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名前は、森さくら、20歳。

ただ今、就職活動中、内定今の所0。


アルバイトしながら就職活動してる学生の一人暮らし。


そして、いつものようにスーパーで半額シールのついたお弁当を1個手に取りレジでお金を払うとスーパーを出た。

デリカが半額になるのを待って買う、お金のないさくらにとっての日常の光景になってしまっている。


「今日は満月かぁ」


夜道を歩きながら、雲一つなく月と星が綺麗に輝いているのを見ながら決まらない就職先の事を考え、一人暮らしのアパートに帰る。


「ただいま」


誰もいない部屋なのだが、小さいころからの習慣でいつも言ってしまう。

暗い部屋の電気をつける。


「はぁー、つかれたー」


テーブルに買って来た夕食を置き着替えずにそのまま座り込むとお弁当を開け、手を合わせる。


「いただきます」


ごはんを一口、口に運んだ瞬間、全身が光に包まれた。


*****


目を開けるとそこは知らない場所だった。

家の中にいた筈が石造りの円形の部屋、お弁当はなく割りばしだけは手に持ったまま。


さくらが周りを見回すと、何人もの人間がいて笑顔で騒いでいた。

その人達の服装は昔のヨーロッパ風?


中世ヨーロッパの漫画の世界?

漫画の読みすぎで夢にまで出てきたのかな??


部屋の中央に座り込んでいると、銀色の髪に碧い瞳、綺麗すぎて人間離れした雰囲気の少しばかり近づきがたい青年が近づいて腰を下ろして来た。

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