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貴子、ゴーイングマイホーム。

貴子は陽だまりの公園で一人、黄昏ていた。

今日の6時間目は体育だった。高3の後期からは好きな種目をやらせるなどという体育教師の奔放さに貴子は苛立っていた。クラスメートの馬鹿そうなガキたちはここぞとばかりに生気を取り戻す。…コイツら、あんなに授業眠ってんのに。アホじゃん。

紺のハイソックスの上に乗るひざ小僧が冷えてきた。そろそろ帰ろうか、ゴーイング、マイホーム。

家の近くの交差点の点滅が気持ちを急かすので少し早歩きするとなんか、躓きそうになった。ん?正面から来たカップルがすれ違い様に笑ってた…私のこと…?あいつら邪魔なんだよ。ほんとありえない。ありえない、ありえない……。


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