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眼には見えないけれど…

作者: みゆき

唐突だけれど

愛ってなんだろうね?

誰も見た事がないよね、姿や形…

表情しようがないものだけれど

人は、どうしても形にしたい生き物だね

ハートマークで表したり

贈り物にしてみたり

言葉で表してみたくなったり

態度に表したりしたくなるね

僕が思うには愛とか心は

眼には見えないもので

うっかりしていると

受けそびれてしまったり

見過ごしてしまったりして

後で気がつく事もあったりして…

気がつかないと

それっきりになってしまうよね

何が言いたいかって?

君に伝えたいのは…


僕も気がつくのが遅くなって

今まで君の愛に僕は苛立ったりして

沢山嫌味を言ったり

君をなじったりして

君の愛を疑ったりしたんだけど

やっと気がついたと言うか

本当にごめんよ


僕としたことが

今は恥じているけれど

形に囚われたあまりに

目先の事ばかり求めすぎて

結果的に君を傷つけて

解ろうともしなかった


君に教えられたよ

君は立派な人だよ

君の方が大人で僕は子供だったんだ


愛は眼には見えないものさ

無形だからこそ

日頃から心の眼を鍛えていなければ

見えないものと知った

見ようともしない僕がいたんだ


今さら遅いけど


君からの愛は確かに受け取った

嬉しくて初めて泣いたよ


本当にありがとう

こんな僕を許しておくれ


君は優しすぎるから


自分のことも大切にするんだよ


さぁ、お別れだ…


だけど何故か爽やかな風が吹いた気がした。


感想をお待ちしています。































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