資格マニアがドヤ顔してみた。 ~アラフィフですが楽しく生きてます~
一番良く言われたのは「よっぽど暇なんだね」です(´;ω;`)ウゥゥ。いいじゃん、楽しかったんだから。
いまだに根に持ってます(;^ω^)
私は元資格試験オタクです。
元と言うのは40歳の誕生日を機に足を洗ったからです。しかし、それまでは毎年なんらかの試験にチャレンジしていました。
ちなみに所有している資格は仕事に関係した国家資格10個、その他が5個です。
それでは周囲にはクレイジーだと言われていた、趣味の布教活動をしたいと思います。
資格試験を趣味とするメリット。
①収入に繋がりやすい!
これが一番わかりやすいメリットだと思います。私は低学歴(高卒)で氷河期世代(40代)の地方在住者です。にもかかわらず、資格のお陰でフリーランスとして仕事にありつけています。
また都会に移住する決心さえつけば、再就職もそれほどは難しくない職種(インフラ系エンジニア)です。
②お金がかからない。
私は独学派だったので受験代と問題集と交通費ぐらいしか必要ありませんでした。
高額な受験代が必要な資格もあります。しかし、国家資格の受験料は意外にお安めです。 私が過去に受験した中で一番高額だった試験ですら、1万7千円でした。試験は大抵は年一回なので趣味の費用としては妥当だと思います。毎月、数千円を受験費用として積み立てていました。
③必要な知識を効率的に得られる。
巷で流布している言葉です。
「資格を持っていても、仕事が出来るわけではない」
はい、ごもっともです。はっきり言って、資格に合格しただけで出来る仕事などありません。しかし新しく仕事を覚える時に役立つのが、資格で得た知識です。資格受験の時に意味も分からず覚えた知識。
「あっここで使うのか!」
という気づきが仕事では連続となります。資格はゴールではなくスタート地点に立つチケットです。だったら免状に拘らなくても良いのでは?という意見もあると思います。
もちろん、完全独学で必要な知識だけを学んだ方が効率は良いです。
しかし、人は怠惰な生き物です。あっ石を投げないでください!?訂正しますから!!
”私”は怠惰な人間です!!!
将来の為の勉強なんて、仕事が終われば忘却の彼方です。休日は遊んで終わりです。
しかし、そんな私でもテストや試験の予定があると何故か勉強します。
怠惰な自分を強制的に勉強させるのに、資格試験はうってつけなのです。
④ギャンブルみたいで楽しい♪
私が(資格)オタクと自称する理由。仕事や自己啓発の為でなく趣味で取得していたからです。
試験を終えた後の、合格発表を待つ期間。それは宝くじの当選番号を心待ちにするワクワク感と似ています。
もちろん、落ちた回数の方が多いです。しかし、合格したときはそれまでの悲しみが吹き飛ぶ喜びです。その喜びが忘れられず、またつぎ込んだ受験料の元を取るためにも、ずるずると受験回数を重ねる事となります。
※私は身内、友人、知人よりガチのギャンブルには絶対に手を出してはいけないタイプだと評されております。
ちなみに業種によって様々ですが、資格手当を月額1万円とした場合は10年で120万円。 受験料を1万円と仮定すると120倍。
合格率は種類によって変わりますが、難関でも10%前後。
資格受験はローリスク・ハイリターンの美味しいギャンブルです。
そんな、メリットだらけの資格沼。ぜひ皆さまにもハマってほしいと布教させていただきました。
私を資格沼に引きずり込んだのは、ガスの配管工をしていた今は亡き父です。子どもが生まれたのを機に足を洗ったそうですが、若いころは私と同じく毎年受験していたそうです。
父の口癖でした。
「資格の免状は、カバンに入れてても重くないから集めとけ」
どんな知識も無駄にならない。学びは大切だという父なりの比喩だと思います。
そんな父と、免状の数で勝負したことがあります。
父が出したカード(免状)は8枚、私は15枚。
「HAHAHA!私の勝ちだね!」
ドヤる娘。
「ちょっと待て!まだ他にもあるハズだ!」
引き出しをひっくり返す負けず嫌いの父。
夫と娘のほのぼのしい(クレイジーな)じゃれ合いの立ち合いをさせられてた母。
「……あんたたち、何が楽しいの……?」
やはりオタクの喜びを、一般人に理解してもらうのは難しいのでしょうか?
同好の士が身内にいて助かりました
余談ですが、学校の勉強は何も言われませんでした。社会人になってからの勉強の方が大切だからという理由です。
母も勉強しろとは言いませんでした。自分が勉強が嫌いだからだそうです(笑)
にもかかわらず、我が家で一番頭が良く学生の時に成績が一番良かったのは母。最近書籍で、頭が良いのは生まれつき決まっていると判明?し話題ですね。母ちゃんを見てきたから子どもの頃から知ってるやーい!!
※私と父は努力型。