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【第五章完結】現代魔術は隠されている  作者: 隠埼一三
Episode Ⅲ 『時の回廊編』
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15.骨肉魔術人形2⊕

 陽子が立てた計画というのは、イヴにそっくりに似せて作った骨肉魔術人形に香月の分魂を降ろす。そして囮として彼女に成りすまして襲撃者に乗っ取らせるというものだった。

 

「おいおい、それで本当に大丈夫なのか?その……分魂の俺が、人形としての肉体を奪われた時に、そのまま消滅してしまうとかないのか?」


 不安そうな香月の質問に、陽子は小さく頷く。

 

「大丈夫さ」

「その自信ありげな根拠は何だよ」

「他の魂に乗っ取られた際に、そのまま消滅してしまうなんて事は無いよ。分魂は、その魂の本元が生きている限り、いつでも元の魂へと戻す事が可能だ。だから安心して欲しい」

「それで、陽子さんが言ってた罠ってのは? その罠に敵を嵌めるんだろ?」

「ああ、それはね」


 香月に問われ、陽子は少し得意げな表情を見せた。

 

「呪術に近い物を使うんだよ」

「呪術?」

「ああ。君の魂以外の魂が入ってきた場合に、その魂を肉体から出られないようにする強制をかける。そういう感じの罠を人形に仕込むんだ。そうすれば、例え襲撃者が君の分魂体に乗り移ってもその襲撃者の魂は人形から出られない。そして、それをそのまま打ち倒す」

「……魔力感知とかでバレたりしないのか?」

 

 香月は不安げな表情を浮かべるが、陽子もそれに同意するように頷いた。

 

「始祖人類の先祖返りの肉体が持つ魔力は莫大だ。ただ、彼女の場合は魔術師ではないって所がミソになる。魔力感知は魔力の残滓を感知する物だ。彼女が魔術師だったなら、彼女が普遍的に使用する魔術の残滓が残ってしまうが、彼女は魔術師ではない。そもそも普段から魔術を使っていないんだ」

「ああ、そうだな」

「だから魔力感知されても魔力の残滓を感知される事はない。そして、人形の外見も彼女の物とほぼ一緒だ。そこまで精巧に作り込んであるんだ。本人だと思い込んでくれるさ」

「別に……こんな人形を用意しなくても俺の変身魔術を使えば良いじゃないのか?」


 そう聞くと、陽子はかぶりを振った。


「それだと仮に変身してる君が乗っ取られた場合は、君諸共(もろとも)打ち倒す事になっちゃうでしょ」

「あー……それもそうか……」

「それにね」そう言って、陽子は肩をすくめる。「変身魔術を使っている間、魔力の残滓は漏れ続けてしまう。それこそ魔力感知に引っかかってしまう可能性があるんだよ。でも、人形に分魂を憑依させただけなら多少の残滓は残っても常に魔力が漏れ出る訳じゃない」

「なるほど……それなら何とかなるかな」


 香月が納得したように頷くのを見て、陽子も安心したように頷いた。

 

「ああ。だから、後は君の演技力にかかっているよ」

「それは任せてくれよ。そういうのは得意なんだ。……それで、この人形の肉体を俺の分魂が使うって事だけど、俺の本体はどうするんだ?」

 

 香月の問いに陽子は小さく頷きながら答えた。

 

「私に考えがある」


   ◆


 陽子の魔術工房を出て、L'ami(ラミ) de(ドゥ) rose(ローゼ)の事務室から出てくると、そこに開店準備をしているメイド服姿のちょこが居た。

 彼女が香月の姿を認めるとホウキを持ったまま近寄ってくる。

 

「お、カヅキたん! ヨーコさんに会ってたんだよね?」

「ああ……まあな」

「ヨーコさんから話は聞いたよ。夜咲く花々の廷のメンバーに爆速で加入したって」

「ああ」

「それにヨーコさんからの魔術工房からカヅキたんより先に出てきたおっぱいバインバインのエロいチャンネーは誰だったの?」


 バインバインのエロいチャンネー……と、ちょこのその言葉に一瞬考えてから、香月はそれが麗奈の事だと気づいた。


「ああ、あれは……霧島麗奈。あいつも夜咲く花々の廷のメンバーに加わってる」

「へぇ~。カヅキたんと同じでヨーコさんがスカウトしたのかな?」

「いや、あいつは……その、俺が陽子さんに頼んだんだ」

「え?そうなの?」

 

 ちょこは意外そうに目を丸くしてから、少し考え込んでから口を開いた。

 

