来る訳
意識が戻って最初に思った事は
「メヌエット?これが俺の辛い前世の記憶なのか?俺には幸せな記憶の用に見えるのだが…」
「いや、これはまだ辛い記憶ではないよ…だけど君が知りたいのはこの剣の事だろ?」
確かに……俺はこのレーヴァ……いや焔月の事が知りたくて俺は前世の記憶を見たんだよな……なら俺の目的は達成された訳なのでこれ以上前世の記憶をみる必要は無い…でも少しこの後が気になるので少しだったら見せて貰おうかな?
「確かにそうだったな……これでこいつの正体が分かる…ありがとうメヌエット…めんどいからメヌでいいや、それでメヌ?俺はあの続きが気になったので後で見せてくれないか?」
「別に良いけど今すぐにはダメだよ……私はいま神力を使いすぎてヘトヘトなんだから…でもまぁこの先を見るのはオススメしないよ?きっと嫌な気持ちになるけど…」
「それはそれで俺の自業自得だな!でも俺は知りたい!知らなくちゃ怖いこともあるから…」
そう…これはただの好奇心だが…何か心に突っ掛かる…だから俺はそこまで知りたがるんだろうなぁ
「まぁ止めはしないけど…じゃあ神力が戻るのがあと三ヶ月後だから気軽に待っててね~」
「おう!じゃあなメヌ!」
「あっついでに良いことを教えてあげよう……えっとねーもうすぐ君の知っている人を転生させるからね……これは君の世界の神様がお願いしてきたんだよねぇ……まぁ取り敢えず君の知り合いが来ますよーってだけ…それじゃあねぇ」
そう言い終わるとメヌの気配が無くなった……でも俺の知り合いかぁ………誰かなぁ…
メヌが言っていた言葉に俺は少しわくわくしていた…俺はこの世界に来て少ししか経っていないが愛着が湧いており、もし帰れると言われても帰らないが……それでも同郷の人がいるなんて嬉しいかなぁ…
そんなことを思いながら俺は眠くなったのでそっと目を閉じ………ません!
実はさっきからもの凄く良い匂いがする……これはシチューかな?
少しわくわくしながら階段を(俺の部屋は二階)降りると良い匂い強くなった……こ、これは!
少しドアを開けて覗くとシノが料理をしていた……なる程…、めちゃくちゃ料理が美味そうだなぁ
「ん?カズマいたの?」
ばれていた……勘が良いなぁ
「いや、さっき起きたばっかで良い匂いがしたから」
「そう?後もう少しで出来るから待っててね」
そう笑顔で言ってきた……君は何回俺をドキドキさせるの?
「お、おう!それじゃあ机で待ってるな!」
そう言いながら俺はリビングに逃げ込むように去っていく…に~げるんだよぉ
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カズマは少し驚いていた…それはそうかな…多分私のことを鍛冶しか興味が無いと思っていたのだろう…でもそれは少し合っているかもしれないな…私が出来るのは家事と鍛冶だけだもん…なんちゃって……まぁこんな事しか出来ないから出来る事でカズマに奉仕したいな…いつかは夜の奉仕も………
そう考えていると作っていたご飯が出来た…ついに考えながらでも料理が出来るようになった……これは自分でも驚きである…
そんなことを考えながら私は最愛の人に私の料理を届ける…
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いやぁまさかシノが料理出来たなんて思いもしなかった……
少し時間が経って…
「出来たよ…」
「うぉぉ美味しそうだなぁ」
「今回はかなり自信作だよ」
目の前に現れたのは中位の大きさの皿にシチューを入れていてその横にパンが置いて合った…うまそぉ
「へぇシノは料理が出来るんだな…俺は家事は何にも出来ないからなぁ」
「ふふん!私は家事は大体出来るよ!」
「ん?と言う事はシノは家事と鍛冶が出来るのか!」
「出来るよ…家事と鍛冶……なんちゃって…」
この子……可愛い…胸がきゅんきゅんしちゃうわ!!
「おう、流石俺の未来の嫁だなぁ…」
「もう……早くご飯食べよ?冷めちゃうよ…」
シノは少し呆れながら言った……流石に言い過ぎたかな?まぁ止めないけど!
結果を言おう……もの凄く美味しかった…本当に美味しかった…大事なことなので二回言いました!
本当に美味しすぎて…間違って
「毎朝俺に飯を作ってくれ!」
と言ってしまった……恥ずかしぃ…それでその返事が
「もう…そんなことを言うのなら結婚しようよ…」
ハハッ流石に早すぎだぜシノさん……
ヒューと風が吹いて来た……本当に寒いぜ…もうちょっと厚着してくれば良かったなぁ…たく…何で俺が外に居なきゃいけないんだよ…今頃シノと話をしている時間なのに…
え、今俺が居る場所?今俺が居る場所は……
「何で俺はこんな真夜中の草原に居なきゃいけないんだろうなぁ」
ご飯を食べた後にメヌから連絡が来てここに転生者が来るらしい…
「はぁ…何でこんな真夜中に転生するんだよ…ふざけるなぁ」
まぁそれはいい…取り敢えず少し待ってみようかな?
あの後少し待ったら俺の今居る場所から少し離れた所に光が集まる…まったく…こんな真夜中に迷惑な…
俺は少し光に近づいて光が止むのを待つ…すると光がやんである人影が現れた…
現れた人影は俺の知っている人物だった…何故ならこいつは……
「こ、小町?」
「あ、お兄ちゃん!」
現れた人影とは俺のたった一人の兄妹……妹の小町だった……




