思い出す訳
少しシリアスになるかも
「ふぅ、復讐も終わったことだし他に何をする?」
と俺は言った、俺としてはこれから武器屋に行きたいかなぁって
「それじゃあ…私の武器…見る?」
「まじで!?そうと決まったら早く家に帰ろう今すぐ帰ろう!」
「わかった…本当に武器が好きなのね…」
「あぁ、こいつらにはいつも助けて貰っているからな、好きになるのは当然だ!」
そう言いながら、俺は三本の剣を取り出した、一つは肩にもう二つは腰に差した、
「やっぱこっちの方が安心するなぁ、これからこうするか…」
「ちょっと見せて?」
「ん?まぁいいけど取り扱いには注意しろよ?これ、まじで切れ味いいから」
そう言いながら俺は桜吹雪を手渡した…
「凄い…こんな名刀誰が作ったの?」
「あぁ…俺の母さんだよ、最初で最後名刀、桜吹雪さ!まぁ作ったってよりは生まれたの方が正しいかな?」
「よくわからない?」
「この刀は、母さんが死んだときに、生まれたんだ、母さんが死んだときに、母さんの体が光って、光が止んだときにはこの刀があったって訳、一応言うが同情は要らんぞ」
「そう…その時からこの刀を使っているの?」
と目を輝かせながら聞いてくる、武器の事に関してはもの凄く食い付いてくるのね…
「あぁ、でも最初はなまくらだったんだぞ、
切れ味は最悪、ほとんど何も切れなかった」
「嘘!?こんなに凄いのになまくら…どうなっているの?」
「それでこの刀の能力の一つ、剣を喰う刀だ!
「それってどんな効果なの?」
「あぁ、凄いぞ、この刀は切れば切るほど切れ味か強くなってくる、ついでにこの刀は能力を四つ持っているから、それを使えばなまくらでも大体の物は切れたからここまで強くなった訳」
「他にはどんな能力があるの?」
「他には、これはまぁ俺の反射神経とか色々な物が無いと出来ないが、瞬時に相手に切りつけると言う技がある、これはまぁほとんど俺の技だな、9%は俺で残りはこの刀の鞘と刀身かな?他には擬人化、これは言葉どうり人になれる、んで最後はまぁ特性かな?この刀は絶対に折れない、とまぁこんな感じだ」
「凄い…こんなに凄い刀を持っているのに他の剣も持っているの?」
「どれも大切な物だからなぁ、例えどんな財産を持っていてもこれだけは手放せねぇなぁもちろんこのこいつらもな!」
と俺はともう二つの剣を触りながら言った
「こいつらは大切な友人?あれ…友人だっけ…思い出せない…何故…何だっけこいつらは俺が生きている前から……」
もの凄く頭が痛い、ハンマー殴られているみたいだ…まるでこれ以上思い出すなと何かが頭の中で疼いている…
そうするとレーヴテイン…いやこの刀の名前は違う、何だっけ思い出せない…でも何故かある女の子の顔が浮かんできたが、なんだ?羽が生えている女の子…
「………ズ………カズマ!」
そう呼ばれて俺は意識をと取り戻した
「カズマ…大丈夫?何か考え事してたけど…」
「いや…大丈夫、そろそろ帰ろうか…武器が見たい」
「わかった…それじゃあ行こっか」
「おう」
そう言って頭がもやもやしていたが、特に何でも無いかなっと思い、俺は帰路を歩く…
「おぉ~すげぇこれがシノの作った武器か…」
そう言いながら俺は近くにあるハルバードを手に取って言う、凄いなぁこれ…売れば白金貨100枚ぐらいだろう…
「それは割と自信作、他にはこんなのがあるよ…これは凄い自信作…」
と出してきたのは一振りの短剣…短剣なのだがこれは圧倒的に強い…売れば白金貨1000はいくだろう、それほど強い
「おいおいおい、これは凄すぎる、なんだ?これは、これ一つだけで俺の全財産持っていかれるぞ?」
「だってオリハルコンとミスリルとアダマンタイトとヒヒイロカネを合金にして作ったからね…一応この状態のままでもオーガ位は首チョンパ出来るけど、この子の本当の力は能力…」
