始まりの迷宮
4人の永い戦い 作者 青葉結城
プロローグ
2050年夏、ある国の大統領オベイロンは全人類をデスゲームへと引き込むことを宣言した。そしてオベイロンは世界中の人々を仮想世界の中に引きこんだ。
その仮想世界はモンスターや迷宮などがあり迷宮のボスを倒すと次のフロア進むことができるというものだった。
それから2年の月日がたった。
俺の名はキリト。レベルは90。よろしく。特技はすさまじいスピードで行動をすること。装備は高い切れ味を持つ剣の二刀流。そし
て「黒の剣士」の二つ名を持っている。今はこの中で出会った3人とゲームクリアを目指している。
ヒースクリフ。レベルは90。特技は敵を自分に引きつけ仲間を守ること。装備は全てを跳ね返す盾。彼は「歩くゲームマスター」と呼ばれるほどの知識がある。
アスナ。レベルは88。特技はスピードと観察力。装備は軽く斬れ味の高いレイピア。彼女は「閃光のアスナ」とよばれている。
シノン。レベルは85。特技はどんな距離からでも敵を狙い撃つ。装備は大型の弓。彼女は「神のガンナー」と呼ばれるほど命中率が高い。
そしてこの3人と俺は冒険をしている。
この4人にはそれぞれ特殊スキルがある。
ヒースクリフは、身体を硬化させる能力。キリトは、運動神経を極限まで引き上げる能力。アスナは、五感を通常の1兆倍まで上げることができる能力。シノンは、五感及び集中力を極限まで引き上げる能力をもつ。そして、この4人は、一人一人スキルを持っている。ヒースクリフはパーフェクトガード。キリトはスターバーストストリーム。アスナはホリゾンタル・スクエア。シノンはライジングアロー。などのスキルを持つ。他にもまだまだスキルは存在する。そして、この4人の戦いが始まる。いつかクリアできることを信じて。
~1章~
始まりの迷宮
「あち~」
俺ことキリトそうつぶやいた。
「まあ、キリト君は仕方ないよ。」
アスナはそう言った。
まあ俺は全身黒のロングコートだから仕方ないか。
「もう少し装備を考えろよキリト」
シノンは呆れながら言った。
はぁ~
俺はため息をついた。なぜこうなったかというと、1時間ほど前にさかのぼる。
「よし、迷宮行くか。」
おれはそう言った。
俺の装備は黒のロングコートに、片手直剣エリュシデータとダークリパルサーの二刀流。
「そうだねキリトくん。」
そういうアスナは白と赤のローブに、細剣のランベントライト。
「行こうか。」
ヒースクリフの装備は、ライスデントシールドに剣のソーマレイブンソードのセット。
「その装備で大丈夫?」
シノンの装備は、光弓エリクシール。
俺たち4人は迷宮へと向かった。途中ゴブリンなどの雑魚モンスターが出てきたが難無く撃破し迷宮に到着した。
「で、でけー。」
おれは見上げながらいった。
「そんなことはいいから早く進もうよ~。」
「そうそう。早く行こうよ。」
「は~い。」
そして俺たちはヒースクリフをリーダーとするパーティーを作り迷宮へに入った。
中はかなり広く明るかった。
「よし。ちゃっちゃとクリアして次のフロアに行こう。」
俺たちはボス部屋に向かって進み始めた。しかし、第1フロアとはいえ迷宮は簡単に攻略はできない。
「くっ強い」
「大丈夫?」
「無理するな」
まあ敵の攻撃を全て受けているからHPの消耗が早いけど。
ヒール!
アスナの回復魔法が発動した。これは初歩的な魔法だからHPはあまり回復はしなかった。だが少し体が楽になった。
「サンキューアスナ」
俺はダークリパルサーを引っ込めソードスキルを発動!
“ホリゾンタル”
剣が青く輝き敵をなぎ払った。そして敵は倒れ消滅した。
「ふー。きつかった。」
ガンッ!ボコッ!ドスッ!
「ごふっ」
「キリト!」
「はいっ!」
2人からどなられた
「なんださっきのは、死にたいのか」
「ふざけないでよ!」
「あーあ、知―らない」
シノンは興味なさそうにし、アスナとリーダーに問い詰められた。
「いや~体が勝手に~」
ドスッ!
