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DARK GATE  作者: 七色彩
4/5

強さ

第4話です!いよいよ柳と翔馬が激突です...!

「じゃあ行きますよ...柳さん...!」

「全力でかかってこい!」俺は今、柳さんを相手に手合わせをしている、いや、してもらっているの方が正しいかもしれない。

「せやぁぁぁッ!!」俺は全力で手に持っている刀を抜刀し、横に振った、だがしかし、柳さんはそれをいとも簡単に避けて見せた。

「君の力はそんなものか!翔馬君!」

「まだ試合は始まったばっかりですよ、柳さん...!」俺はさらに畳み掛けようと、右足に力を込め地面を蹴ろうとする、すると右足に不思議な感覚がした。

「なんだこれ...!?」しかし相手はαチーム隊長の柳さんだ、自分の足元を見ている余裕はない、そして俺は右足で地面を蹴った、すると俺は今までに経験した事ない速度で、柳さんに急接近した。

「え!?ちょ!」俺は突然の出来事に状況が理解できず、目の前に迫る柳さんに向けてとりあえず刀を振った、すると柳さんは俺の攻撃に反応し、俺の攻撃を受け止めた。

「危ない...翔馬君、君はやっぱり凄い、今までにない強さの訓練兵だ、僕の目に狂いはなかったね」

「そんなに喋ってる余裕があるんですか...柳さんッ!」俺は柳さんの武器を押しのけ、柳さんの武器を弾こうとする、しかし、相手が1枚上手だった。

「甘いよ、翔馬君」

「!?」何が起きたか分からない、確かに今さっきまで目の前に柳さんはいた、なのに今柳さんは、俺の"後ろ"にいる。

「はは...やっぱり隊長の名は伊達じゃないですね柳さん...」

「君達訓練兵に負けてるようじゃ隊長は務まらないからね」

「俺の負けです、でもいい経験になりました、ありがとうございます柳さん」

「翔馬君はやっぱり普通の人とは一味違う魔力を持ってるようだね、さっきのあの超速で接近する技、どうやったのか君自身で理解できるかい?」

「いえ...全く...」

「そう...か...まぁだがしかし、まだ訓練期間は十分残ってる、この期間で絶対その答えが見つかるはずだ、だから全力でこの訓練期間を過ごしてくれ」

「分かりました、前線で敵を殲滅できるように、今から力をつけて、暗黒門の真相もつきとめてみせます!」

「うん!その意気だ!他のみんなも彼に負けないように日々精進してくれ!とりあえず今日の訓練はこれで終わりにしよう、各自部屋に戻って、明日からまた訓練に励んでくれ!」

「了解!」こうして俺と柳さんの手合わせは終わった、正直手も足も出なかったが、でも得られた物はあると思う、あの時俺が偶然使えた"魔力"について考えながら部屋に戻ると、何故か部屋には梓がいた。

「おっす!翔馬!」

「梓!?なんでここにいるんだ!?」

「いやぁ実は柳隊長に頼み込んで部屋を一緒にしてもらったんだ、俺はお前となら、隊長クラスまで出世できるってマジで思ってる、それに、お前といると色々と面白そうだしな!」

「まぁ部屋が一緒になるのは構わないけど...いいのか?俺で」

「俺は翔馬がいいの!」

「分かったよ...じゃあ改めてよろしくな!梓!」

「おう!よろしくな!翔馬!」

こうして俺は梓と同じ部屋で生活することになった、まぁ部屋に1人も寂しかったしちょうどいい、明日からの訓練は魔力操作の訓練と、戦闘訓練が交互に来るらしい、もっと強くなって、異界獣をこの世から消す、そして暗黒門の真相を突き止める、それが俺の目的であり、使命だ。

第4話強さ、いかがでしたでしょうか!柳はやっぱり隊長なのでめちゃくちゃ強いです笑、けど翔馬君も柳に負けず劣らずの強さを秘めていると思いますので、成長を一緒に見守りましょう!笑、第5話もお楽しみに!

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