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赤碧玉

一方通行

作者: 切咲絢徒

 視線は常に一方通行だ。

 如何なる視線も一方通行だ。


 底辺は頂点を見上げる。

 頂点は底辺を見下す。


 そんなことはない。自惚れるな頂点はそこに胡座をかいているだけ。


 頂点は醜い底辺なんて見ることなどしない。わざわざバカを見る必要も無い。底辺は底辺である。見下す間でもなく見下している。


 自惚れるな、頂点の下は常に頂点の視界の外だ。




 *


 余りました。

 ここからは作品の外ですので、評価するならこの米印より上を宜しくお願いします。

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