「ごほっ」
「へ~体が勝手にね~」
(やばいこの笑みはアスナがマジで怒っているときの顔だ)
おれは冷や汗が出てきた。シノンとリーダーはすでに耳をふさいでいた。
「キリト!」
頭がキーンとした。おそらくこの迷宮のここから200M圏内のプレイヤーはかなり驚いただろう。
「次こんなことしたら回復してあげない」
彼女はぷいと顔をそむけた。
「ごめんもうしないから回復無しは許して」
俺は必死に謝った。
「ほんとに~?」
「本当に」
「じゃあ許すから今度2人でパーティー組んで」
「えっ」
「いいでしょう」
「でもリーダーとシノンは」
「その2人で組めばいいでしょう」
「それでいいの2人は」
「いいよ」
「いいよ」
「マジかよ~」
「じゃあそういうことで」
なぜか怒られそしてアスナとパーティーを組むことになった。
そのとき突然1人のプレイヤーが現れ手に持ったアイテムをかかげこう叫んだ
「コリドーオープン」
その瞬間そのプレイヤーが持っていたアイテム「回廊結晶」が砕け俺たち4人の足元に黒い渦が出現した。
「うわー」
俺たち4人はその渦にのまれ落ちていった。
「う、うーん」
気がつくとそこは見覚えの無い砂漠だった。
「みんな大丈夫か?」
「うん。」
「私も」
「俺も」
「しっかしここはどこだ?」
「さあ?」
「転移結晶で帰れないの?」
「やってみる。」
おれは転移結晶をかかげこう叫んだ
「転移、リスパーチ」
しーん。何も起こらなかった。
「あれ?」
「まっまさか歩いてリスパーチまで戻らないといけないの?」
「そうみたい」
「いやだー」
こうして俺たちは砂漠をさまようこととなった。
(最初のほうに戻る)
「いまどのあたり?」
俺はみんなに聞いた。
「わかるわけ無いでしょマップ買ってないんだから」
「はい。すいません」
そのとき1体の敵が出現した。見た目はまるでサソリのようだった。
「レベルは~98!」
「ありえない」
「けど仕方が無い。いくぞ!」
『おう!』
「よし!ならおれがタゲをT」
ボコッ!
「いてっ!なに?何?」
「もう回復してあげないよ~」
「あっそうだった。」
「もう。私が指示をだすからみんなたのんだよ」
『おう』
「まずリーダータゲをとって敵の攻撃をひきつけて」
「おう」
「次にシノン。あなたは遠距離から弓で狙撃」
「わかった」
「キリト君は側面から剣で攻撃」
「まかせろ」
「みんな、スキル使ってでも勝つよ」
『おう!』
“ホリゾンタル・スクエア!”
上段切りはらい、切り上げ、下段切りはらい、切り上げ
剣の跡が正方形をえがく!
しかしてきのHPを1割ほど削っただけだった。
「うわっ!固っ!」
「俺にまかせろ」
“スターバーストストリーム”
青く輝く剣が敵を切り刻む!
「もっと早く」
うおおおおおお
“シャイニングアロー”
光り輝く矢が敵にむかって突き進む!
この2人のスキルでもまだ敵のHPを削りきるまではいかなかった。
「まだだめなのか」
「こうなったら」
“スキルコネクト”
複数のソードスキルを組み合わせて多連撃をうみだす
「これがおれの新しいスキルだ!」
剣が青く輝き斬撃を繰り返すだがその間も敵の攻撃はヒットし続ける。敵のHPは赤になりキリトとヒースクリフのHPも赤になっている。
はあああああああ!
ザンッ!
