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キッカケは強制女装  作者: 麻奈美
2/3

中編

現役女子高生ニューハーフのもみじ(仮名)。

Cカップのホル乳をブラに包み、セーラー服を着て今日も元気に登校する彼女を見て、もう誰も男の子だなんて思わないでしょう。

男子に生まれたにも関わらず、彼女がオンナ道へ入り込んだキッカケは強制女装でした。

そんな彼女の歩んできた人生とは・・・


ブログ「オンナ道」からの転載です。

オンナ道:http://ameblo.jp/miniskirt-hirahira/

それから数年の月日が流れ、彼女に新しい父親ができました!そう母親が再婚したのです。

息子が女装少年だというのは流石にマズイと思ったのか、再婚を機に母親は彼女に男の子に戻るよう言ってきました。

やっと普通の男子の生活ができるんだ・・・そう思って彼女は安堵します。


しかし男子に戻ったのもつかの間、新しいお父さんは母の前であればいい父を演じますが、二人きりになると彼女を邪魔者扱いするような二重人格でした。

その為、ギクシャクした関係を過ごす日々・・・

彼女は大好きな母親にすがろうとしますが、母は新しい父に夢中で、もう彼女をかまってくれません。


(家でも一人ぼっちになっちゃった・・・)


半分引きこもり生活だった彼女は、大好きな母を取り戻したいと考え、その方法を必死に考えます。

(やっぱり男に戻ったのがダメだったのかなぁ・・もう私のことなんかどうでもいいのかなぁ・・・)


そんなことを考え、導き出した答えは・・・完全なるオンナになること!

本当は女の子が欲しかったお母さんは、私が完全に娘になればまた自分の所に戻って来てくれるはず・・・

こうして彼女のオンナ道はスタートしました。


既に中学生になっていた彼女はネットを駆使してホルモンをゲット、摂取を始めます。

しかし学校や家族にバレてはまずいので、急激に女性化しないよう細心の注意を払わなければなりません。

その結果、彼女は中性的なまま中学を卒業しました。


彼女が加速度的に女らしくなっていったのは、高校入学を機に一人暮らしをしてから。

中学の時の進路相談で、遠くの高校へ行きたいので一人暮らしをしたいと両親に相談します。

ご両親もラブラブ生活をしたかったのでしょう、目の上のこぶの彼女が家から離れることに対し、全く反対しなかったそうです。


(次に帰って来たときは娘になってるから待っててね、お母さん!)

そう心に誓い、彼女は家を飛び出しました。

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