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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

転生魔術師の人生 〜憧れだった魔術で最強を目指す!〜

作者: 束の間のポテト

初投稿です。

生暖かい目でみてくださいませ。

その日オカルト好きな俺は、インターネットで見つけた怪しい召喚の儀式を実践していた。


ホームセンターで購入したチョークを使い床に描かれた"魔法陣"。

その前に立ち、俺は呪文を唱え始めた——。


この時、まさか魔術が成功するなんて思ってもいなかった。

ただこの高揚感を楽しみたかったんだ。


つまらない大学。

冷たい両親。

不自然に運動音痴な身体。

孤独感。


まるで、自分の”居場所がここではない”ような感覚。


そんな俺でも、この怪しげな行為をしている時は、現実から逃避して

自分が本当に魔術を使っているような感覚に浸れる。


はたから見たら "イタイやつ" かもしれないが、これは立派な趣味だ。

妄想と現実は一緒にしないし......?


その時、魔法陣が光はじめ—————


「とうとう、妄想しすぎで幻覚見始めたのかよ!? 俺!!」


—————身体を包み込んでいった。





目が覚めると、いつもの自宅ではなくて真っ白な床や壁のだだっ広い空間が広がっていた......。


「見知らぬ天井だ...っじゃなくて!」


これはどういう状況なのか、考察することから始めよう。


俺は確かインターネットの〝黒月の書〟という怪しげなホームページに載っていた神の召喚魔術を実践していたはず...。


もちろん悪趣味だと客観的にみたら俺も思うが、魔術の儀式とやらをしてる本人はなんだかテンション上がるしスッキリするのだから仕方ないだろ!

中二病だと自覚して隠れてやってる分には問題無い筈だ。


変な方向へ思考がそれてしまったが、この状況を整理すると夢説、もしくは本当に魔術が成功した説。

このどちらかだろう......。


《あなた、何やってるんですか...》


突然、響き渡る冷え切った声に思わず驚いた。


声のする方へ向くと、白い長髪の今時の言葉で言うと”姫カット”の髪型をした10代後半の女性......いや女の子が、可哀想な物を見る目でこちらを向いていた。












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