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9 失恋を乗り越えて

 ゴードンはマーガレットと仲良くヤーガイへ帰って行った。

 騎士達も一緒だ。レオパルドは全く見向きもされないところを見ると、本当に置いて行かれてしまったみたいだ。これでいいの?

「お幸せに」

 二人寄り添って馬に乗る後ろ姿を見て、ぽつりと一言・・・終わり。

「さあ、今日から出直しだ。もう一度魔獣を・・・・って!ああーっ」

「どうしましたか。サラディアーヌ、大きな声を出して」

 隣で同じように見送っていたレオパルドは、ビックリして聞いてきた。

「どうしよう。もう魔獣が居なくなっちゃった。ゴードンが総て倒してしまったんだ」

「・・・・・それで良かったのでは?」

 ダメよ!魔力を増やす方法がなくなってしまった。魔獣を探しにヤーガイまで行くことになって仕舞った。今行けば、ゴードンの後を、未練がましく追いかけたと思われてしまう。

「隣のイースラン領は誰が治めているの? やはりゴードンかしら」

「いえゴードンには領地はなくて、何時もは魔法部隊を率いて魔獣討伐に出ていました。王宮の近くに屋敷を持っていますが。サラとの婚約が決まって、イースラン領に、仮の領主となってゴードンが治めていましたが、隣の領地は行く行くは・・・・・サラディアーヌの物になります。今はゴードンの代わりに代官がいますね。ゴードン達はマーガレットのツェレッペン公爵領に行くか、王都のゴードンの屋敷に行くはずです」

 じゃあ、大丈夫ね。少し時間をおいてヤーガイへ行こう。

「私、これから剣術の鍛錬が在るの。貴方は?」

「ぼ、私も一緒にやりますよ。毎日の鍛錬は欠かすことはしません」

 意外と硬派なんだ。見た目軟弱なお坊ちゃまなんだけど。だけど一つ気になることが在る。今のうちに言っておかなければ。

「ねえ、王子様にこんな事を言って気を悪くしたらごめんなさい。私達まだ決まってないけど仮の婚約者になったんですよね」

「ええ、サラディアーヌさえ承知してくれれば・・・・・」

「だったら、もう少し打ち解けた話し方にしてもいいのじゃぁ無いかしら。私の事はサラで。貴方のことはレオンって呼んで良いかしら」

 そう言うとレオンは、二ッコリと微笑んで、「勿論」と同意してくれた。

 黄緑色の髪が風にそよいでいる。可愛らしい王子様。綺麗な薄青の瞳には高貴な雰囲気が漂って居る。

「それと、レオンは自分の事を私って言うけど偶に僕って言っているでしょう? そのまま僕で良いんじゃあないかしら。まだ私達は子どもなんだから。大人の振りをするのは辞めにしましょう。ここにはレオンが王族だって知っている人は少ないんだから、気楽にしましょう」

「そうか・・・・・僕はまだ子どもか。そうだ子どもだな」

 王族って大変そうだね。精一杯大人の振りをしていたんだろう。まあ、私だってまだ十二歳だし。大人ぶっているように見えるだろうし。

 レオンは十四歳だけど、身長は私よりほんの少しだけ高いだけ。男の子は成長が遅いものね。二十年後、彼は私の好みに変化することを祈ろう。私はその頃にはおばさんになっているだろうけど。


「レオンの属性は? 魔法は使えるんでしょう?」

「生まれつき持っているのは水と空属性だけかな。その内にもっと増やそうと思っている。今本を読んで勉強中だ」

「ヤーガイでは属性を増やす事は奨励されているの!?」

「当たり前だろ。水なんて使い道が限られる魔法は馬鹿にされる。空間魔法も戦いには向かない。ゴードンのような風や火がないと魔獣は倒すことが難しい。彼は四属性を持っている。王族は皆2つ以上持つことが多いんだ。本当は闇が良いんだけど、深い奥義を教える事が出来る魔法使いはいないし、詳しく記された本もないんだ。闇は最後に取るつもりだけど・・・・・親和性がなければ使いこなせないかも知れない」

 だから剣術は必須なんだとレオンは言った。

 深い奥義とは。魔女がやっていた森の霧の収斂だろう。それが出来れば、ヤーガイは持ち直すと言うことだった。

 ヤーガイのように魔法が発達した土地でも闇魔法の奥義は珍しい物なのだ。魔女の特性なのか、それとも態と秘匿していた可能性もある。

 私が教えてあげても良いけど、こんなに珍しい魔法の奥義を誰に教わったのか明かす必要が出てくるだろう。

 親和性というのは生まれ持った属性にはあるが、後から獲得した属性には親和性が殆ど無いそうだ。おじいちゃん先生はそこまで詳しくは知らなかったみたい。やはり、ヤーガイは魔法が盛んな国のようだ。

