名前の訳
翌日俺は少し気怠い体を起こしながら隣にいる裸の女の子……ロリフェラティを見る…やっぱり可愛いと思いながら少し顔を近づける…それでまぁ我慢できなくて少し唇にキスをすると
「ん?どうしたんだ?朝っぱらから……まさか?昨日あんなにも絞り尽くしたのにまだ残っているの?…凄いなぁ」
「少しは自重してくれ…まぁ残ってはいるが…」
そんな話をしながら俺達はまた肌を重ねて……
行為が終わった後に俺は少し自分の将来を考えていた…俺は思う……もう俺みたいな容姿の奴等が傷つくのは見たくない…ならば俺に出来ることはなんだ?……
少し考えているとロリフェラティが近づいてきた…
「ん?ベルク?何を考えているんだ?」
「んー俺は何に成りたいのかなと思ってさ……」
「まぁ君のことは君で考えてみると言いさ…私は何も言わない……私は君に添い遂げるだけだからな…もし君が世界を滅ぼすと言うのなら私もついて行こう…だから私のことは考えずに自分がどうなりたいか…それを決めてくれ」
そうか…まぁここら辺は自分で考えないとな……俺が成りたいもの……したいこと……
そう考えているとある一つの結論に至った……したいことなら決まっているじゃないか…そう…俺は救いたいんだ…この状況を…【魔界の加護】を持っているだけで迫害されるこの状況を…ならば俺の成りたいことはただ一つ!
「ロリフェラティ?」
「なんだ?ベルク?」
「君は俺にいつまでもついてくれるか?」
「もちろん!私は君に添い遂げ続けるよ」
「俺の夢に笑わないでくれよ?」
「笑うわけ無いじゃないか…君の夢は私の夢…ならば笑える訳無いだろ?」
「そうか……それしゃあ…………………俺の…事を裏切らないか?」
この言葉は絞り出すだけで最後の方はほとんど掠れてしまった…俺は今まで何度も裏切られ…殺されかけ…そして裏切られる…そんな毎日で人などそんな信じられないが…こいつだけは信じたい…
「私のことを信頼されていないのか…少し悲しいが……一言言おう……私は絶対に裏切らない…絶対だ!」
俺は何度もこいつに救われているな…なら俺の次に出す言葉は……
「そうか…ならばここで言おうか…ロリフェラティよ俺の夢はな?【魔界の加護】を持っているだけで迫害されている人を救い出すことだ…だから俺は王に成りたい!この加護を持っているだけで迫害される…そんなことはもうごめんだ…ならこの迫害は俺が全て消す!例え人々から恐れられても俺の想いは止められない…そんな俺についてこれるか?」
最後にもう一回確認した…それで彼女から返ってくる言葉は…
「あぁついて行くさ!何処までも!」
「ありがとう…それでまぁ最後に一つだけ…………俺の伴侶になってくれないか?」
「勿論!何処までもついて行くよ!ベルク!」
「それじゃあ結婚指輪的な奴を作るか…ロリフェラティ……そうだ!俺の魔術で創るか」
「そうだなぁ私の魔力の属性は完璧に炎だからなぁ」
「俺は完璧に武器属性なんだよなぁ」
「それじゃあ炎の魔剣を創ろっか……創れる?」
「あぁ創れるが……ロリフェラティ、君の魔力を全て俺に分けてくれないか?俺の全ての魔力も使うから」
「分かった……それじゃあいくよ!」
そうするとロリフェラティから大量の魔力が流れ混んできた……それじゃあ俺も!でも俺には固有魔術で俺のイメージを形にして、それを武器にする!まずは土台の剣を
「我が心理に存在する力よ
その力を形に直し
我が手に力を!」
そうすると真っ白い大剣が出てきた…これを俺のイメージとロリフェラティと俺の魔力を全て込める!
「我は神を残滅せし者
全てを漆黒に染めし覇道の王なり
我が覇の理を奪う神どもを漆黒の闇に染める…
我、漆黒の覇王と成りて…
全て神を屠る者なり!
神を残滅せし者!」
そう詠唱するとロリフェラティの感情が流れて来た…その感情は俺の為に……それしか考えていなかった……ならばその想いに応えるしかない!
「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ」
そんな雄叫びを上げながら必死に絞り出した俺達の結晶が出来た……
「出来た……なんて綺麗な剣なんだろうか…」
「あぁ凄く綺麗…」
出来上がったのはスカーレットの用な色と藍色の用な色が綺麗に二つに分かれた大剣……でも俺には分かる…こいつは神剣の部類に入る…
「そうだ!名前を決めよう!」
「そうだな!それじゃあ何にしようか……まぁここはベルクが決めてくれ」
「いいのか?」
「あぁ私は他の最初につく言葉を付けてもいいかい?」
「勿論!それじゃあ俺は名前を…」
俺は少し悩んでこう言う…
「焔月なんてどうだか?」
「良いじゃないか!それじゃあ私は……双焔剣なんてどうかな?」
「凄く良いじゃないか……それじゃあこいつの名前は双焔剣焔月だな……良い名前だ…」
あぁこれで俺の…いや、俺達の夢が実現出来る!
その言葉を見た後に俺の意識…十六夜和馬の意識が元の体に戻った…
過去編はいったん終わります…まだ続くけどね




