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「あー!ムチャクチャ気まずかったよー」


ベットに”バタンッ"と倒れ込むさくら。


フカフカで自分の布団の何十倍も気持ちいい。


王子様無言で無表情だった・・・。

仕方ないじゃない!何も知らない人と結婚なんて・・・

それに、あれだけのイケメンがわたしと釣り合うわけないし。

向こうだって、美人でもない、取り柄もない、地味で目立たないわたしなんて、がっかりしたよね・・・。


でも、自分で選ぶことの出来ない相手と結婚しなきゃいけないなんて大変だよね。

向こうは断ることすら許されないのか・・・。


大体なんでわたしが選ばれたの?もっと釣り合いのとれた人とかいたと思うんだけど。


「はぁ・・・」


なぜか悪いことしてる気分になり落ち込むさくら。


彼は好きな人とかいなかったのかな?

いたなら、それを諦めたのかな・・・

それより、結婚断ったしここに居られなくなるだろうし、帰してもらえるのかな。

帰してもらえなかったら一生こっちの世界で暮らさなきゃいけないのかな。

ってことは・・・まさかのこっちの世界で、就職活動ってこと!


どっちの世界でも就活しなきゃいけない運命にあるんだね、わたし。

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