敵のHPがついに0になり敵は消滅した。
「よっしゃーーーー!」
「んっ?」
敵のドロップアイテムの中に気になるものがあった。
【アイテム名】 砂漠の覇者 (レアアイテム)
効果 このアイテムの使用した砂漠から抜け出すことができる。使用者は使用した砂漠の覇者となり使用した砂漠を自由に出入りできるようになる。(使用者のパーティーも含まれる)
「こいつを使えばここから出られるぞ」
「マジか」
「やったーーー!」
「よし。帰ろうか」
俺は砂漠の覇者を使用した。
目の前が真っ白になった。
目の前がはっきりしてきた。
「ここは、リスパーチだ!」
「やったー!帰ってきたー」
「ふー疲れたー」
「お疲れー」
「とりあえず宿に帰ろうか」
「そうだね」
「じゃあバイバイキリト君」
「バイバイみんな。また明日10時にここ集合ってことで」
『うん、またね』
俺は宿に入って装備を外した。
「あーつかれた」
ピロリン♪ピロリン♪
「ん。誰からだろう?」
【差出人】 ユウキ
今から少し会えますか?よければ中央広場に来てください。
【宛先】 キリト
「ユウキ?誰だろう。とりあえずいってみるか」
俺はまた黒のロングコートとエリュシデータを装備して中央広場に行くことにした。
~2章に続く~
~2章~
小さな出会いと大きな進歩
「やったーレベルが上がったー」
「私もー」
「俺はまだ」
「私はさっき上がった」
俺は今アスナたちとレベル上げをしているところだ。
いつものようにパーティーを組んでやっているのだが、いつもとは少し違う。それは・・・
「お前はどうだ?ユウキ?」
「僕はまだまだです~」
そう、いつものメンバーにユウキというプレイヤーが参加しているのだ。
なぜかというと1週間ほど前に俺たちは砂漠に飛ばされ大変なめにあったのだ。そして、レアアイテムによって帰ってきた俺たちは一旦別れて自分の宿へと戻ったのだ。するとユウキから1通のメールが届いたのだ。俺は、そこに記されてあったように中央広場へ行くとそこには黒い服を着たユウキの姿があった。
「俺になんか用か?」
俺がそう聞くと、
「キリトさん、突然ですが僕をあなたのパーティーに入れてもらえませんか?」
彼女はそう聞いてきた
「俺は別にいいけど、リーダーに聞いてみないと」
俺はそう答えヒースクリフへメールを送った。それから数分後にメールの返信がきた。
「別にいいけどほかの人にも聞いてみて」
そう書いてあった
「ほかの人にも聞いてみるから明日10時にここに来て」
俺はそういうと、彼女は
「わかった。なら明日ね」
と言って夜の闇に消えた。
そして俺はまた宿に戻り今度こそ装備を外してベッドに入って眠りについた。
~次の日~
「ふぁ~よく寝た」
今は朝の7時だった。
「まだ時間があるし軽く剣でも振るか」
そう言って宿を出ると宿の前をアスナが歩いていた。
「おはようアスナ」
「おはようキリト君。どうしたのこんな時間から」
「アスナこそどうしたの?」
「私はポーションとかの消耗品を買いに。キリト君は?」
「俺は~・・・」
とてもじゃないけど剣を振りにきたとは言えない。
「そう!アスナとシノンに話があったんだ」
「へぇ~」
アスナが俺を怪しむ目で見てきた。
「ほんとだって」
「誰も嘘だとは言ってませんけど?」
「くっ」
「まあいいけど。で、話ってなに?」
「あーそれは」
俺は昨日の夜のことをアスナに話した。
「ふ~ん。つまりそのユウキって子がパーティーに入れてほしいと」
「そう。そういうこと」
「別にいいわよ」
「ほんと!ありがとう。じゃあシノンにも聞いてくる」
俺はそういうとシノンを探し始めた。
「シノンならまだ宿にいるよと思うよ~」
「ありがと~アスナ」
そういって俺はシノンのいる宿へと向かった。
「シノンいるか?」
俺はシノンの部屋の前で彼女を呼んだ。
「何?キリト」
「ちょっと話があるんだ」
そういうとシノンが部屋から出てきた。
「立ち話もなんだからどこかでお茶しないか?」
そういうと
「いいわよ」
「じゃあ行こうか」
俺とシノンは近くのカフェへと向かった。
「コーヒーを1つと~・・・」
「紅茶を1つ」
「その2つで」
「かしこまりました」
注文を終えて俺はシノンのほうを見て
「で、話しなんだが~・・・」
そこまで言うとシノンが
「どうせ新しくプレイヤーをパーティーに入れたいとかでしょ」
「なぜわかった」
「だってあんたの話はだいたいこういうことでしょ」
シノンはそういうと少し笑ってみせ運ばれてきて紅茶をすすり始めた
「で、新しく入れたいプレイヤーの名前なんだが“ユウキ”って名前聞いたことあるか?」
「いや、ないわ」
「俺もそんな名前聞いたこと無いんだよな」
そうユウキのことを見たどころか聞いたこともなかったのだ。
「まあ会ってみればわかるよ」
俺は時計を確認すると時間は9時30分を過ぎていた。
「そろそろ行こうか」
俺はそう言うとシノンと一緒に中央広場へと向かった。
俺とシノンが中央広場についてから少しするとアスナがやってきた。
「あとはリーダーとユウキだけか」
すると
「キリトさーん」
ユウキが手を振りながらこちらに来た。
「おーい」
俺も手を振り返す。
「あとはリーダーだけね」
そして10時ちょうどにヒースクリフが来た。
「ふーん。この子がキリトの言っていたユウキさんか~」
「初めまして。ユウキです。これからよろしくお願いします」
「初めまして。リーダーのヒースクリフです。」
そしてヒースクリフ全員の紹介が終わったところでこれからなにをするかを決めることになった。
「迷宮攻略」
「レベル上げ」
「買い物」
「昼寝」
『いやちょっと待てキリト』
「何?」
全員から止められた。
「何で昼寝だよ」
「何でって寝たいから」
ごんっ!どすっ!