「レーナさん、凄い美人だしヨーコさんの事だからきっとお店のキャストにスカウトしたのかとアタイ思ってたよ」

「あいつは……いや、それ陽子さんならやりかねないな。……でも、あいつは魔術師枠で捩じ込んだ。……まあ、あいつも魔術師だから」

「え!?そうなの!?」

 

 ちょこが驚いて声を上げ、それから再び考え込んでから口を開いた。

 

「ヨーコさんが言うにはね……カヅキたんが加入してからが私達夜咲く花々の廷メンバーにとっての本番が始まるって」

「本番? ああ、そうかもな……」

「カヅキたん?」


 香月は何かを考えるように顎に手を当てて、それから口を開いた。

 

「なあ、ちょこ師匠。その……夜咲く花々の廷のメンバーって陽子さんに言われて集まったんだよな?」

「え?ああ、うん。ヨーコさんに声を掛けられた魔術師家系の子とか、魔術学院出身の子とか、あと……カヅキたんみたいに他の組織に所属してる人とか、そんな感じかなぁ。それがどうかしたの?」

「いや……これから起こる事も陽子さんから聞いてるんだよな?」

「うん。ヨーコさんが言うには始祖人類の先祖返りっていう、莫大な魔力を持つ人間が居てその人が肉体を奪われる事で後々魔術協会は機能を失ってしまう。魔術の存在が明るみになって列強の国々が魔術の力を巡って争うようになってしまう上に、その中で始祖人類の強大な魔力を持った魔術師が世界を滅ぼそうとするんだって」

「ざっくりと世界が崩壊するとまでは聞いてたけど……そこまでか。それに、列強の国々が魔術の力を巡って争う?」

「うん。列強の国々は魔術を戦争に利用しようとするらしいよ」

「ああ……なるほどな……」


 香月は何か納得したように小さく頷いた。

 

「だから、その未来に至る事を未然に防ぐために夜咲く花々の廷は結成されたって聞いてるんだよ。……って、カヅキたん? どうしたの?」

「いや、何でも無いよ」


 そう言って、香月はちょこの方を見た。

 

「なあ、ちょこ師匠。ちょこ師匠は何で夜咲く花々の廷のメンバーに?」

「うーん、そうだねえ。アタイはいずれコンカフェで自分の店を持ちたいんだよ」

「店?」

「そう。アタイ、昔からコンカフェが大好きでさ。いつか自分のお店を持ちたいんだ。だから、荒廃した未来なんて絶対に阻止しなくちゃね」

「……そうか。なら、俺も頑張らないとな」

香月がそう小さく呟くと、ちょこは首を傾げた。

「カヅキたんもアタイと同じでお店を持ちたいの?」

「いや、それは違う。でも、悪い未来は阻止したい」

「うん? よく分からないけど、カヅキたんも頑張りなよ。……あ!そうだ!夜咲く花々の廷のメンバー同士だしアタイと連絡先交換しようよ!」


 ちょこはそう言って小さなバッグの中からスマートフォンを取り出して電源を入れた。そして、それを香月の方へと差し出してくる。

 

「ああ、良いな」


 香月もそれに頷いてから自分のスマートフォンを取り出した。

 それから二人はそれぞれのスマホを操作して連絡先を交換する。

 

(そういえば、前の周回ではイヴと連絡先を交換したんだよな……)


 そんな事を思いつつ、香月はちょことの連絡先の交換を終えた。

 

「んー?どうしたんだい、そんなボーッとしちゃって」

「……いや、何でもない。それより、開店の準備は良いのか? 確かまだ終わってないだろ」

「ああ! そうだった!」とちょこが慌ててホウキを再び構える。「アタイ、仕事に戻るよ! カヅキたん、またね!」

 

 そう言って、ちょこはホウキ片手に開店準備へと向かって行った。


   ◆


「カヅキ、陽子さんから話は聞いたぞ」

 

 香月が満月亭の扉を開けると、ジェイムズはカウンターの中で静かにグラスを磨いていた。薄暗い店内には他の構成員の姿はなく、ガラス越しの街灯の灯りが淡く店内を照らしている。


 香月はカウンター席に腰を下ろすと、ジェイムズの表情をうかがった。真剣な面持ちであることから、ただの世間話では終わらないだろうと直感した。



挿絵(By みてみん)

 

「陽子さんからお前の事は聞いている。夜咲く花々の廷(ナイト・コート)に加入する事になったそうだな」

「ああ。そうだ」


 ジェイムズの言葉に香月は短く応じた。

 