「レオン。魔法の本を持っているの?」

「ああ、王家の物だが持ってきてしまった。火と風、雷、土、光もあるぞ。後で返すつもりだが・・・・・」

「私にも見せてくれない? 私も勉強したい!」

「良いよ、一緒に勉強しよう。次の属性を何にするかよく考えて決めないと、訓練が無駄になって仕舞うからな」

「レオン、空間魔法の『空歩』なら教えてあげられる。」

「空歩はもう出来るんだ。その他にも何個かあるけど戦いには向かない物ばかりだ。僕は戦いに有効な属性が早く欲しいよ」

 空間魔法は使い道が少ない魔法だとばかり思っていたが、これも違った。レオンは何個かあると言ったのだ。他にはどんな魔法が使えるのだろう。私がおじいちゃん先生に教えて貰ったのは「空歩」と「時空間収納」だけなのだが、空歩は余り使っていない。影渡りの方が使い勝手が良いせいだ。でもこれからは使ってみよう。宝の持ち腐れは良くない。時空間収納はおじいちゃん先生との約束で教えてあげられない、でもレオンはもう知っている可能性がある。

 特にこれからレオンと魔獣退治することになれば、闇は使えないだろう。空歩のレベルを上げれば、若しかすると化ける魔法かも知れない。

 レオンは何故王族が他国へ嫁ぐか教えてくれた。他国へ王族が嫁げば、他国へ切り分けた土地が復活するのだという。その土地で作物を育て国民に分け与えたいのだと。

 そして、レオンはマーガレットに誘拐されて無理矢理ここへ連れてこられたと教えてくれた。彼女は、愛するゴードンを何としても取り戻したかったのだと。

「なによそれ、随分強硬なやり口ね。王子様を誘拐だなんて。ゴードンは王様に掴まったりしないかしら。レオン、貴方帰った方が良いわ!」

「自分から出てきた形になっているから。でも、僕は別に構わないんだ。僕の下にも弟が居るから、大丈夫だろう」

 私が闇の収斂を会得して、森を元通りにすれば、若しくはレオンに正直に話して魔法を教えてあげれば、レオンは私なんかと結婚して臣籍降下する必要は無くなるだろう。彼を王族に戻してあげられるかも知れない。

 ヤーガイは土地を切り分けなくても良くなるのだ。まずは魔力を増やそう。

 私達は剣術指南を王都から呼び寄せた。勿論先生は片足のバルス指南だ。

「またお嬢様の指南をさせて貰えるとは、望外の幸せですぞ。然ももう一人の有望な若者までご一緒だとは。お父上からの伝言も持って参りました。お父上は喜んで受ける、そう伝えよとのことです。意味は分かりませんがな」

 良かった。ゴードンは父に許されたようだ。ゴードン、後は王様だけに許して貰えば良いだけだよ。頑張ってね。恋心は消えても、押しはブレないのだ。


 あれから三ヶ月経ち、私は十三歳になった。私とレオンは近くの森で魔獣を倒していたが、魔力は全く増えない。やはりヤーガイへ行って強力な魔獣を倒さなければダメな様だ。

「サラも僕も魔力器、サラの言う魔力の受け皿が大きいんだ。だからふつうの魔獣では、効果が無いんだ。魔力が多い魔獣を倒して、一気に魔力を増やして、擬似硬化症を起こして魔力器を押し広げなければ、レベルが上がらない」

 擬似硬化症を起こすだなんて何となく恐ろしい気もするが。レオンの知識は目を見張る物がある。どれほど勉強したのだろう。彼は十五歳にもう直ぐなる。十五歳はこの世界では成人と言うことだ。ここへ来てレオンは生き生きとしている。王様からは何の音沙汰もないところを見れば、ゴードン達は許されたのだろう。

「王宮から何も言ってこないところをみれば、継嗣は第二王子になったのだろう。僕はここの領地で生きていく。そして耕作地を増やして見せる」

 レオンは王子には戻りたくはないのだろうか。私の独りよがりだったのかしら。

 兎に角ヤーガイの土地へ行って魔獣を倒す時期が来た。私達は総ての準備を整えて、魔の森へ出発することになった。

「サラ、君には言っていなかったことがあるんだ。実は僕にも呪いがある。表には見えないんだが、僕には翼がある」

「え、翼? エンゼルみたいな奴?」

「エンゼル? そんな魔獣は知らないけど、これを見たメイドは悪魔だと言って逃げて仕舞ったことがある」

 レオンの翼は黒く、コウモリの様な見た目だという。普段は小さく収納されていて肩甲骨に収まっているが、空属性の『空飛翔』を使うと翼が大きくなり飛べるようになるという。凄くない?