「痛い」
「キリト君抜きで話を進めよう」
「ん~やっぱり迷宮攻略かな~」
「だね~」
「よし。迷宮攻略に行こう」
『おー!』
俺たちは迷宮を攻略しまくり第10層まで上がってきた。
「ここの層のアクティベート済ませてきたよ」
「おう。サンキュー」
そしておれたちはとりあえず転移門でリスパーチ」に戻り宿に戻ることにした。
そしてレベル上げのおかげで俺とヒースクリフは90レベル後半にアスナとシノンも90レベルになっていた。
「ふー疲れたなー」
「そうだねー」
「おなかすいたー」
「よし。どっかでご飯食べるか」
「そうだね」
そしておれたちは近くのレストランよった。
「誰がお金払うの?」
みんなレベル上げのときにお金も貯まったのでそこそこ持っていた。
「どうする?みんなで割り勘する?」
「いや。ここはじゃんけんで決めよう」
『わかった』
「最初はグー、じゃんけんポン」
結果は俺とアスナがグーほかの3人はチョキでほかの3人の中の誰かになった。
「おーアブねー」
「ふーセーフ」
「もう一回 最初はグー、じゃんけんポン」
結果はヒースクリフの負けでヒースクリフが払うこととなった。
「やったー勝ったー」
「くっそー」
そしてみんな食べ終わり店を出たところでヒースクリフ、シノン、ユウキと別れた。
「バイバーイ」
「またねー」
そして俺とアスナで宿に戻っているとアスナが急に
「ねえキリト君、一緒に暮らさない?」
「どうしたの、急に」
「だってキリト君いつも勝手に突っ込むからそれを止めるため」
(実際はキリト君のことが好きなんだけど)
「ふーん。考えとく」
(っていってもな~。)
「わかった。ちゃんと返事聞かせてよ」
「わかった」
「じゃあ私こっちだから」
「じゃあねー」
「バイバイ」
(あー言っちゃったーどうしよう)
(ん~どうしようか)
おれは結構悩んでいる
(アスナのことは好きだけど俺たちだけはほかのメンバーに悪いしな~)
「あーもうわかんね~」
俺はつい叫んでしまった。
「んーでも一緒に暮らすといってもどこで?」
「まあ明日聞けばいいか」
俺はそういい自分の部屋に入った。
【宛先】アスナ
迷宮攻略お疲れさん。明日もがんばろう。
キリト
【宛先】キリト
今日はありがとう。早くクリアできるように明日も一緒にがんばろう。
アスナ
俺がメールを送るとそれと同時にアスナからもメールが来た。おれはそれを読むと装備を外しベッドに入った。
~3章に続く~
~3章~
迷宮攻略の小さな出会い
「今日は何する?」
「迷宮攻略」
「レベル上げ」
「買い物」
「昼n」
どすっ!
「じゃあ迷宮攻略に行こうか」
いつの間にか話し合いを仕切ってるのが俺じゃなくてアスナになってるのはなぜだろう?
