表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
129/131

128



 ――体が、とても軽くなった。


 すべての力が……抜けてしまったんだ……。


 揺れはおさまっている。みんなは……どうしたんだろう……




 あぁ……暖かい……目の前が……とても明るい……




 ぼくは、軋む体を少し揺らし、ゆっくりと顔を上げた。

 どうやら、いつの間にかまぶたを閉じてしまっていたようだ。

 光が、ぼくのまぶたに当たる。ぼくはそっと、そのまぶたを上げた。







 ――一面の薄い水色に、やわらかい白の雲が浮かんでいる。



 風がぼくの頬を撫で――やわらかい日差しが、ぼくを照らしていた。








 青い……なんて……きれいなんだろう――










 空だ……――――










評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