表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
54/100

第54話 オープンワールドゲーム

「できたよ!3日かかっちゃったな」

僕が言う。割とかかってしまった。もう少し手を抜くこともできたが、この少しの差で効率が上がると考えて、時間をかけた。


「できたんですか??」

高崎くんが聞く。まさか三日でできるとは思っていなかったみたいだ。


「進捗はどう??」

僕は質問をする。これは紙で捜査している件についてだ。大人数の警察官が五人の脱走犯を追っている。


「はい。今20人で捜査していて、1日60件当たっています!」

高崎くんが言う。しっかりと数を把握しているのが偉かった。


「1日60件!1人3件か、それじゃ困っちゃうね!これを全員に配ってくれる??」

僕が言う。流石に効率が悪いと思う。もっと早くできるようにしたい。こう言う事件は早く解決すれば早く解決する方がいい。遅くなると難易度がます上に社会不安も増える。


「これはどう使ったらいいんですか?」

高崎くんがipadの画面を見ながら聞く。

そう、これは捜査員がこれを見るだけで捜査できるように作ったipad専用アプリケーション。


「このスタートボタンを押すと、自分の位置に近い場所が表示され行きやすい順でルートが出てくる」

僕が説明する。

基本的には地図アプリと一緒。それが今回の目的に対して最適化しているものだと思ってもらえれば良い。


「へー、便利ですね!」

高崎くんがぽんぽんアプリを触りながら言う、


「そして、他の人がすでに回ったところは色が変わる。次に行くところは予約され他の人のルートにはでてこなくなる」

僕は説明する。今回のアプリの大事なところはここだ。大人数で一つの仕事をするためのアプリケーションであると言う点。他の人が行った場所には行かなくていい。しかし紙でやっていると、朝最初に決めた場所にしか行くことができない。

「すごい!3日で作ったんだね?」

ヒカルちゃんが驚いている。


「さすが先生」

大和くんも嬉しそうに頷いている。


「あとは、その場所で起きたことがメモ書きできるようになってる」

僕が説明する。この機能も大事で、こうすることによりみんなの知識が一箇所に蓄積される。


「ゲームのバグ報告システムみたい!」

ヒカルちゃんが言う。そう、その通り僕はそこから着想を得た。ゲームの大規模デバッグシステムを捜査システムに活かせないかと考えたのだ。


「そう。最近のオープンワールドのゲームはデバックが難しいからね、こういうシステムがある」

僕が説明する。300人規模で製作するような大規模ゲームにはこう言うシステムが搭載されていて、遊びながらどんどん完成していく。


「へー!なんだか楽しそうですね!」

高崎くんが言う。


「そうなんだ、ゲームのように楽しくしていくことが必要なんだね」

僕は説明した。そう、作業は大変だがこういう風にしていくと楽しくなる。


「みんなに配ってきます!」

高崎くんが走っていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