『さんせーい』
ということで迷宮攻略に行くことになった。
といってもここは第11層簡単にはいかない。
「アスナ、スイッチ」
「了解」
はああああああああああああ
“ホリゾンタル・スクエア”
「キリト、スイッチ」
“パラレルスティング
キリト、アスナのソードスキルが発動し敵を倒した
「ふー」
「勝った勝った」
「でも消耗が激しいね」
それもそうだ。なぜならここまでくるのに5回の戦闘を行ったのだ。当然疲れる。
「でもここからが本番だ」
「気を引き締めていこう」
俺たちは11層の迷宮に入った
「うわーなんか明るい」
「そのほうが楽じゃん」
「それもそうだね」
そして迷宮を進んでいくと敵が現れた。
「敵の名前はスカルナイトか」
「よしいくぞ」
“バーチカル・スクエア”
“カドラプル・ペイン”
2人のソードスキルが炸裂!しかし敵は倒れていなかった。
「くそっ固い」
「ユウキ頼む」
「まかせて」
“マザーズ・ロザリオ”
ユウキのソードスキルが炸裂し敵のHPを削りきった。
「ふー」
「よし、次に進もう」
そして俺たち5人は迷宮を進んだ。
「今どのあたり?」
俺は迷宮の安全地帯で休みながら聞いた。
「半分くらいじゃない」
「そうか~あと半分か~」
「よし!行こう」
俺たちはその後も進んだ。
途中敵と遭遇したがこれはソードスキルを使い倒した。
そしてボス部屋の前までに来ると
「うわー」
「助けてくれー」
“!”
「まさかっ!」
俺はボス部屋へ駆け出した
「待ってよキリト君」
「おいまてキリト」
「あーあ」
「あはは」
ボス部屋に飛び込むとそこには7人のパーティーがいた。しかしみんなHPは残り少なく次の攻撃は持ちこたえれない。
「早く転移結晶で逃げろ」
「だめだここでは結晶が使えない」
「くそっ」
「キリト君!?」
俺はもう夢中で駆け出した。
はあああああああああ
“ホリゾンタル・スクエア”
「もうしょうがないな」
“カドラプル・ペイン”
敵のHPはあまり減らなかったが気をそらすことはできた。
「今のうちに早く逃げろ」
「わ、わかった」
そしてボス部屋には俺たちしかいない。
「よーしボスを倒して早く帰るぞー」
『おー!』
“ホリゾンタル・スクエア”
“カドラプル・ペイン”
“バーチカル・スクエア“
俺とアスナ、ユウキの3人ではなったソードスキルでボスのHPは削れたが倒すまでにはまだまだだ。
「みんな10秒だけ持ちこたえてくれ」
『了解』
俺はウィンドを開き装備の中からダークリパルサーを選び決定ボタンを押した。
「みんなスイッチ」
剣がオブジェクト化され使えるようになるまで約2秒その間敵との距離を一気につめた。
うおおおおおおお
“スターバースト・ストリーム”
2本の剣が青く輝き敵に剣撃を叩き込む16回斬り終わると今度は
“ジ・イクリプス”
二刀流最上位のソードスキル27回の剣撃を叩き込む。敵のHPを削りながら敵もキリトに攻撃をしてくる。
「消えろおおおおおお!」
そして27回目の斬撃が終わると敵は青く輝きガラスが割れるような音とともに消滅した。
「終わったのか」
視界が暗くなり俺はその場に倒れた。薄れゆく意識の中アスナが駆け寄ってくるのが見えた。そして俺の意識は完全に無くなった。
目が覚めるとそこは俺の宿ではなかった。
「うわぁ!」
ここはアスナの部屋だった。アスナに気づかれないように部屋を出ようとすると後ろで気配がした。
「どこにいくのかな~」
アスナが起きてきたのだ。
「いや~別に~」
「ほほーう」
(どうにかしてごまかさないとやばい)
「ちょっと外の空気を吸いに」
「じゃあ私もいく」
そして苦し紛れの言い訳で外に出ると
「う・・・うぅ」
「ん?なんだ・・・ってうわぁ」
「どうしたの?」
「人が倒れてる」
「は?」
俺は倒れてる人に恐る恐る近づき声をかけた。
「あの~大丈夫ですか?」
「行き倒れの人が大丈夫なわけないでしょ!」
「はいすいません」
俺はなぜか怒られた。
「とりあえず部屋に連れて行きましょう。ということで抱えてきてね」
「なんで?」
「あなた筋力あるでしょ」
「ひどい」
とりあえず部屋まで連れて行った。
「大丈夫ですか?水飲みます?」
水を渡すとすぐに飲み干した。
