悪夢に淡い希望を抱いて②
どうも、ベニテングダケです。
「ガ、く、苦し い」
『急激に命が増えたからお前の体が耐えきれずに崩壊している』
ラーファンが言う。
「ぶっ殺して やる」
『そんな状態で何が出来る?私は亡霊だ、おまえには私を攻撃できない、お前は負けているんだよ』
「ふざ けんな」
声を振り絞って出すが、体は動かない。苦痛しか感じない。
『その威勢がどこまで持つのかな?さあ、復讐の時だ、みんな、おいで』
その声を合図に地面からどんどんモンスターが湧いてくる。
スライムだったり、ワイルドラビット、見たことのないモンスターもいる。
『ははは、張り切りすぎて進化しちゃったのかい?』
嬉しそうに言うラーファン
「殺す、殺して! ガァ!」
痛みは収まらない、さらに増しているかのように身体中痛んでくる。
『あらあら、もうみんな準備万端だね、さあ、殺しても殺しても復活するから、どんどんやっちゃっていいよ』
モンスターの大群が俺に向かって進んでくる。
『ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!』
なんて叫び声だ。酷すぎる。
「あー、俺死ぬな、はは」
思わず笑ってしまった。
苦痛も少し楽になってきたな、でも、もう手遅れか。
もう、飲み込まれる。
『ガァァァァァァ!』
モンスターの嬉しそうな叫び声だけが草原に響いた。
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「ああ、痛てぇな」
『こんくらいで死ぬなよ?チャレンジャー』
「そもそも俺はお前に挑んだ記憶がねぇんだよ」
『知らねぇなぁ?』
あー、腹立つコイツ、だが、俺が一方的に殴られて反撃が出来てないからなんも言えないな。
『ほら、早く立てよ』
「人はそんなに頑丈じゃねぇんだよ、化け物が」
まだ、攻撃ができてないくらいで慌てるな、アイツの攻撃パターンを見ろ、そして記憶しろ!
『はは!行くぜ行くぜー!』
「来た!」
『オラァ!』
「その攻撃はもう覚えてる!」
アイツの攻撃パターンは主に3つ、急加速して殴ってくる攻撃、これは回避はしやすいがもダメージが多いから注意、2つめは掴んで投げる攻撃だ、これは掴まれた時のダメージは少ないが、壁に当たった時は動けなくなるし痛てぇしクソみたいな攻撃だ、しかも投げて追いかけてそんまま殴ってきたら死ぬ、本当に死ぬ、3つめが近づいてきてラッシュを仕掛ける攻撃だ、これは本当に気をつけなければいけない攻撃、一発で体力がほぼ無くなる。
「まとめたら全部厄介だ!って言うことだ!」
攻撃を仕掛ける。
「破天流 瞬刃!」
『いい攻撃だけど、俺には届かないね!』
クッソ、アイツの体どうなってんだよ、なんで剣で傷跡1つ付かねぇんだよ。
『はははっ!スキありぃ!』
これは、ラッシュか!受ければまずい!
『耐えてくれよォ!』
「誰が真正面で受けんだバカ!」
何とか避けた、あんな強い大技だ、隙があるんだろ?
『はははっ!もう一丁!』
体を捻って思いっきり殴ってきた。
「人間が出来ない体の使い方は辞めてくれ!」
これも避ける。
「破天流がダメなら、ただの強切り!」
技術ではなく、ただ単に切るためだけの技、これなら!
『痛ってえ!さすがチャレンジャーだな!』
何で腕に少し切り傷付くぐらいなんだよ!意味わかんねぇよ!
「あー、ダメだな。サナの所に短い時間で行ってやれねぇわ」
『戦闘中に気を逸らしたら死ぬよ!』
「だぁー!少しは一息つかせろ!」
もう俺コイツと戦うの嫌なんだけど!俺と格が違いすぎる!
『楽しもうぜぇ!』
「本当に意味わかんねぇよぉ!コイツ1人で倒せるわけねぇよ!」
誰か助けてくれ。
各ボスのスペックは高い。
でも、きっと勝てるよ。
今日はこれで終わりです。ごめんね。