「そらすげぇ、で?こいつの能力は?」
すると、何故かどや顔で…
「ふふん、見て驚け、この子の能力は一つだけ…それは!」
「そ、それは!?」
「なんと、一度でも切った相手の時を奪うのです、一秒位」
「え…強すぎない?それは武器の幅を越えている、なんだそれは」
「この子の名前は時剣ソトス、私が作った最初の神器、私はこれで不冷になった…」
「あぁ確かにこれは凄いが、これは悪用されたら、国が滅ぶな」
「そう…だから私はこれまで肌身離さず持っていた」
えっ何で一秒時を止めただけで国が滅ぶかって?それは素人が使ったら意味はない、だが達人が使ったらそれは対人兵器になってしまう、俺だったら一秒で短剣だったら十回ほど刺せるが流石に俺ほどの実力の奴がいるかわからないが、普通の達人は五回ほど刺せる…これで言いたい意味が分かるな?つまりはそう言う事だ
「なるほど、これほどの武器を作れるのなら、専属契約して良かったなぁ、でもその短剣はシノが持っとけよ?」
「ーーーー!驚いた!この子の能力を聞いてくれと言わなかった相手はいないのに…」
「いやまぁ欲しいけど、俺は少ししか短剣使わないから、だからそんな欲しいとは思わない、それにシノの安全対策にもなるしな!」
「そう……私の安全のために………」
そう言うとシノは顔から煙を出しながら硬直していた
「おーい、シノ?聞いてる?俺眠くなったから少し昼寝するけど」
「…!うん…わかったお休み」
「おう!お休み」
そうして俺は自分の部屋に戻り、ベッドに横たわる…本当は眠くないのだが、少し気になる事があった
「なんだ?この違和感は?」
そう…俺が感じていたのは違和感、今日の朝から少し違和感がある、それを考えるために今ベッドに横たわっているのだが…
まずは状況整理だな、まず一番最初の違和感は、朝のシノとあったとき、俺は何故かこう思った、俺は女の子と同棲したことがあると、もちろん俺には同棲したことなど一回も無いが、それで次の違和感だレーヴテイン……俺はこの剣をいつから持っていたか…俺は特技が色々とあるのだが、その一つに絶対記憶というものがある、それは俺の一度でも耳に入った音は全て思い出せるというもの、俺はこの特技を三歳の頃から持っていたのでそこからの記憶は全て覚えている……するとまたも頭が痛い、こんな痛みは初めてだ、まるで頭をかち割れる位の痛さ、だが俺を舐めるな!俺の特技で痛覚操作を使えば痛みはゼロになるんだよ!
そうして特技を発動させて痛みを消す…思い出すなとナニカが頭の中で叫びまくっているが、そんな物は関係ない、気にせず俺は記憶の中に探りを入れる、そうすると、消した筈の痛覚が戻ってきた…流石に俺でもこの痛さには対抗仕切れずに意識を沈めてしまった…
「君はどうしてそんなに激痛を負ってまで記憶を探るのかな?」
そんな声が聞こえてきた、その声の持ち主は、俺をこの世界に連れてきてくれた人だった…
「さぁな、ま、強いて言うならその記憶は絶対に思い出さなきゃいけないと俺の中の本能が叫んでいるのでな……でも俺は好奇心が強いのでな、それに抗えなかっただけだ」
「そう……」
そうメヌエットは悲しそうな、ため息をはきながら言うと
「今から言うことは君にとってもの凄く嫌な記憶だと思うよ?それも君が味わった事のないような、それでもいいの?」
「あぁ、覚悟は出来ている、それにどうしてもこいつらの事が知りたいのさ、相棒として、武器として…そして俺の生をつかみ取ってくれたこいつらの事を…」
そう俺は言う
「そうか…なら仕方ないね、なら見てくると良い、君の前世をね…」
メヌエットは俺にそう言うと俺の頭を少し触ると俺は……片方の剣…レーヴテインの事を思い出した…そこに浮かんで来るのはある女の子…翼が焼けて骨になってしまった女の子の姿だった…