「自分の名前はわかりますか?」
アスナがそう聞くと
「あっはい。僕の名前はトシキです」
「なるほどートシキ君かー」
「でなんであんなところで倒れてたの?」
あるプレイヤーからもらったものを飲んだら急に力が入らなくなってそしたらあなたたちが来たんです。
「それってPKしようとしたってことでしょう」
「十中八九そうだろうね」
「でもなんで」
「僕トレジャーハンターとして活動してるんです。」
「なるほどーそれで狙われたのかー」
「えっどういうこと?」
「つまりトシキ君が持ってるアイテム目当てだろうね」
「なるほど~」
「じゃあ僕どうすれば」
「とりあえずそのアイテムはどうするの?」
「これから売りに行くところだったんです」
「わかった。だったら護衛してあげるよ」
「えっ」
俺がアスナに聞くと
「したくないの?」
「いや~したくないわけではないんだけど」
「じゃあやろう」
「どこに売りにいくの?」
「少し先の店に」
「わかった。いいよねキリト君」
「しかたないなー」
「よし行こう」
俺たちが店につくとトシキが
「もういいよ。今日はありがとう」
「いえいえ。どういたしまして」
「またねー」
「バイバーィ」
その帰り道
「んーどうしてこんな街の中でPKしようとしたんだろう」
「街の中は圏内だからHPは削れないけど」
「もしかしてマヒしている間に完全決着のデュエルをするつもりだったとか」
「かな~」
「たぶんね」
「まあいっか無事だったんだし」
「そうだね」
「でこの前言ってた一緒に暮らすっていうのは」
俺がそう聞くと
「あっえーと」
アスナが言葉を濁した。
「ん?」
「いや~あてがまだなくて」
「ふ~ん」
「そういうキリト君はあてはあるの?」
「無いことも無いけど」
「どこどこ?」
「11層にあるプレイヤーハウスなんだけど」
「へ~行ってみようよ」
「いいけどいまから?」
「うん」
俺とアスナは転移門にきた。
そしてそこにいくと
「おーいいじゃん」
「でも高いんだよ~」
「いまいくら持ってるの」
「え~と100万くらい」
「俺もだ」
「たしかここは180万ぐらいだったかな~」
「ほぼ全財産か~」
『はぁ~』
「家具とか合わせたら200万よね越えるよね~」
「たぶん」
「どうする~」
「とりあえず買っとくか~家具はあとから買えばいいか」
「だね~」
俺はウィンドを開くとこのプレイヤーハウスを購入した。
「買ったよ~」
「は~い」
俺たちは早速中に入った
『お~広~い』
そこはかなり広かった。
「ベッドやタンスとかの基本的なものはそろっているのか~」
「ラッキーだね」
「そうだな」
「じゃあ宿の部屋を片付けてこないと」
「じゃあまたあとで」
「うん」
俺は自分の宿に戻り荷物をストレージに入れ始めた。
「ゲッ!容量たりるかな?」
とりあえず入る分だけ入れてあとはオブジェクトのまま持っていくことにした。
「ふー着いた」
俺は先に入るとそこは改めてみてもかなり広かった。
俺が入って少しするとアスナも来た。
「どこにアイテム置く?」
「そこのチェストでいいんじゃない」
「2人共同かよ」
「別にいいじゃない共通じゃないんだし」
俺はしぶしぶアイテムを収納し始めた。
「ん~やっぱり共通のほうがいいかな~」
「は?」
この世界でアイテムストレージ共通化とは結婚するということである。
「いや~だって同居するんだったら夫婦のほうがいいかな~と」
「軽いな~アスナは」
「ということで結婚しようよキリト君」
「軽~く言ったな~」
「いいじゃないキリト君のこと好きなんだし」
「はっ?」
「あっ」
「あああああああああああああああああ言っちゃった~」
「おまえなあ~」
「「まあ俺もアスナのこと好きだったけど」
「えっキリト君」
「ということでいいよ結婚しても」
「本当~」
「うん」
「ありがと~」
アスナが急に抱きついてきた。
「うわぁ」
「あはははは」
こうして俺とアスナはゲームの中で結婚したのだった。
「アスナ~寝ろよ~」
「うん。あと少ししたら寝るよ~」
「わかった。お休み~」
「おやすみ~」
俺は新しい俺の部屋に入ると服装を部屋着に着替えて布団に入った。
~4章へ続く~




