プロローグ
2013年、
12月
××県××市、
(仮)大山 尊さん(5×歳)
××付属大学病院において死亡。未確認感染型汚染ウィルスの第一人者。
(本人と本人の関係者の希望により、県名、市名、名前は伏せさせていただきます。ご了承ください。)
2014年
1月
××県××市
未確認感染型汚染ウィルスにより第一人者の一家死亡が確認された。
2016年
8月
××県××市××地区
××地区の老若男女およそ156名が未確認感染型汚染ウィルスにより集団死亡。
(第一人者の親族様初め未確認感染型汚染ウィルスにより亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。)
2019年
1月
××県××市××村
××村未確認感染型汚染ウィルスにより村人540人集団死亡。
(村長 赤棚 王朝 初め多くの未確認感染型汚染ウィルスにより亡くなられた方々の、ご冥福をお祈りします)
次々に続出する未確認感染型汚染ウィルスの感染者。
未確認感染型汚染ウィルスによる死亡者は、中国の高齢者人数に及ぶ。
日本住人達皆、全員は無菌室に住む事を義務付けられた。
都道府県の街には人の姿無し。
未確認感染型汚染ウィルスにより日本の陸海空は汚染され立ち入ることは不可。
外出する際には外気に触れない防具が義務付けられている。
20××年
政治家達は地下都市作成の計画と未確認感染型汚染ウィルスの対抗策が改めて考察された。
2×××年
2月地下都市の完成。
6月までに感染者以外が強制的に地下都市移動。
住人地下都市移動確認後、日本復旧作業に入る。
(作業内容は国家機密により提示できません。)
2×××年
7月、地下都市にある未確認感染型汚染ウィルス研究所にいて、未確認感染型汚染ウィルス抵抗体を持つ生存者の発掘調査。
調査により7名を発掘。
8月、地上にいる感染者7名に未確認感染型汚染ウィルスの対抗者の血液を注入。これから先の傾向を研究していく。
10月、未確認感性型汚染ウィルスの対抗体を持つ者を勝利者、未確認感染型汚染ウィルスに犯された者を奴隷と呼称。
11月、14名のマスターとスレーブに容態異変。研究を一時中断。
12月、マスターとスレーブの冷凍保存状態維持を条件に研究許可が降りる。
14名 ノ マスター ト スレーブ ノ 冷凍保存 ヲ 開始 シマス。
解凍 条件 ハ、 本人達 ノ 容態 ガ 良好 ト 判断 シタ 瞬時。
シカシ、容態 ガ 良好 ナル 確率 ハ 今 ノ トコロ、 見込ミ 無シ。
冷凍保存 ガ 完了 シマシタ。
オヤスミ ナサイ。
エイキュウ ニ
永久 ニ
永久に。
トワ ニ
永久 ニ
永久に。
エイエン ニ
永遠 ニ
永遠に。
「解凍なんて、認めません。
目覚めるなんて、許可しません。
容態が良好なんて、任意しません。」