表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人妻の喘ぎ声  作者: 青山
1/1

人妻の喘ぎ声

 まるで黒い地図の様だった。鼻をつんざく酸っぱい匂いは使い古してある証拠であったが、欲望をありのままにさらけ出した赤いヒダに自分を止める術はもうなかった。



 短い春だった。甘い潮の香りがする初夏の浜辺に寝そべるピチピチの女体に頬を緩ませる。初体験を今か今かと待って大学1年を無駄に終わらせたが、最近はスマホによってある程度「悟り」を開きつつあった。しかしそれによってお財布事情がきつくなっていることもまた事実であった。バイト、頑張るか。

 大きな家だった。家庭教師研修を一通り受けたあと1カ月待った。なかなかお声がかからないまま家庭教師のことを忘れかけていた頃、電話が来てやっと仕事先が決まった。言われるがままに来た家はうちのアパートの2倍ぐらいある大きな家だった。よしっ、覚悟を決める。インターフォンを押し、数秒が経つ。はい、綺麗な声と共に出てきたのはたわわに実った大きな果実だった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