 飛ぶためには上半身裸にならなければならない。滅多に使えない翼だと言った。空属性が生まれ持っている属性なのもうなずける話だった。

 レオンの空歩を見せて貰ったが、空高く階段を上るように歩くことが出来、降りるときもふんわりと降りてくる。

「これだけ使えれば、空歩も使い勝手が良くなるわね。上から攻撃できる手段がもっとあれば良いのだけれど」

「弓矢を試したけど、踏ん張りが利かないからダメだった。剣も同じだから、火魔法や雷魔法が使えれば、無敵になれると思うんだ」

「その為には、魔力を増やさなければダメだしね。魔力を増やすには魔獣を狩らなければダメ。魔獣を倒すには決定打に欠ける。全く難儀な事よね」

 地道に剣術で倒すしか無いと言う事だ。私は悩んだ。レオンが秘密を明かしてくれているのに、私は一切自分の事を話していない。

 婚約者なのに、これでいいのだろうか? でも、まだ決心が付かなかった。

 彼等、呪いに侵された王族は、生まれつき魔力が多い傾向にあるが、魔獣と同じく魔力硬化症にかかり辛いと言う。生まれつき属性も二つあることが珍しくないそうだ。毒にも強く、寿命も長い。身体は大きくなり力を持っているため、王族に取って代わろうとする者が現れても、簡単に蹴散らしてきたのだとか。

「この呪いは僕らに恩恵もあるんだ。このお陰で魔獣が多い地域でも僕らはやっていける。僕らは国民には支持されているんだよ」

「凄いじゃない。魔獣と同じだなんて思わないわ。特別なんだと思えば良いのよ。実際貴方は特別よ! すっごく格好いいわ」

「・・・・・ありがとう。そう言って貰うと、自分が特別で良かったと思えるよ」

 レオンは真っ赤になって照れていた。でも、私は複雑な気持ちだ。魔女の呪いがなければ、魔獣はこんなに強力にならなかったし、魔の森も小さく収まっていた。彼等も普通に生きられたはずなのだ。

 自分が手を貸した結果、彼等が苦しむ事になったのだ『あの時私は抵抗できなかった』今はこう言って自己弁護するしかない。でも、きっと魔の霧を収斂してあげるから、それまで待っていてね。


 魔の森にはゴンとマツ、そして騎士や従者、冒険者と総勢二十人の団体で来ている。

「領の代官に挨拶しなくて本当に大丈夫?」

「僕達が来ている事が知られれば、騒ぎになる。第一、今までだって勝手に君たちの国の冒険者は入ってきているじゃないか。平気だよ。ヤーガイの魔獣を倒して貰えるんだ。国は見て見ぬ振りをするのは、魔獣を減らして貰いたいからなんだ」

「そうだったんだ」

 父は、ヤーガイの国に力がなくなったから管理できていないと言っていたが、違うようだ。敢えて魔獣を倒して貰うために目溢ししていたようだ。それほど魔獣が多いと言うことだろう。

 ここの土地は広大だ。広い草原がどこまでも続いている。

「この領地はヤーガイの食料庫と呼ばれていた。今は何も耕作していない。耕作して収穫しても、食物に瘴気が混じって身体に悪いんだ。土地に呪いが染みついてしまっている。サラの領地になればそれも変わるはずさ」

 北側を見れば、なだらかな傾斜になっていて、遠くに魔の森が迫ってきているのが見える。あそこまで歩いて行っても一日はかからないだろう。

 走りやすい少し下りの平原だ。馬は気持ちよく駆けて、あっという間に魔の森に辿り着いた。

「森の外に野営地を作ってしまいます。ここでお待ちください」

 騎士達や、冒険者達は忙しく動き回っている中、私はレオン、ゴンとマツを誘って森へ入ることにした。

「皆と一緒だと動きが制限される。今のうちに魔獣を倒しましょう。私が硬化症になれば休まなければならなくなる」そう言って私は皆をせかして森の中へ走り込んだ。後を慌てて付いてきたレオンは、

