21号機品
思春期真っ盛りの俊は、日々の生活に退屈を感じていた。あるとき、母親より叔父さんの安否を確認してほしいと電話があった。叔父さんの住むマンションには誰もおらず、日記が開かれたままであった。自堕落な叔父さんが、つらつらと書いた日記。いつもの放浪癖が出たのだろうと俊は叔父さんのマンションをあとにし、図書館へ。そこで、頭を強くうち、気を失う。目覚めた場所は、タマと呼ばれる謎の商品を取り扱う、工場であった。
退屈
2020/09/14 16:14
叔父さんの日記①
2020/09/15 16:34
日記②
2020/09/16 09:36
方眼紙からずれた場所
2020/09/18 17:06
N県工場生産管理部門タマ管理室
2020/09/19 19:10
働く。
2020/09/21 01:26
タマ①
2020/09/22 23:07
タマ②
2020/09/26 22:37
研修を終える。タマに傷はつけられない。
2020/10/16 12:59
川本さん、怒る。
2020/11/08 18:48
部署の飲み会に誘われる。
2020/11/08 18:52
工場長が帰ってくる、とのこと。
2020/11/08 18:55
21号機品。
2020/11/08 18:58