「カヅキ……俺は、陽子さんから未来に起こる事の話を聞いている」


 ジェイムズはグラスを磨く手を止め、香月にまっすぐ目を向けた。その目には迷いがあったが、同時に強い決意も見え隠れしていた。


「だから、夜咲く花々の廷(ナイト・コート)の存在を総本部ロンドンからひた隠しにしてきた。奇跡管理部の日本中部支部長としてはあるまじき行為かもしれん。それは、分かっている。だが……世界の危機なんてどうしようもないものに関しては陽子さんに頼るしかないと俺は思っている」


 ジェイムズが深いため息を吐く。それは重苦しい話を進める為に呼吸を整えているように見えた。


「……俺は禁術指定になるかもしれない時魔術なんて代物を、陽子さんに協力して研究してきた」

「ああ、分かってるさ。陽子さんに関わっているなら、ジェイムズがそうしてるのも納得が行く」


 香月は自分の声が意外と冷静であることに気付いた。陽子が時魔術に関与しているのも、ジェイムズがそれを支えているのも、今では驚きに値しない話ではあった。

 

「……でもな。俺は陽子さんの言う未来の話は本当だと思う。実際、何度も未来に起こる出来事を些細な事から大きな事まで彼女に言い当てられてきた。だから、カヅキ、お前にも協力するつもりだ」

「……ありがとう、ジェイムズ」


 香月がそう言うと、ジェイムズは笑みを浮かべる。

 

「礼なんて要らんさ。俺は、いざとなれば日本中部支部の支部長という立場を捨ててでも世界を救う事を選ぶ」ジェイムズの声は低く、しかし揺るぎなかった。「俺はこの名古屋の街でお前達と過ごす日々が幸せなんだ」


 香月はその言葉に胸が熱くなる感じがあった。この街、この仲間たちと共に歩むことが、ジェイムズにとって何よりも大切なことなのだろうという事は奇跡管理部の構成員として共に過ごす中で肌で感じていた事だ。

 

「ああ、わかっているよ」


 香月は静かにうなずいた。

 そう、ジェイムズ・ウィルソンという魔術師は本来なら魔術協会日本中部支部の支部長で収まるような器ではない。

 総本部ロンドンに近い西欧諸国で幹部魔術師をしていてもおかしくはない実力の持ち主なのだ。

 

「なあ、ジェイムズ……。ジェイムズも陽子さんにスカウトをされてるのか?」


 香月が不意に問いかけた。

 奇跡管理部の日本中部支部長として魔術協会の要職に就いているジェイムズが、夜咲く花々の廷(ナイト・コート)に協力している事実は、香月にとって腑に落ちない部分があった。

 

「いや、俺は夜咲く花々の廷(ナイト・コート)のメンバーでは正確にはない。だが、陽子さん達に協力している立場だ。言ってしまえば魔術協会サイドから夜咲く花々の廷に内通している身のような物だな」


 グラスを磨きながら答えるジェイムズの声は淡々としていた。

 

「ジェイムズ、教えてくれないか? 何で奇跡管理部の日本中部支部長であるジェイムズが夜咲く花々の廷(ナイト・コート)に協力している?」

 

 ジェイムズは一瞬手を止め、ふと遠い目をする。磨いていたグラス越しに過去の記憶を思い出すような表情だった。

 

「陽子さんは俺が魔術学院(アカデミー)に居た頃の先輩なんだ。それに、気恥しい話なんだが……」ジェイムズはそう言葉を詰まらせ、それから恥ずかしそうに後頭部を掻いた。「憧れの先輩だったんだ。俺は若い頃、陽子さんに何度か告白して振られている」


 まるで自嘲するように微笑む。

 

「え……ジェイムズが陽子さんに?」

 

 それは香月には初耳の事だった。

 

「ああ、そうだ。もう二十年ほど前の話だ。……俺が、陽子さんに告白したのはな。その時にはもう、陽子さんは魔術学院での研究職を有望視されている程の天才だった。でも、そんな陽子さんと俺はある賭けをした。その賭けに俺が勝てば、その時は俺の想いを受け止めてくれるってな」

「へぇ……、こんな話をかりんが聞いたらかりんが怒るんじゃないか? 子供もできた訳だし」


 香月が茶化すように言うと、ジェイムズは少し顔をしかめたが、やがて苦笑した。

 

「今思えば……本当に馬鹿馬鹿しい話なんだ。当時の俺は研究職には就く気が無くてな。でも、陽子さんの事を追いかけたかった。陽子さんの事が好きだったから……まあ、その賭けに乗っかった」

「それで、ジェイムズは勝ったのか?」

「日本中部支部に居る時点で察してくれ」

 

