第3話 転生完了!
誤字脱字があれば教えてください!
俺は目覚めると暗い洞窟の中だった。
ほんとに真っ暗でほとんど何も見えない。
周りには何もなくどこかで水が落ちる音がする。
あのくそガキ覚えてろよ。
次会ったらめちゃくちゃにしてやる。
まーひとまず転生は出来たのかな?
これからどうするか…
「助言」
まずは魔眼を使って周りを確認することをオススメします。
うわぁ!ビックリした!誰?
「解」
能力神の助言です。
あ、俺の能力かなんかそんなのゲットしてたな。
てか魔眼てどうやって使うの?
「解」
頭で魔眼発動と念じるだけで発動します。
あれ?そんなのでいいの?簡単だね。
じゃ早速。
「魔眼発動!」
周りが昼間のように明るくなった。
おぉ!すげー!他にも能力無いのかな?
「解」
LVを上げれば能力も上昇し新しい能力も追加されます。
あ〜そうなんだ。
でもLVどうやって上げるの?
「解」
熟練度が貯まればLVが上がります。
へぇーそうなんだ。
まぁ今は明るくなったおかげでかなり見やすいしひとまずいいや。
さてさて何かあるかなーと。
周りを確認すると大きな水だまりがあった。
ひとまずそこに行くとするか。
俺は体を動かそうとするとうまく動かせない。
あ、体を確認するの忘れていた。
俺は体を確認したが足、手が無い。
黒い霧みたいなのが一塊になってるみたいだ。
え、何これ俺何になったの?
「解」
貴方は今世界で初めて誕生した魔族です。
形が決まってないのでどんな姿にでも慣れます。
そうなのか、じゃひとまず人間に近い姿でいいや。
俺は頭の中で人間の姿を思い浮かべた。
そうすると黒い霧が段々人の姿になっていった。
手足の感覚がある。
成功したのか?俺は水だまりまで歩き自分の姿を確認した。
そこには黒髪の美少年がいた。
え?これ俺?すっげーイケメンなんですけど。
てかなんで子供?
「解」
体を構成する魔力が足りないため子供の姿になったと考えられます。
あーそうゆうシステムなのね。
まぁ産まれたばかりで大人の姿も変だしいいか。
って俺裸じゃんなんか服が欲しいな…
ガサ、
ん?なにかいるのか?
ガサガサ…バッ!
うおぉ!なにか飛び出してきた。
大きいうさぎ(?)みたいなのが飛び出してきた。
するとうさぎ(?)のとなりになにか表示された。
「解析結果」
種族名 大食いラビット
種族数 5367体
個体名 無し
称号 暴食王の眷属
ランク
希少魔族
平常能力
大量捕食 LV6
自身の体以上の獲物を残さず食べる事が出来る。
希少能力
収納LV3
自身の体の同じ大きさの物は別空間に収納出来る。
なんだこれ?色々書いてある。
「解」
能力魔眼 解析眼の効果です。
へぇー色々便利な能力だな。
まぁひとまずこいつをどうするか…
「助言」
相手は希少能力を持っているので倒して略奪を使い能力を奪うのをオススメします。
あ〜やっぱりうさぎか、でも殺すの?少し可愛そうだな…
そう思っているとうさぎが大きく口を開けて噛み付こうとしてきた。
俺は間一髪のところで避けた。
うさぎは硬そうな岩に噛み付いた。
ゴチン!
硬いもの同士がぶつかる音がした。
うわぁー、痛そー、絶対歯折れただろ。
うさぎの方を見るとなにか口が動いていた。
ガリゴリゴリ…
なんとうさぎは歯を折るどころか岩を噛み砕いていた。
そこで俺は理解した。
こいつは俺を食べようとしている事を。
やべぇ、どうすればいい!?なにか武器を…
するとまたうさぎ噛み付こうと飛びついてきた。
俺は避けきれず腕に噛みつかれた。
バキ!
うわぁ!やばい俺の腕が…ってあれ?全然痛くない。
俺は腕を見てみるとうさぎがぶら下がっていた。
よく見るとうさぎの歯にヒビが入っている。
え?なんで?さっきまで岩噛み砕いてたじゃん。
「解」
一時的ですが腕に魔力が集中して腕の硬度が増したのと考えられます。
その影響で能力魔力操作を獲得しました。
なんだかわからないけど助かったみたいだな。
でもどうするか…
ダメージを受けなくても倒せないんじゃなー。
「解」
魔力操作を使うことで攻撃力を上げることができます。
マジ?いいねそれ!
なかなか使える能力をゲットしたみたいだな!
あ、待てでもどうやって使うの?魔眼みたいに念じるだけでいいの?
「解」
念じるだけでも使えますが攻撃力や硬度を上げたい部位に集中すれば発動します。
わかったわかった。
じゃまず拳の攻撃力をあげるじゃろ。
これをうさぎに向けて。
せーの。
バン!
グチャ…
うさぎは行き良いよく地面に叩きつけられ潰れた。
え?やば、軽く気絶させるつもりで殴ったんだけど…
なかなか調節が難しいのかな?
少し悪いことした気分だな…
いやここはもう俺がいた世界じゃないんだ!
おそらくこの世は弱肉強食!
そんな考えでは生き残れない!
よし!まずはこのうさぎをどうするか…
「解」
略奪を使い大食いラビットの能力を奪うことをオススメします。
あ〜なんかさっき言ってたな。
多分略奪もさっきと同じ感じで発動するだろ。
俺はグチャグチャになったうさぎの残骸に手を向けて。
心の中で。
「略奪発動!」
と叫んだ。
そうするとうさぎの残骸から青白い光の塊が出てきて俺の体に吸い込まれた。
「告」
固有能力大量捕食と希少能力収納を獲得しました。
そしてステータスが。
HP+59
魔力量+20
攻撃力+65
防御力+35
移動速度+42
跳躍力+56
結果ステータスが。
HP 260
魔力量320
攻撃力 65
防御力 35
移動速度 42
跳躍力 56
になりました。
終わったか?
てかステータス魔力量とHP以外全部0だったのか、
まぁいいか。倒した敵の力を奪えるみたいだし。
ひとまず服どうにかしなければなぁー。
俺はそんな事を考えながら洞窟の中を進んでいった。
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主人公能力一覧
種族名 魔族
種族数 1
個体名 無し
称号 無し
ランク
異常個体
能力
平常能力
大量捕食 LV6
自身の体以上の獲物を残さず食べる事が出来る。
希少能力
収納LV3
自身の体の同じ大きさの物は別空間に収納出来る。
異常能力
魔眼 LV1
解析眼。
見たものの情報か空間に表示される。
周りの魔力の動きを見ることがてきる。
暗い所でも真昼のように見える。
転生能力
略奪LV1
相手の能力や身体能力そして相手の持ち物を奪える。
※戦闘不能にした相手のみ能力、身体能力を奪える。
※一部なら戦闘不能にしなくても能力を奪える。
神の助言LV1
これから何をするといいか教えてくれる。
ある程度の質問は答えてくれる。
ある程度の操作を代行してくれる。
※助言がすべて正しいとは限らない。
※運命が変化した場合新しい助言が届く
ステータス
HP 260
魔力量320
攻撃力 65
防御力 35
移動速度 42
跳躍力 56
前回変更が多くてご迷惑お掛けしました。
これからもよろしくお願いします!
最後に主人公能力一覧を追加しました!
固有能力から平常能力に変更しました!