第1章(3)
夕日の下の店
その店で若者たちは話していた
しかし どこかかけている
感性というものがかけているのは悲しいものだ・・・
その二人の近くにいた青年は聞いていたが、
どうでもいいことだと、この青年も思っている
この青年だけではない、周りにいる人々もそうだ、自分でなければそれでいい
ただそれだけのことだろう
きちんと”考える”ということができるのなら
この星の人々はもっと活気付いていると思う
”考える”ことは当たり前だけれど、当たり前とは思ってはいけないのかもしれない・・・・・
そうしているうちに、日は暮れた
夜空は暗い、この星の人々の心のように・・・・・
そんな夜が明け始めたころ、あの森に人がいた
彼の髪は森林の緑を映したような綺麗な緑、背は170センチメートルほどであるが肉つきはいい
彼は目が悪いのか、癖なのかはわからないが、
右目をふさいでいる
左目は目の色が透き通った青色を映し出す
そして彼は、肩に荷を背負いのんびりと歩いている
彼の進む先は、少し暗く、少し霧が出て不気味さをかもし出す
薄気味悪いといえば、悪いのだがその中をまっすぐ進む
湿気もでてきた
この中を彼はのんびり歩いているのだから、結構な肝っ玉である
普通は急ぎ足になるか、駆け出しているところだ
しかし彼はそうしない
自分のペースでゆっくり進む
その彼の前に”何か”が木の枝から垂れ下がってきた
一見するとただの枝だが
その”枝のようなもの”は垂れ下がって来るのだ
次の瞬間、地面を向いていた先が
彼の方向に向き
口らしき先端が彼めがけ、突っ込んでくる
彼は驚き、焦り、ゾッとした
得体の知れない”枝のようなもの”が自分めがけて飛び掛ってきたのだ
『怖い』 彼ははじめてそう思い
反射的に身をそらす
ぎりぎりのところでかわしたが、何かが顔をかすめたのか
彼の顔から血がたれ、地面に落ちた
彼は”枝のようなもの”が飛んでいった方向へ視線を向けた時
見た光景は、それが彼の”血”が付いた地面に飛びつき
その”血”の付いた部分を先端で”食った”のだ
血の付いた部分がなくなると、その”枝のようなもの”が少し大きくなる
そしてまた、彼を向き先端をあけている
彼の背中は、汗でびしょびしょに濡れている
彼ははじめて知った 『恐怖』 に耐え切れず
荷物を捨てさり走り出した
さっきまでの彼とは違い、『恐怖』に駆られる彼の顔は蒼白になり、両目は見開き
青い眼球は暗く湿った森の中を泳ぎまわる
マクシミリアンさん
あなたはわたしのしっているマックスですか?
そうでなかったらしつれいしました><
なつかしいものでw