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内緒だよ! 私の好きな人。

作者: 七瀬
掲載日:2019/05/11




私の名前は、『石渡 三七』12歳の小学6年生。


私ね、、、?

実は、ずっと好きな人がいるんだよ!


その男の子は、他校の子でね、、、!

私と同じ6年生の男の子なんだよ。


背も高くって、凄くカッコイイの、、、!

勉強もスポーツも出来る男の子なんだよ!


私は、同じクラスの仲がイイ女友達2人と私たちの好きな男の子の話を

して盛り上がるんだよ!



『ねえねえ? 三七ちゃんは、好きな男の子とかいるの、、、?』

『えぇ!? いるよ~!』

『どんな子? どんな子?』

『うちの学校の男の子じゃないんだ~!』

『えぇ!? 違う学校の男の子なの、、、?』

『そうだよ~! つかさちゃんは、好きな男の子いるの、、、?』

『いるよ! わたしの好きな男の子は、“森永君”なんだ~!』

『えぇーーええ!? 嘘、一番男子の中でも人気がある男子じゃん!』

『みくは、いるの、、、?』

『あたしもいるけど、、、? あんまり言いたくないな~』

『どうしてよ! わたしたちは言ったじゃん! みくも言いなよ!』

『だって! あたしの好きな男性ひとは、中塚先生だから!』

『えぇ!? 先生なの、、、?』

『なんか? オトナな恋愛って感じだよねぇ~!』

『えぇ!? そうかな?』

『うん!』

『私もそう思うよ!』

『なんか? 照れくさいね、、、!』

『うんうん。』



私たち3人は、仲がイイから好きな男の子の事も教え合える仲なの、、、!

私は何でも、2人には言えると思う。


隠し事を2人にしたことがない、、、!

きっと、2人も私と同じ気持ちだと思っているのよ、、、!



でもね、、、?

ある時、私は気づいてしまったの、、、!


つかさちゃんと森永君が、二人で学校帰りに一緒に家に帰ってるところ。

私とみくは、遠くから二人を見ていたのだけど、話しかけなかったわ、、、!



でも、次の日、、、。

私とみくは、つかさちゃんに言ったの、、、!


『つかさちゃんって? 森永君と付き合ってるの、、、?』

『えぇ!? ・・・どうして?』

『昨日、私たち見ちゃったんだ~つかさちゃんと森永君が一緒に帰ってる

ところ、、、どうなの? どうなの?』

『・・・まあ、付き合ってるまではいかないんだけどね! 上手くいって

るのは、間違いないと思うな~!』

『それって? “イイ仲”って事かな?』

『・・・うーん? まあ、そう言う事かな~!』

『良かったね!』

『なんか? あたしまで嬉しくなっちゃうよ~!』

『ありがとう、二人とも。』

『うん!』

『うん。』



それから、数日後、、、。

今度は、みくと中塚先生が二人で仲良さそうにしているところを

私とつかさちゃんが見てしまった、、、!?


だから、私とつかさちゃんでみくに聞いたわ、、、!


『ねえ、みく? 中塚先生とどうなってるのよ、、、?』

『どうなってるって、、、? “先生と生徒の関係”だよ!』

『ふーん? なんだか、みくと中塚先生が凄く仲良さそうに見えたから?』

『まあ、他の生徒よりあたしが一番、先生と仲がイイかもしれないけどね!』

『なんか? みく、嬉しそうだね!』

『中塚先生の事を話している時のみく、すんごく嬉しそうに話すよねぇ~』

『・・・そうかな?』

『うん!』

『そうだよ!』



そんな私だけ、好きな男の子が他校の男の子ということもあってか、、、!?

うまくいかない、、、!


どうしたらいいんだろうと思っていたら、、、?

私の学校が火事になって! 全部、燃えちゃった、、、!


火事になったのは、平日の水曜日、AM10:20頃だったと思う...。


一瞬で、火の炎が燃え盛るように校舎を焼き尽くしたわ!

私たちは、たまたま一番下の階で授業をしてて、逃げ遅れてしまったの。




火事の原因は、、、?

【放火】だったらしい。


他校の男の子の仕業だという話...。

犯人は、未だに捕まっていないのよ!




この火事が起きたのは、、、?

かれこれ、20年前の話よ。





・・・そう、もう私たちはこの世にいないのよ。

そして、私の好きな男の子は、、、?


他校の男の子、、、。

そう、私たちの学校に火を付けた放火魔の男の子の事よ。



私は、たまたま一瞬だったけど、、、?

見てしまったのよ!


そのことは今でも、私の目に焼き付いているわ!

アノ男の子が、ライターに新聞紙を丸めて石油をまいて火をつけたところを...。


まさか、、、!?

あれが、【放火】だったなんて! 私が死んでから分かった事よ。


今頃、彼は36歳になっているのね!

私の好きな男の子は、元気にしているのかしら、、、?




最後までお読みいただきありがとうございます。

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