修正聞かないと思うんですよね」
「まあ、アレが関わってるしなぁ、無理か」
「まあ妥協案で加護でもつけときますか?テイマーらしいので従魔の成長が良くなるみたいな感じの」
「まあそれでいいか、じゃあ、新しいボスについてだが、…………」
夜が明けるまでこの会議は続いたそうだ…
よし、次は9時に出すか。
読んでくれて感謝