 そう言ってジェイムズは苦笑を浮かべた。その表情には、かつての敗北を悔いる様子はまるでなかった。

 

「じゃあ、何で夜咲く花々の廷(ナイト・コート)に協力を?」

「ああ……それはだな。俺が賭けに負けたからだ。賭けに負けたから、俺は陽子さんと共に日本に渡って、陽子さんのいずれ起こる未来の話に付き合った。そうして、俺はこの名古屋で奇跡管理部の支部長になった。俺が憧れていた人は、なかなかに人使いの荒い人でな。こうして、魔術協会と夜咲く花々の廷の間を取り持つ立場になった」

「なるほど……」


 香月は納得したように頷く。


「じゃあ、ジェイムズもイヴが肉体を奪われて世界が崩壊する未来ってやつを防ぐ為に夜咲く花々の廷に協力しているんだな」

「ああ。そうだ」


 ジェイムズは強い意志を込めて頷いた。

 

「でも、その賭けって……どうやって勝負したんだ? 結果はジェイムズが夜咲く花々の廷に協力してる時点で分かるけど」

「ああ。俺は陽子さんが言う未来の話を信じられなかったんだ。だから、陽子さんが『わかった。それじゃあ、12時半から食堂に来る学生を二十人全員言い当てよう。妨害で君が学生をこの食堂に無作為に呼んでくれても良い。一人でもハズしたら君の思いを受け止めてあげても良いよ』と言い出した時に、俺は片っ端から食堂に学生を呼び出したんだ」

「それで?」

「俺は、陽子さんの言う事を信じられなかったが、それでも信じざるを得なかったよ。陽子さんは魔術さえ使わずに二十人の学生を完璧に言い当てた」

「……それで、ジェイムズは賭けに負けたのか」

「ああ、そうだ。まあ、賭けに負けた俺は陽子さんの言う未来の話を信じて彼女に協力した。陽子さんの言う通りにな」

「ふうん……」

「その後、彼女の師匠が何者かによって殺されて、それで彼女はその師匠の魔術協会から禁術指定を受けかねない研究を受け継いで協会を脱退。はぐれ魔術師になった。その師匠の仇討ちの為に、彼女は魔術協会の目を盗むようにして夜咲く花々の廷(ナイト・コート)を作ったんだ」

「え?そうなのか?」

「ああ、そうだ。……まあ、俺は陽子さんとの賭けに負けて、魔術協会に内通する立場になったのはお察しの通りだ」

「なるほどな……」

 

 香月はそう呟きながら頷くが、ふとある事に思い至った。

 

「……なあ、ジェイムズ。陽子さんはジェイムズの事どう思ってるんだ? ジェイムズは陽子さんの事が好きだったんだろ?」

「ああ。だが、俺は振られた。『君の思いには応えられない。でも、賭けは君の負けだ。だから、私の願いを聞いて欲しい』と言ってな」

「陽子さんがそう言ったのか……」

「ああ、そうだ」

「でも、それは……ジェイムズの想いを蔑ろにしてるんじゃないのか?」

 

 香月はそう問い返すが、ジェイムズは首を横に振った。

 

「いいや。俺は、それで良いと思っているんだ」

「何でだよ?」

「……今でも思い出すんだ。俺が賭けに負けて二十人の学生を言い当てられた時の事をな。あの時の陽子さんは申し訳無さそうな顔をしていたんだ。だが、陽子さんはこう言った。『私は君が向こう二十年協力してくれる事を知っている。君はそういう義理堅い男だ。でも、私は未来には希望が有ると信じている。だから、世界を救う為にいつまでも私の力になって欲しい』とな」

「そうか……」香月は小さく呟いた。「でも、ジェイムズは良いのか? その……たったそれだけの賭けで、二十年間も陽子さんに協力させられてるんだぞ?」

「俺は構わんさ。いや、構わなかった。陽子さんの魔術はまるで未来から持ってきたかのように先を行った物だったからな。俺は、彼女のお陰で魔術師としてはかなりの高みに登れた」

 

 ジェイムズは笑みを浮かべた。その笑みには、かつての想いと未だ消えない憧れが混じっていた。

 

「それにな……俺は陽子さんの言う未来の話を完全には信じてる訳じゃ決してないんだ」

「え?」

「俺は、陽子さんの事を信じたいから信じてるんだ。だから、賭けに負けても協力を続けていられる。それに陽子さんの言う未来なら、俺は信じられる」

「憧れの先輩、だからか?」

「まあ、それもある」

 

 ジェイムズは小さく笑みをこぼすと、再びグラスを磨く作業に戻った。その姿は、どこか晴れやかに見えた。

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