悪夢に淡い希望を抱いて⑥
どうも、ベニテングダケです。
『ていっ!』
スーラは何度も体当たりしたり、窒息させようとしたが、全て避けられる。
『鈍いな、それじゃ私には勝てないよ、ほら、お返しだ「亡霊の咆哮」』
『痛い!』
ラーファンから、苦しそうな顔がついているビームのようなものが放たれる。それをモロに食らったスーラは、思いっきり吹っ飛んだ。
『やっぱり、スライムはスライムですね、小さいし弱すぎる』
『うう、まだ諦めないよ!』
何とか戻ってきたスーラは既にボロボロになっていた。
『あなたのご主人もあそこで寝て、あれ?』
サナが、居ない。
『こりゃ傑作だ!あなたのご主人はお前を置いて消えた!』
「消えてねぇよ、クソ亡霊が」
杖で、殴る。何度も何度も殴りつける。
『サナ!』
「わりぃ、寝そうなってたわ、これがあってほんとに助かったわ」
そう言って、サナはポーションを見せる。
『これは?』
「眠気覚ましのポーションだ、スーラも飲むか?」
『今はいいよ、ほら、来たよ』
『やってくれたなぁ、貴様!』
「キャラ変わりすぎだろ、お前、しかもお前杖で、殴れるとはな、亡霊の肩書きはどこいった?」
『コロス、コロシテヤルッ!』
「ははっ、怖い怖い、まあ、俺はもうお前がそんなに強い理由を知ったからな、あんま怖くねぇわやっぱり」
『ガァァァ!』
「どうせお前、ほかのモンスターが死んだらどんどん強くなるんだろ?デイル達を連れ去ったやつも含めてな、そして今お前は中途半端にモンスターが死んでいるから、亡霊は亡霊だが、実態がある訳分からん状態になってる、だろ?」
『ソレを知っテ何になル!』
「ビンゴだな、何になるか、あれだな、スーラ!ほかのモンスターは極力攻撃すんな!アイツが強くなる!」
『了解!』
「じゃ、行くぞ!」
『うん!』
『雑魚がドンなに群レテも意味が無い、圧倒的なチカラにヒレフセ!』
サナたちがラーファンに向かって走り出す。
『亡霊ノ息吹』
その瞬間、世界が凍りついたような気がした。寒気と恐怖が混ざり、死神がこちらを見ているような感じがした。
「そんな技は効かねぇぜ!なんせ、幽霊とか信じてねぇからな!」
『効かないよー!』
『ナッ、ドウナッテイル!』
「脳天ぶち割ってやるよ!」
ガンッ!
鈍い音がした、見事に脳天にクリーンヒットした。そもそも、幽霊に脳天はあるのだろうか?
『グ、ウ、ウゴケン』
「スタンした!スーラ、今だ!」
『うん!取り付いて、「吸収!」』
『ガァァァ、ハナセ!ハナセェェエエ!』
「うるせぇよ、クソ亡霊、もう1発やってやるよ」
ガンッ!、ガンッ!
『ガッ!』
「わりぃ、手が滑って2発やっちゃったわ」
『キ、サマァ!』
『溶けろ!』
『ガァァァァァァッ!』
「おー、苦しんでる苦しんでる」
『ガァァァ、「実態爆発!」』
ラーファンが爆ぜた、スーラがまた吹き飛ばされた。
「まだやんのかよ、もういいだろ?」
『久しぶりにこの姿になりましたね、あなた達には褒美として本気を出させてもらいます』
「は?あれで本気じゃねぇのか?」
『「亡霊の一矢」』
「っぶねぇ!テメェ!不意打ちは卑怯だろ!」
『ははははは、素晴らしい、素晴らしいなこの体は!全てが見えるぞ!』
『何なのあいつ…』
「やべぇやつだろ」
『ああ、カンデストラが1人やったようだ、かなりギリギリだったがな』
「カンデストラってことは、あの魔法使いの人がやられたのか、不味いな、早く片付けないと」
『ほう、私を手早く片付けるですか、あまり調子に乗らないでください、私はこの世界で最強だ、負けるはずがない』
「厨二病今になって発症したか?」
『ふふふ、そんな戯言をいつまで言ってられるのかな?』
「は?」
『私の必殺技を、序盤ですが使わせてもらいますよ』
『「ソウルカノン」』
一旦二回投稿します。
午後5時投稿予定。
ポイント、欲しいなぁ?




