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メスガキ女神と異世界生活!  作者: ぱすたん
8/13

第一章8 女神と冒険者とダンジョン(3)

「これがダンジョンかあ……」


魔物の巣窟とは思えないほど山紫水明。


「それじゃあ、進むわよ」


「はい、隊長」


「気合い入れて頑張りなさい」


おっし、頑張りますか。


荘厳な入口へ足を踏み入れる。



〜〜〜〜〜〜〜


石造りの階段を下がる。

コツコツと響く足音。

何処からか魔物の声が聞こえてくる。


「今回のダンジョン攻略の流れを説明するわね」


「まずは探索魔法で魔物の位置と数をある程度把握するわ」


はいはい。


「初めは魔物が少ない場所を選んで進むわ」


「戦闘に慣れてきたら魔物が多い場所へ向かうわ」


「おっけー」


「基本的に戦闘はあなた一人で挑んでもらうわ」


「うう、がんばります……」


「大丈夫よ、私が全力でサポートするわ」


頼もしい!


「そして、最後の一匹を倒して、宝箱を開けて、入口に戻ってきて無事攻略完了よ」


「頭に入ったかしら」


「完璧です」


「えらい」


えへへへ。


「それじゃあ、早速、探索魔術で魔物の位置と数を把握するわ」


女神は目を閉じて唱える。


探索サールト


「……大丈夫そうね。ギルドで貰ったダンジョンの地図通りの数量と配置だわ」


女神がこちらを見る。


「あなたも探索魔術を使ってみなさい」


「まずは、あなたのマントによって付与されている探索魔術スキルを使ってみなさい」


女神の動きを真似すればいいのか?


目を閉じて……。


探索サールト


詠唱すると、先ほどまで見ていた景色にあった壁が透けた景色が広がる。

そして、壁の後ろにいる魔物の輪郭が浮かび上がって見える。


すげえ!

便利!


「見えているようね。魔物がどこに何匹いるか答えてみなさい」


「えっと……階段の下、右の壁の後ろに四足歩行で彷徨する魔物が一匹。左には同じ魔物が三匹います。その奥にも別の魔物がいると思いますが……ぼやけていて数はわかりません」


「正解よ。よく見えているようね」


「ただ、探索魔術のレベルは高くない」


「次は私が付与した探索スキルを試してみなさい」


女神は現れたホログラムを操作する。


「スキルデータを確認してみて」


『ステータス・オープン』



ーーーーーーー

スキルデータ 8,191/8,191

魔力探索 lv. max



ーーーーーーー



「確認できたら……」


俺は唱える


探索サールト


頭に痛みが走るとともに、先ほどと同じ光景が広がるが、魔物の姿形がずっとはっきりしている。奥にいる魔物もよく見える。


「うぉぉお!すごい、すごいよ!」


「そうでしょう」


「これがチート能力ってやつか……」


「ただし、魔力の消費が激しいわ。スキルデータの右上に書かれている魔力を見てみなさい」


『ステータス・オープン』



ーーーーーーー

スキルデータ 8,064/8,191

魔力探索 lv. max



ーーーーーーー



「魔力を使った分、最大値から減っているでしょう」


「減ってる」


索敵サールト一回で最大値の約1.5%に当たる魔力を消費するのか。


「……だいぶ減ってません?」


「そうね。上限レベルの魔術は魔力をかなり消費するわ。むやみやたらに使わないことね」


「了解です」


そういえば魔力量の説明受けてないな。


「魔力量を増やす手段ってないの?」


「睡眠で回復するわ。それと、ポーションで回復することができるの」


なるほどー。


「ちなみに時間が経過すると少しずつ回復していくわ。稀に魔力を他人に分ける魔術を使う人もいるわ」


「魔力の限界値は?」


「増やせないわ。生まれつき限界値が1000なら後世ずっと1000のまま。」


「あなたも例外じゃないわ。魔力限界は肉体に依存して決まっているから女神の力で増やすことはできないの。まあ、女神の加護によってあなたの魔力限界の値はかなり大きいはずだけど……」


「なるほど……」


魔術は慎重に使わなければ……。



「探索スキルの説明はおしまい」


「次は戦闘スキルを体で覚えてもらうわよ」

「はーい」


次回更新 第一章9 女神と冒険者と初めての魔物討伐 2/8 22:00 更新予定

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