「サラ、魔力が身体に入ったら、直ぐに魔法を使え。そうすれば酷くはならないんだ」

「え、そうなの? ゴードンったら、教えてくれてない!」

 ゴードンからは、そう言うことを教えてもらえなかった。何でこんな大事なことを教えなかったのか。

「君は自分がまだ十三歳だってわかっている? 普通王族は十五歳にならないと魔獣退治には出して貰えないんだぞ。僕なんか隠れて行っていたんだからな!」

「私は王族ではないんだもの。教えたからって困ることもないでしょうに」

「あの時君はゴードンの婚約者だっただろう? 婚約者の君には魔獣なんて倒させるつもりはなかったんだよ・・・・・でも僕は違うよ。サラは凄い剣士だって知っているから」

 そう言えば、ここは女性には剣も教えない世界だった。まあ、心配は無くなったと言うことで、良いか。でも、森に入ってしまったんだから、魔獣は倒すことにする。

 早速魔獣に出くわした。ゴンの警告も間に合わないくらいの早さで駆けてくる。大きな牙を生やしたイノシシだが、マルス領に居るイノシシとは雲泥の差だ。三メートルはある巨体に禍々しい色合いの毛皮、目は赤く身体から瘴気が漏れ出ているように感じる。

「サラ!横に逃げろ。僕が相手をする!!」

 男の子らしいセリフを言って、大きな剣を構えレオンが魔獣に対峙した。

 私は横に走り込んで援護の態勢だ。マツは私の横で盾を構え防御に廻る。

レオンは少し浮き上がって、真上からイノシシの脳天めがけ剣を振り下ろしたが、まだ浅い。イノシシはふらついている。それに追い打ちを掛けるように、私の剣が横からイノシシの腹を大きく切り裂いた。腹から内臓が飛び出し、イノシシの動きが更に鈍った。また、素早く横からイノシシの足を切り落とす。

 左の前足がなくなりイノシシは前方につんのめった。そこにレオンがもう一度足を踏ん張って剣を振り下ろした。脳天が潰れたイノシシは事切れた。

 レオンに魔力が流れたのだろう。暫くしてレオンは魔法を放った。

 雷の魔法だ。レオンの属性に雷が加わったことになる。大きく肩を上下してレオンは苦しそうに息をしているが、十分もすれば大丈夫になるから、と言った。

「今度はサラ、君だ。君は何の属性にする?」

「・・・内緒」

 どうしよう。皆の居る前で闇は使えない。空間魔法の収納も使えない。取り敢えず、今は火にして見ようか。誰も居ないところで、一人で魔獣を倒さなければ闇はレベルが上げられそうにない。

「獲物はどうしやす? 皮を剥いで、牙を取っておきますか?」

「ああ、肉は食べられない。瘴気が濃すぎて君たちには危険だ。ポイズンボアの牙は毒があるから気を付けて。皮は高く買取って貰えるはずだ」

 ゴンは私から預かっている魔法鞄にいそいそと魔獣の素材を入れ始めた。私達が倒した魔獣は彼等の報酬になる。マツは持ってきたショベルで穴を掘り始める。魔獣の死骸の後始末をするのだ。

 レオンはヤーガイの魔獣をよく知っていた。将来のために勉強して居たそうだ。

「いきなり強い魔獣に出くわしたな。サラはもう少し弱い魔獣にした方が良い。数を多く倒せば良いよ」

「わかった。どれが良いか選んで」


 レオンが選んでくれた魔獣は狼? 犬かも知れない。紫色の毛皮やピンク色の毛皮が入り乱れて私達に迫ってくる。

 覚えたての雷魔法を広範囲に放つレオン。狼たちは痺れて動けなくなってしまった。それを一匹ずつ、作業のように斬り殺していく。二十匹ほど殺して廻って、やっと魔力が硬化し始めた。私は火の魔法を天に向かって放出した。ゴオオーーーッという音と共に火柱が上がり、私の魔力が放出された。

 額に脂汗がにじんでいる。今にも吐きそうなくらい気持ちが悪い。肩で息をして何とか堪えた。

「凄い火魔法だ。初級でこれか!」

レオンに褒められたが、私は、複雑だ。これを一人でやり遂げなければならないとは・・・。

レインボーウルフの毛皮は、高級だそうだ。貴族に人気で、レオンも倒したため三十匹はある。買取額は凄いことになるだろう。ゴン達は、

「本当に貰って良いんですかい?」

そう言って申し訳なさそうにしていた。

「ヤーガイでは売らない方がいい。マルス領に持っていけば買取額は二倍になる筈だ」

 ヤーガイは、魔獣が溢れているため魔獣の価値は低そうだ。この魔獣の素材と他国の食料を交換して、ヤーガイは何とか遣っていけているそうだ。


 


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