4 婚約と教会
「何の事かな?」
突然ライリから僕が『神ロムの使徒』で『賢者』じゃないかと
言われたのだ。
「なぜかですか?」
「そうだよそれに僕は『神ロムの使徒』でも『賢者』でもない。
それにその二つはここに来るまでに聞いた話からしてありえないことでしょ?」
そうだ賢者はまだしも『ロムの使徒)に関しては100年に一度現れるかどうかの
存在この世界で現れる事自体奇跡なのだから。
「そうですね。賢者は魔法、剣術、武術などのその道を極めた者が
手に入れる称号ですからね。あなたみたいなどう見ても私と同じ年齢の方が
持っていることはおかしいですね」
「そうだよ僕はまだ18歳だよ確かに15歳の頃に旅に出たけどそれだけの事
なのに何でそう思ったの?」
ヤバいな正直、僕のステータスは頭がおかしい今バレでもしたら
夢のスローライフが送れなくなる。
「なぜそう思ったのかは、私のスキル『慧眼』に見えたからです」
慧眼それは前世の記憶だと『物事の本質を見抜く力』だったような。
「それでその慧眼で僕はどう見えたのかな?」
「はい、私にはあなたの名前、歳、そして称号が見えました」
「なるほど」
これはスキル封じのスキルでも作るか。
「わかった。なら今見たこと聞いた話は今後誰にも話さないでほしい
たとえ君のお父さんにもだ」
「わかりました」
とライリと話していると
トントン、部屋の扉を叩いて。
「姫様お茶をお持ちしました。それに」
「ライリ私も来た」
そうフェネと王様がやってきた。
「すまないな待たせたな」
「いいえ僕は時間はありますから」
「そうか、それで手紙を書いてきた」
と王様は机の上に封筒を置いた。
「これを冒険者ギルドの受付に出せばギルドマスターに会えると思う」
「ありがとうございます」
そうして僕は手紙を懐に入れた。
そして王様が
「本当にそれだけでいのか?
もっといいお礼の品を準備できたのに?」
「そうでね。...」
と考えて一つ思いついた。
「それなら家がいいです」
「ほう、家かまた何で?」
「そうですね理由としては僕はここまで旅をしてきましたが
ここらへんで定住しようと思いまいして。
でも、宿にずっと止まるわけに行かないので」
「なるほどわかった。
それなら希望はあるか?ある程度なら準備はできる」
「ありがとうございます。
それなら近くに湖があって森の中にあることろがいいです」
「わかった」
ドン、と突然ライリが机を叩いて立った。
「お父様!」
「なんだ突然」
「私決めました。
私は天津時雨様と結婚したいと思います」
「ブーーーー、ゴホゴホ」
何言ってのこの姫様!
「そうか分かった時雨殿よろしく頼む」
「いやや何言ってるんですか?
それに何でいきなり結婚なんですか?」
「そうだなライリはスキル『慧眼』を持っていて
人の善悪がわかるんだ」
「それでも何で出会ったばかりの奴と結婚なんですか」
「そうですね率直に言いますと私はあなたに
一目ぼれをしました」
「なるほどねー、て納得できると思う?!」
「私もわかっています。
なので私も時雨様と一緒に冒険をしたり暮らしたいです」
「どうかな時雨殿?」
「わかりました。でも姫様は何歳ですか?」
「私ですか?私は今16歳です。」
「そうですか。でも僕の故郷じゃあ19になるまで結婚はできないんです」
「そうか。時雨殿は今何歳かね?」
「ちょうどこの前18になったばかりです」
「そうかなら一年間の間でお互いの事を知ってもらいたい」
「あのーー」
「どうしたフェネ?」
「その私的には姫様の護衛を続けたいのですが」
「そうだなライリいいか?」
「私的にはうれしいのですが時雨様がどう思われるのか?」
「そうだな時雨殿どうかな?」
そうだなライリ的にもフェネが居たら気が楽かな
それに何かあったときにも僕的に楽か
「わかりました」
「そうかありがたい」
「ありがとございます」
「これで一通りのことは決まったなそれでは家の事もあるので
一時間ほど待ってくれ」
「わかりました。
それじゃあ今から教会に行きたいのですが?」
「わかった。それじゃあ家の地図と冒険者ギルドへの
手紙をライリに持たせて教会に行かせるがいいか?」
「私は構いませんよ」
「僕もそれでいいです」
「よし、フェネ時雨殿を城の門まで案内してくれ」
「わかりました」
そしてし僕はフェネに城の門まで案内されて
「それでは時雨様、私はここで」
「ありがとうございます」
「いいえお礼なんか
それと教会までの道はわかりますか?」
「さっき教えてもらったから大丈夫ですよ」
「そうですか。
それではまた後で」
「はい、それでは」
そうして僕は城を出て教会に向かった
「にしても婚約か・・・」
城から少し歩いてしばらくして僕は教会についた
教会について僕は教会の扉を開けた
「あのーすいません」
「あ、はい」
そこには綺麗なシスター服を着た女性が
椅子に座っていた。
「いきなりすいません」
「大丈夫ですよ」
あれ、この人どこかでてかあいつに…
「あのーどうなされましたか?」
「いいえ礼拝をしてもいいですか?」
「はい、大丈夫です
好きな場所に座ってやってください」
「そうですか」
そうして僕は席に座って目を閉じると
「いやーこんなに早くに会えるとは思わなかったよ」
「そうですかロム様」
「ロムでいいよそれで今日は何でここに?」
「ロムに聞きたいことがあって」
「聞きたいこと?」
「そうスキルランにあった世界の本棚って何?
名前的に本があることはわかるけど」
「それかそれはね簡単に言えば
君の前の世界と今の世界二つの世界の事がすべてわかるスキルだよ」
「二つの世界のすべてが?」
「そう使い方は本棚をイメージをすれば入れて
そこから気になる事を考えれば手元にその本が来て読めるよ」
「そうなのか」
「それと本棚から出した本は実際に君の手にあるけど
他人からは何も書かれてない白紙の本に見えるから気を付けて」
「ありがとうロム」
「どういたしましてあと婚約おめでとう」
「見てたの!?」
「そうりゃあね見てたよ」
「恥ずかしい」
「気にしないでいいよここは異世界なんだ君の好きなように暮らせばいい」
「そうだね、それじゃあ僕は戻るよ」
「そうかいそれじゃあまた」
「また」
そうして神界から帰ってきて目を開けれると
そこは教会だった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー「さて時雨これからの君のスローライフを僕いや私も見届けたいからね」
「あれーロムちゃんまた彼を見ているの?」
「そうだよ」
「わざわざ転生時にあんな事して」
「いや本当にあれはお詫びなんだけどね」




