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僕の青春  作者: しらたま
第五章 僕の移動教室
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第四十二話 早いもん勝ち!

移動教室当日の朝。


移動教室は2泊3日でイベントがギチギチに詰まっている。

ざっとこんな感じだ。


1日目 バス移動&林業体験&星空観察

2日目 農業体験&カレー作り&レクリエーション

3日目 りんご狩り&バス移動 


僕はというといつもの朝練よりも起きる時間が遅いから安心して寝た。

それでも朝練の時間に起きてしまい、なんだまだ6時かと再び眠りについた。

だが、現状僕は菓子パンを片手に学校に向かって猛ダッシュしている。


学校の校庭についた。

もうみんな到着しており点呼を取り始めていた。

僕は急いで自分のクラスに駆け込み、手に持っていた菓子パンを口に突っ込む。

とりあえず点呼には間に合ったが、

自分の出席番号のところではなく一番後ろに着いてしまったため僕は自分の番号の場所へ戻ろうとした。

しかし、全体号令でその場にしゃがむように指示が出たため戻れず。

行く前の先生の話的なやつが始まった。

結局、自分の番号のところへは戻れず、そのままバスに乗車という流れになった。

これの何が問題かというと基本1クラス30人でうちのクラスはきららさんが転校してきたから31人なのである。そう奇数だ。


せっかくの移動教室なのにバスでぼっちは嫌だ。と僕は異常にこういう類の視野というか思考が発達しているのだ。でもその計算だと僕が通常の順番に並んだ場合、31番になっているきららさんが1人に?

僕は誰も考えてないだろう悩みを抱えながらバスに乗車した。


うん、結果1人ではなかった。隣は月島先生だった。

オチとしてはいいのかもな。僕は諦めモードだった。


バスに揺られこと1時間半。

SAについた。


「トイレ行く人はここで行ってください。車に注意して行くように。席は自由に変えて構いません。ちゃんと10時15分には戻ってくるように。いいですか?」

「はーーーい」


先生のアナウンス終了とともにほぼ全員バスを降りていった。もちろん僕も。

大きなあくびをしながら伸びをしていると


「よお、先生の隣お疲れ!」

「うるせ、代われ」


渡辺が話しかけてきた。

僕らはとっとトイレを済ませSAのお見上げコーナーをざっと見ながらバスに戻った。

バスの入り口で先生が立っていたので自分たちのバスはすぐにわかった。

バスに乗ろうとすると僕と渡辺は止められた。


「渡辺ちょっと話があるから、次、隣の席にこい。」

「ええーーー先生の隣ですか?終わったー」

「ってことだから梵はどっか適当に空いてるとこ座ってくれ」

「はい!わかりました!」


渡辺が嘆いている横で僕は元気よく敬礼をした。

僕は解放されルンルンでバスに乗り込んだがすでに席チェンジが終わった後でどこに座っていかわからず、キョロキョロしていた。


「ここ空いてるよ!」

「ここに座って!」


っと二つの声が聞こえた。

きららさんとゆっちゃんだった。


「早いもん勝ち!」


正直、日下部の隣あたりに座ろうかと思ってたんだけど…。

どっちに座ればいいのか、迷っているときららさんが僕の手を引っ張り座らせた。

ゆっちゃんにはなんか申し訳なくて、帰るにそっち行くと伝えようと思ったけど、窓を方を向いてぷいって感じだ。

だいぶ怒っているかもしれない。


その後バスで僕はしりとりやら、指スマやらひたすらきららさんのミニゲームに付き合わされ、かなり疲れた。しりとりで英語ばっか言ってくるし。英語の授業かと思ったわ。そのうちリピートアフターミーとか言いてきそうな勢いだった。


着いたのはほぼ山の中、ここから宿まではもうすぐ近くらしい。

ここで僕らは林業体験をすることになっている。

とは言っても具体的に何をするのかわからないけど。


つづく

ここまで読んでいただきありがとうございます。

今後もよろしくお願いします。

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